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# vim tutorial #1

# 1. モード
vimには他のエディタと明確に異なる点として mode の切り替えがある

1. norml mode(esc) 基本のモード。カーソルの移動や検索
2. insert mode(i) 文字が挿入できる
3. command mode(:) コマンドが打てる
4. visual mode(v) 範囲を選択して操作できる

困ったらescを連打でnormal modeに戻る

# 2. ファイルの読み込み・保存
command mode(:) からおこなう
w : 書き込み(write)
w <new filename>: 名前を付けて保存
q : 終了
q! : 変更点を破棄して強制終了
e <otherFile> : 他のファイルを開く

# 3. 移動系のコマンド
normal mode(esc) で使える
gg : ファイルの先頭へ
G : ファイルの一番最後へ
ctrl + f : 1画面(ターミナルに写ってる範囲)下へ
ctrl + b : 1画面上へ
w : 1単語先へ
b : 1単語前へ

w/b の単語系は、単語の先頭までカーソルを移動
日本語などのマルチバイト文字の編集には向かない(正しい位置に行かない)

^ : 行の先頭へ
$ : 行の末尾へ
f(文字) : 行のその文字までジャンプ
% : 対応するカッコにジャンプ

# 3. visual modeについて
選択系のコマンドが使える
normal > v > visual mode

v : 文字単位のvisual mode
shift + v : 行単位のvisual mode
ctrl + v : 矩形選択visual mode

visual mode中でも、移動系コマンドが使える
ビジュアルモードと移動系コマンドを組み合わせて、
便利な動作ができる

例. 全選択
gg > shift + v > G
1. 最初の行に戻る
2. 行選択visual mode
3. 最後の行に移動

# 4. カット(削除)、コピー、ペースト
vimでは、カットしたものはクリップボードにコピーされる

x : 一文字でカット
dd : 1行でカット
3dd : 3行カット
p : ペースト
yy : 1行コピーする。yyはヤンクの意味
3yy : 3行コピー

yank = ぐいっと引く。linuxではコピーの意味

## 一般的なテキスト操作との対応
vim general
delete カット
put ペースト
yank コピー

## dd と yy について
1行カットと1行コピー
実際には範囲を指定して、d もしくは yコマンド
$d : 現在位置から行末までカット
$y : 現在位置から行末までコピー
よく使う動作なので、2回連打して使えるようになっている

# 5. 検索
normal modeでできる

検索
/(単語) : 単語が出てくるところまでジャンプ
* : 現在の単語を検索(下方向)
# : 現在の単語を検索(上方向)

検索後
n : 下方向に続けて検索(next)
N : 上方向に検索

# 6. 置換
コマンドモードから実行
変数名などを置き換えるのに便利

:s/old/new : 次の単語を置き換える。substitude(置換)コマンド
:s/old/new/g : gをつけると、行の単語全体
:%s/old/new/g : %をつけると、ファイル全体の範囲を示す
:%s/old/new/gc : cをつけると、置き換えるか確認する(confirm)

# 7. undo, redo

u : undo
ctrl + r: redo

rにはreplaceが割り当てられているので、
redoの方はctrl + r