この記事はPokémon Past Generation Advent Calendar 2022 9日目の記事です。 ポケモンXDの乱数調整と、その自動化について書きます。 はじめに 『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』は、いわゆる第3世代に分類されるポケットモンスターシリーズ外伝作品です。前作『ポケモンコロシアム』同様、基本的に野生ポケモンは出現せず、敵が繰り出す「ダークポケモン」をスナッチして(奪って)仲間を増やす異色のストーリーが特徴となっています。 ともに旅をして心を通わせ、リライブを完了した元ダークポケモンには、ほかに入手方法のない専用のリボンである「ナショナルリボン」(二つ名:こんなんをのりこえた)が付与されます。したがって、GC外伝2作品は一部のリボンコンプ勢にとって、発売から17年が経った今なお重要な作品であり続けています。 私はおもに(自分の好きなポケモンであるジュペッタが登場する)ポケモンXDについて、乱数調整の自動化をおこなってきました。この記事ではその総括と、最新のXD自動乱数調整についてご紹介します。
12/9/2022はじめに 以前WHALEの.NET向け制御ライブラリとして公開していたSunameriを、この度大幅にリニューアルし、GC自動化用JavaScriptエンジンとして公開しました。 基本操作はもちろん、.NETとの連携、外部ライブラリの利用、画像認識などなんでもできる、強力なマクロ実行環境です。 宣伝と簡単な使い方の解説です。 使い方 Sunameri.exeにJavaScriptファイル*.jsを読み込ませると、実行されます。
6/11/2022あたりまえに「いくつ前のseedを使って〜」って話してるけど求め方書いたことなかったなって思って... はじめに 夜綱さんが公開している乱数調整ライブラリPokemonPRNGは、.NETで乱数調整ツールを作成する際に非常に便利です。いつもお世話になっております。 このライブラリをPowerShellから直接触れるようにすると、seed間の消費数の計算や、あるseedからいくつ進める/戻すといった計算を、ツールを使わずともコマンドラインから簡単に利用できるようになります。 導入 上記リポジトリのReleaseよりダウンロードした最新のnupkgをzipにリネームし、PokemonPRNG.dllを取り出して[System.Reflection.Assembly]::LoadFromで参照するだけです。
4/22/2022以前から制作しているポケモンXD乱数調整における初期seed厳選の自動化プログラムを大幅にアップデートし、乱数調整の大部分を自動化するプログラムを公開しました。 初期seedの厳選 「いますぐバトル」でファイヤーを見て高速消費 消費後のseed特定 目標seedまでの消費手段を計算 「いますぐバトル」手持ち生成・設定の変更、config.jsonで有効にした場合はレポートを書く・もちものを開く・放置時モーションを見る、を組み合わせて目標seedまで消費する 以上を自動で行います。ロード後に不定消費要素がない、seedが合っていれば100%成功する乱数調整では、ほぼ全自動化が実現します。そうでない試行回数を要する場面でも、ロード即エンカウントを繰り返すだけの作業にすることができるので、恩恵は大きいはずです。
4/10/2022or
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