# 「マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則」ピーター・ドラッカー ### 2021/06/17 川西 #### 書籍情報 「マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則」ピーター・ドラッカー https://www.amazon.co.jp/dp/4478410232/ref=cm_sw_r_tw_dp_T70EQYABK1AM06TTE0CV #### どんな本? - 著者 - ピーター・ドラッカー - ユダヤ系オーストリア人 - 1909年11月19日 - 2005年11月11日 - ビジネス界に最も影響を与える思想家 - 「現代経営学」あるいは「マネジメント」の発明者(wikipediaより) - 本書 - 2001年出版 - 1975年(約45年前)に発行された「抄訳マネジメント」を改訂改題し新しい論文を加えたもの - マネジメントに関して今でも読まれている古典 - もくじ - マネジメントの使命 - 企業の成果 - 公的機関の成果 - 人間と仕事 - 社会的責任 - マネジメントの方法 - マネージャー - マネジメントの技法 - マネジメントの組織 - マネジメントの戦略 - トップマネジメント - マネジメントの戦略 - 要点(キーワード) - マーケティング(顧客) - イノベーション(社会的・経済的) - 顧客を創造する - 企業は事業とは何かを考える - 働く人に成果を上げさせる事 - 人は最大の資産 - 生産性の向上 = 働く人に成果を上げさせる事 - 個人の働きがいや生産性の向上には仕事そのもにに責任を与えることが必要 - 目標・戦略・フィードバック - マネジャは専門家(知識労働者の台頭)の通訳 - マネジャには生まれ持っての真摯さが必要 - リスクを恐れない - 成長 - 社会との関わりかた(社会問題の解決) - 変化は絶対あるので脅威ではない - 継続学習の重要性 - 組織の基礎となる原理:個人の強みは社会の為になる #### 参考にすべきトピック - マネジメントの使命 - マネジメントの役割(全ての組織の中心はマネジメント) - 組織の目的を果たす - 組織で働く人を生かす - (グローバル)社会問題の解決に貢献 - 現在未来・短期長期を無視しない - より大きな成果が得られるものに資源を向ける(起業家的活動) - 企業の成果 - 顧客を創造すること(顧客と市場を創造する) - マーケティング - 顧客は何を買いたいか - 顧客を理解し顧客から欲してくれるようにすること - 集中するべき分野 - 最適な市場地位を獲得(≠最大) - イノベーション - 成長する経済(変化を当然とする経済)にのみ企業は存在する - 新しい満足を生み出すこと(brtter製品、more便利、more満足) - 技術 < 経済的・社会的 - 社会のニーズを事業の機会としてとらえる(マネジメントの役割) - 公的機関の成果 - 事業が何かを定義 - 明確な目標 - 活動の優先順位 - 成果の尺度 - 成果に対してのフィードバック - 成果の監査 - 人間と仕事 - 仕事は個々の作業ではなく一連のプロセス - フィードバックをおこなうこと - 生産的な仕事→自己実現 - 人が最大の資産 - 社会的責任 - 社会的責任は回避できない(組織が崩壊しても批判されても社会に貢献するのか) - 私たちの活動が社会に影響を与える・社会が私たちの活動に影響を与える - 最小限の影響ですむように取り組む - 社会的な問題があるのに世間に知られていないからと言って無視してはいけない - 社会に問題がある→取り除く必要がある→私たちの活動で取り除けないか - 社会問題を解決することで社会的イノベーションをおこす - 「知りながら害すな」 - マネジメントの方法 - マネージャーとは - 組織の成果に責任を持つ者 - 専門家の知識を組織全体の成果に結びつける役割 - 専門家のアウトプットを助ける - 成果を生み出す生産体制を創造すること - 人的資源のあらゆる強みを発揮させること - 決定や行動が「今」なのか「未来」なのかかんがえること(未来は不測) - 仕事内容 - 目標を設定する - 組織する - 動機づけとコミュニケーション - 評価測定 - 人材開発 - 生まれ持っての真摯さ(真摯さは絶対) - 凡人に非凡な成果をあげさせること - 何が正しいかを判断できる - 個人の強みに目をつける - マネジメントの戦略 - イノベーションは独立したチームが必要 - 沈滞に対してNOといえる組織 - マネジメントの役割 - 組織本来の使命を果たすべくマネジメントすること - 生産的な仕事を通じて人に成果をあげさせること - 社会と個人に生活の質を提供すること - 消費者と従業員のニーズについて、予期し、識別し、満足させること - 人の強みを生産的なものにする #### 所感 - ラクーンでのビジネスモデル勉強会や取り組みなどで聞いたことがある内容が多く、すでに実践されていた - 経営理念:企業活動を効率化し便利にする - 必要なサービス力(顧客、やりがい) - 必要な組織力(人材) - 個の時代(強み) - 中長期目標(目標とその管理) - 各種研修や勉強会(継続的な勉強) - 創造力コンテストやビジネスモデル発表会(イノベーション) - 日本的社会が好例として紹介されており、日本人になじみやすい(おもてなし・人情・安定) - マネジメントの戦略以降の章はトップマネジメントや戦略についてで、今はじっくり読む必要はないと思った - 組織を作る - マネジメントしないと腐る - 組織の目的を明確にする(バラバラの方向を見ない) - 個人の強みを生かす - 個人が生き生きするような風土作り - リスクや変化を恐れない風土作り #### お勧め度(☆☆☆☆☆) - ★★★☆☆ - ドラッカーのマネジメント関連の動画、書籍、ネット記事がたくさんある #### 質疑応答
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