# ! ファシリテーション超技術 ## 2021/07/01 保田 ## 書籍情報 ゼロから学べる! ファシリテーション超技術 - 園部 浩司 (著) https://www.amazon.co.jp/dp/476127512X ## どんな本? ファシリテータ=会議を**円滑に**進行する人としたうえで、 著者の経験をもとに**良い会議**を作る心構えやテクニックをまとめた本。 全8章で208ページということもありサクッと読める。 章立て 1. 会議にはファシリテータが不可欠 - ファシリテータと会議の関係 - 会議の5類型でとらえる(この本では**問題発見・解決会議**のみがスコープ) 2. ファシリテータに重要なアジェンダの作り方 - アジェンダの事前準備は主催者のマナー 3. ファシリテータが知っておくべき議論の進め方と問題解決のステップ - 著者オリジナルの「問題解決フレームワーク」 4. 会議中にメンバーの意見を引き出すには - 意見を出しやすくする仕掛け 5. メンバーの意見を引き出しさらに整理する - KJ法による整理 6. 合意形成の仕方 - 決め方/粒度/基準の3軸で納得感のある合計形成 7. 会議中の雰囲気づくりとファシリテータの心構え - 心理的安全性の演出 8. オンライン会議でのファシリテーション術 - オンライン会議での気配り - オンラインならではのポイント よくある質問(Q&A) ファシリテーションの参考シナリオ ## 参考にすべきトピック - 著者オリジナルの「問題解決フレームワーク」 問題解決までを以下の4フェーズ8ステップに分割して1ステップごとに実施 1. 問題発見 - 現状把握 - あるべき姿を描く - 問題をとらえる 現状とあるべき姿のギャップを**問題**として定義する 2. 原因分析 - 原因の洗い出し - 主原因の特定 主要な原因を1~2個まで特定する(上位20%の原因を特定する) 3. 解決策の選定 - 解決策の洗い出し ブレスト(ブレストなので評価は後回し) - 解決策の選定 実現可能性/費用対効果/予算などと照らし合わせて解決策を1~2個に絞り込む 5. 計画の作成 - 活動計画の策定 5W1H/SMARTなどを使って明確化 - 参加者の納得感 - 正しいかどうかよりも「自分の意見が入っているか、聞いてもらえたか」のほうが納得感がある - 全会一致->一任 - 評価基準の可視化 - 心理的安全性の演出 - 会議中の笑顔 - 腕組みをしない - 声のトーンをいつもより上げる - 自分とは異なる意見でも否定しない - 反応する(ポジティブなリアクションをする) ## 所感 ラクーンの会議ではタイムスケジュールまで含めたアジェンダはほぼない(自分の経験だとPJ振り返りでKPT使う時くらい)ので、日ごろの会議でも試してみたくなる内容が多め。 バズワード気味になってるものの、心理的安全性について繰り返し書かれていたりもするので心理的安全性が重要なものという認識が広がっている印象を受けた。 また、著者オリジナルの問題解決フレームワークは要求定義の際に使ってみると結構有用そうな印象があるので、日ごろの業務に取り込んでみても面白そう。 ## お勧め度(☆☆☆☆☆) ★★★☆☆ ## 質疑応答