# LIN NE KRO NE歌詞とにらめっこする会 !!! 書きかけです !!! [LIN NE KRO NE](https://youtu.be/62LChKaEUCk)歌詞の主に「英詩原文から読み取れる情報」をまとめてみようという会です。 情報を羅列していくだけなので、そこからの解釈は読み手の皆様に任せることとします。 なお、にらめっこ対称はゲーム尺ではなくFull版の歌詞です。 **[注意]** 筆者は決して英語に詳しいわけではないので、書いてあることが正しいとは限りません。なにかミスがあればどなたでもこっそりDMか何かで教えてください。こっそり直します(こら)。 ## 登場人物 人称代名詞は日本語よりも英語のほうが情報が多いので確認しておきましょう。 英詩では人物らしき名詞が5種類出てきます(ただし不特定の人物と思われる「誰か someone」を除く)。 - I(己) - the god of repetition, she(繰り返しの神様) - a bored tyrant(退屈な暴君) - he(彼) - you(君) まず「己 I」について。この歌詞では"I"の訳は一貫して「己」が充てられています。また、"our mistakes"の訳として「人の過ち」が充てられているので、"I"にあたる人物は「人」のうちの一人と考えるのが妥当でしょう。ただし、出現する「己 I」がすべて同一人物と考えるのは早計かもしれません。この点は長くなるので次項で。 次に「繰り返しの神様 the god of repetition」について。英詩を読むと、この人物には代名詞sheが充てられていることがわかります。 > the god of repetition - was she smiling? > 繰り返しの神様は――微笑っていた? 性別不詳の人物に対してsheを用いるケースを探してみましたが、そこまで一般的なものではないようです。近頃だともっぱらtheyか、公的な文書であればhe or she, he/sheが用いられるそう。この「繰り返しの神様」は女神のイメージが近いのかもしれません。その点goddessではないのが気にはなりますが。 次に「退屈な暴君 a bored tyrant」について。この名詞は序盤で出てきます。台詞の直前という出現位置を考えるに、後から出てくる「彼 he」は同一人物と見てよいでしょう。 > a bored tyrant asked in the raining of the fire bomb > “am I going round or am I only falling down?” > 燃夷弾の雨が降るなかで 退屈な暴君は問う > 「己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?」 > he lay his sword next to the body of his loved one > “am I going round or am I only falling down?” > 彼は嘗ての友の亡骸に剣を手向け 、また問うた > 「己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?」 実は後半の英詩には「また問うた」に対応する部分がなくて面白かったり。 最後に「君 you」について。いくつかの箇所から、これは「退屈な暴君 a bored tyrant」のことを指しているのではないかと推察できます。一番核心的と思われるのが次の箇所。 > I’ll steal you from this crown > 君を退屈させる王位など奪ってしまおうか 「君」は「王位」を「奪」われうる人物であることがわかります。ここから「退屈な暴君 a bored tyrant」と考えるのが最も自然ではないでしょうか。 以上より、この曲の登場人物は次の3人であると考えられます。 - I(己)→語り手 - the god of repetition, she(繰り返しの神様)→神様 - a bored tyrant(退屈な暴君)→君 以下では→先の表記で各人物を指すこととします。 ## キーフレーズ > am I going round? am I only falling down? > 己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか? この歌詞で頻出するこのフレーズですが、実は君の台詞上だと少し表記が違います。 > “am I going round or am I only falling down?” > 「己は廻っているのか、其の実、堕ちているだけなのか?」 明確に君の台詞の引用である箇所では、orで繋がれた1文になっています。和訳だと違いがないので、英詩とにらめっこしないと気づけないという罠。引用になっている箇所はラップで、そうでない箇所にはメロディがついているのを聞いていると、語り手が君の発言を復唱して歌にしているように感じられます。 よく考えてみると、歌詞中での具体的な動作は「彼」が「嘗ての友の亡骸に剣を手向け」ている(he lay his sword next to the body of his loved one)だけなんですよね。全体的に抽象的というか、語り手が独白に徹しているというか。君の問いかけを繰り返しながら、「輪廻 reincarnation」について思いを巡らせている歌と言えるかもしれません。 ## 対比と仮定法 ## 語彙 ## 語り手の思惑