# 2023達人 反省
ゲームセンター版 太鼓の達人 ニジイロVer. において、2023/09/23~2024/05/22 で「段位道場 2023Ver. 」が公開されており、私は「達人」という段位の合格を目指していましたが、合格には至りませんでした。
前作、前々作と達人を取得していたので、レッドVer.から(緩やかではありますが)広義単調的に昇段していた段位も今作で降格となります。
本記事では、私が段位の期間でやってきたことを思い出せる限りで書き連ねてそれについて考察をし、どのようなアプローチをすればより合格に近づけたのかを私なりに考えたいと思います。
## 略歴
私のことをよく知らない人もこの記事を読むかもしれないので、参考情報として私の太鼓歴と過去の最高段位を示します。
### 太鼓歴
2007年8月~現在まで
2011年11月16日から2012年4月下旬頃までは、新筐体への移行のタイミングでそれまでお気に入りでやっていた譜面が軒並み削除されたことを理由に、
2015年2月中旬頃から2016年3月上旬頃までは、大学受験への専念を理由に、
他にも期末試験や論文投稿の締め切りなど、タスクに追われたタイミングで一定期間太鼓の達人をやらない時期はありましたが、
基本的には優先度の高い趣味として継続をしています。
### 過去段位
KATSU-DON Ver. 赤大将
ソライロVer. 赤十段
モモイロVer. 赤十段
キミドリVer. 赤十段
ムラサキVer. 無段位(受験勉強専念のため)
ホワイトVer. 赤玄人
レッドVer. 金超人
イエローVer. 金超人
ブルーVer. 金超人
グリーンVer. 金超人
2020Ver. 銀枠金超人
2021Ver. 銀枠赤達人
2022Ver. 銀枠赤達人
2023Ver.(今作) 金枠金超人

## プレイデータ
以下で述べる通算全良回数等はちゃんとカウントをしたわけでは無く、あくまで体感に基づく推測で、実際の値とは異なる可能性があることをご了承ください(なるべく誇張表現にならないように、若干少なめに見積もっているつもりです)。
### わら得る2000

段位内を含めると、通算全良回数は100回以上だと思います。
### 疾風怒濤(裏)

段位内を含めると、通算全良回数は50回以上だと思います。
### 23時54分、陽の旅路へのプレリュード(裏)

最大の良の数は1418を何度か(可3不可2: 2回、可4不可1: 1回、可5フルコン: 1回)。
0-0通過したと仮定した時の合格圏内(=可7不可2以内)には、30回以上は収まっていると思います。
### 達人挑戦回数
通算600回程度?ラスト一か月で500回以上、それ以前でも段位を通す感覚を掴むために数十回程度は挑戦していたと思います。
0-0通過: 20回
逆ポセイドン地帯突破(プレリュード裏105小節以降到達)回数: 20回程度?
25連突破(プレリュード裏121小節以降到達)回数: 5回
量については赤達人狙いをしていた人の中でも(合格者・不合格者含め)かなり積んだという自負はありますし、私自身としてもこれ以上積むのは精神的にも肉体的にも時間的にも厳しいと感じています。
## プレイ環境
私が主にプレイしていた筐体は何十人もの達人・金達人を輩出している実績があるほどメンテナンスは良いですし、私が連日通えるような範囲のゲームセンターの筐体の中でもダントツで相性が良かったです。
この点から全国的なトッププレイヤーも頻繁にいらっしゃられますし、そういう方のプレイをよく間近で見ることができたり、お話できたりするような環境にいました。
貸し切りや連コ台など、店舗側で明示的に連奏を推奨するような制度はありませんが、ゲームセンターのお客さんの間では、記録を狙っている人がいたらその人へ優先的に台を譲る文化が自然に醸成されており、私もその恩恵を存分に受けていました。
特に段位の追い込み期間では数多くの方々に励ましのお言葉・応援を頂き、既に達人・金達人になられていて私の不足している部分について都度的確にアドバイスをしてくださる方や、自発的に飲み物をプレゼントしてくださる方、クレジット代を支払ってくださる方もそれぞれ複数いらっしゃいました。
私が連日閉店まで粘着しているのを見かねた店舗様側が、善意で以下のようなものを作ってまで、
私の挑戦を応援してくださりました。

以上の点から、環境面についてはかなり恵まれている方だと思います(改めて、これだけの環境を築き上げるのに貢献してくださっている全ての方々にこの場を借りてお礼を申し上げます)。
## 使用したバチ
- **~2024/05/15 1曲目用**

- 公式マイバチ<蒼>
- グリップ巻きなおし等無し
- **~2024/05/15 2, 3曲目用**

- 材質: ラミン
- 長さ: 38cm
- **2024/05/16~2024/05/22 1~3曲目用**

- 材質: 米ヒバ(多分)
- 長さ: 38cm
- 知り合いに貸していただきました。
## やったこと
### 2022達人合格~現在まで
#### 2022達人粘着における反省
「段位道場 2022Ver.」の達人では、比較的簡単な回との世間の評判にも関わらずかなりの苦戦を強いられ、
2022/10/21に金超人になってから継続的に粘着をして、合格したのは段位終了の約2週間前である2023/05/21でした。
このままでは2023Ver.でも達人を取れるかがかなり怪しいと、この時点で感じていました。
そのため、自分なりにその過程を振り返り、2023Ver.の目標を見定め、やり方を見直すことにしました([こちら](https://hackmd.io/@xfsZqcAJSZ-kwP2m7zqGVA/BJNCgLK8n)がその時の記事ですが、個人用に書いたので内容や体裁は雑です)。
この時執筆した内容を、時たま見直すようにしていました。
#### ☆10、でたらめロール処理の練習
人段位以降の追加が迫るまでは、あまりやってこなかった中上位の全良狙いや、
接続すら覚束ないような最上位の練習を中心に☆10を広く触れていました。
例えば、以下の譜面を触れていました。
- Player's High
- 幕末維新譚
- パン vs ごはん! 大決戦!(表裏両方)
- LΔchesis(裏)
- Destination 2F29
- Calamity Fortune(裏)
- 第六天魔王
- poxei♦DOON
- Vixtory(裏)
中位をやる時は、全良できてもできなくてもその日一日しかやらないと決めて粘着をし、
最上位はDestination 2F29のような高速ロール処理やCalamity Fortune(裏)のような
高速なロール処理の切り替えに課題を感じていたのでそこを重点的にやりつつ、
気分でやりたい最上位をやる、ということをしていました。
Calamity Fortune(裏)は多少の改善が見られたような気がしましたが、
Destination 2F29は難しすぎて最後まであまりできるようになりませんでした。
あとは2022Ver.時点でちまちまやっていてロール処理力の向上を感じたので、
拙いですが気分転換として例えば以下のような譜面にでたらめをかけてロール処理でやる練習をすることが多かったです。
- Wasabi Body Blow
- FREEDOM DiVE↓
- ネクロファンタジア ~ Arr.Demetori
- Black Rose Apostle(表)
- EkiBEN2000
#### 段位道場の課題曲、入ったら困りそうな譜面の練習
人段位以降の課題曲の一部が公開されると、上記に加えてそれらの練習をしていました。
また達人に入る可能性が現実的にあり、入ったら困りそうな譜面を少しだけやっていました。
具体的には、以下のような譜面です。
- たいこの2000
- Challengers
- ラ・モレーナ・クモナイ(裏)
結果的に入りませんでしたが、突貫工事過ぎて入ったらかなり困るくらいの仕上がりにしかなりませんでした。
#### 玄人以降の段位追加、~金超人
私は初見耐性に自信が無く、特に段位公開初日や2日目では本格的に段位を詰める人も数多くいることが予想されることから、
公開から2,3日は譜面研究を中心に行っていました。
譜面研究としては、以下のようなことを行っていました。
- 譜面をひたすら見て覚える
- 自分に合った運手を見つけて空打ちすることで身体に定着させる
- X、YouTubeで流れてくる他人のプレイ動画をひたすらブックマークしたりリストに入れたりして、他の運手やアレンジが無いか調べる
特に3つ目でひたすらブックマークした内容は、
自分の運手を見直すうえで段位粘着終盤までかなり役立ったと感じています。
また、運手を組むうえで、「今はできなくとも、将来的にできるようになった時を仮定したら安心感が高そうな運手」をモットーに運手を組み立てていました。
この作戦にした理由は、2022Ver.の達人で自分の複合処理能力を高めなくてもできるが、安定感が低い運手を最初から選択した結果、一定のラインまでは比較的すぐ詰まったもののそこから大苦戦したという経験があったためです。
9月中に名人まで合格して、それからはCUT! into the FUTURE(裏)の練習だけをしていました。
ニジイロVer.になって以降は超人3曲目を全良してから超人金合格を狙う、という流れで超人を詰めていたのですが、
今回は超人3曲目が難しくなかなか全良ができなかったため、一旦超人の金合格を狙ってから超人3曲目の全良を狙うという方針に変更しました。
実際には超人に金合格をしたその次のクレジットで全良が出てくれたのでかなりラッキーでしたが、地力S帯以上の難易度帯を重点的に練習する必要性があることを感じました。
#### 23時54分、陽の旅路へのプレリュード(裏)の粘着
超人金合格をした翌日である2023/10/25から23時54分、陽の旅路へのプレリュード(裏)(以下、プレリュード裏)の粘着を開始しました。
粘着初日時点で一通り譜面研究を済ませ、運手やアレンジも組んでいたので(もちろん今の運手とは大きく異なりますが)、最初の2~3週間について記録の進捗はそこまで悪くなかったと思います。
2023/11/10に可7不可3まで、
2023/11/14に可8不可1まで詰まり、
あと少しで0-0通過した時の達人合格圏内である可7不可2に収まるというところで、進捗が悪くなってしまいました。
2023/12/13に可7不可2が出てギリギリこのラインを突破し、可5不可3や可6不可3などそれらしい記録は出ていたのですが、
現実的に考えると達人合格を狙うにはもう一歩欲しいところで、このもう一歩がなかなか出なかったです。
#### わら得る2000、疾風怒濤(裏)の練習
プレリュード裏の進捗が出なくなってしまったため、他の達人課題曲2曲に重点を置くことにしました。
年末年始で実家への帰省があったことや、そもそも譜面傾向があまり得意でないことから時間がかかりましたが、
2023/12/24にわら得る2000を、
2023/01/19に疾風怒濤(裏)を全良できました。
#### 2024/02~ 達人を受験し始める
現実的に達人合格を狙える状況ではなかったですが、
自己ベスト合計で見て0-0-7(2)と一応は合格圏内に入っていること、
達人を通してやるプレリュード裏は演奏ゲームでやるプレリュード裏とはまた違うだろうということを踏まえて、このくらいのタイミングから経験の為に達人を受験し始めました。
案の定達人3曲目としてプレイするプレリュード裏は演奏ゲームのそれとは感覚的に異なる部分が多くあり、
特にBPM272の疾風怒濤(裏)からBPM300のプレリュード裏のBPM差、体力面などで見直しを図る必要性を感じました。
このタイミングで以下の修正を行った記憶があります。
- プレリュード裏の1個目の風船を捨てる
- プレリュード裏の第1ゴーゴーの最初の3つの9連を正攻法にする(これは後に撤回)
- プレリュード裏の道中や疾風怒濤(裏)の脱力を強く意識
また、段位内で前2曲をちゃんと通し切るのも想像より難しく、
この当時は3曲目に到達することすら全体の5割にも満たなかったと思います。
達人受験以外では、プレリュード裏を中心に、その調子が悪ければ他の2曲を練習するということをしていましたが、何一つ進捗は生まれませんでした。
#### 2024/04~ 達人課題曲の詰めなおし
達人合格への距離が全く縮まらないまま4月になり、本格的に危機感を覚えました。
このタイミングで多少調子が悪くてもプレリュード裏としっかり向き合わないとお話にならないという気持ちにようやくなったので、
プレリュード裏だけに専念をしました。
この頃から達人課題曲のオート動画をループ再生でひたすら聴き流しながら生活するようになりました。
そうすると思いのほかすぐに結果が出始めて、2024/04/03に可3不可2が出て2023/12/13以来の自己ベスト更新となりました。
それからも可2不可4や可3不可5など、不可の数こそ多いものの精度面では成長を感じる記録が出て、
一気に希望を見出せるようになりました。
ダラダラと並列に詰めていても成果は生まれにくいことをこの体験で強く痛感しました。
可3不可2が出てからももう少し安定感を高めたいと思い、
しばらくはプレリュード裏だけをやっていたのですが、
時間が残っていないことと、前2曲もそれぞれ一個ずつちゃんとやれば
3曲目にそれなりの余裕を残して到達できるようになるとも思えたことから、
一旦は改めて一つずつ丁寧に前2曲を詰めなおすことにしました。
そうすると、前2曲を可3以内で通せる確率がかなり上がり、
自分の中でも一気に合格に近づいたのを実感しました。
#### 2024/04 中旬頃~ 達人合格を本格的に見据えて特攻
前2曲がそれなりに安定して可3以内で通せるようになり、
プレリュード裏も精度面ではそれなりに戦えるようになってきたと感じたので、
「精度面は気合で耐えて、不可を残せたタイミングで合格できるようにする」という作戦の元で
本格的に合格を目指し始めました。
不可が出る時は可も同時に出ていることが多かったので、不可を残せれば精度もそれなりに収まっているはず、という目論見もありました。
すると、2024/04/25には不可が5個くらい出ている状態とはいえ初めてラスゴーに可を残せた状態で到達でき、
2024/04/26には可5不可4が出て、初めての不可落ちを経験しました。
この時、疾風怒濤(裏)の道中で変なところを叩いて可2不可2が出てしまい、それが無ければ合格という状態だったので勿体なさを感じつつも、
どちらかというと、本当に現実的にまだ間に合うかもしれない、という希望がさらに強まった側面が大きかったです。
あとはシンプルに疾風怒濤(裏)のミスが無い場合を考えると0-0通過となり、
その状況でプレリュード裏を合格圏内に抑えられるメンタルを有している自信が当時は無かったので、
仕方がないと割り切れた部分もありました。
このタイミングでGWに突入したので、この期間で一気に追い込みをかけて合格をしようと決めました。
また不安のある場所について改めて運手を見直してみて、運手の修正を2, 3か所行いました。
2024/05/03にプレリュード裏をようやくフルコンボでき、
2024/05/08に達人をフルコンボできたところから、
不可もそれなりに抑えられる自信を得ました。
また時系列が前後してしまいますが、
2024/05/05に初めてラストの49連まで到達でき、
もう合格が目前に迫っていることを確信しました。
しかしGW中に合格することはできませんでした。
GWが終わっても有給休暇や土日を利用してひたすら粘着していて、
0-0通過をした回数も10回を超え、プレリュード裏も可一桁フルコンボや可4不可1のような記録がぼちぼち出ていたのですが、
上手く嚙み合いませんでした。
次第にプレリュード裏もフルコンボが出なくなりました。
Xを見ると他の追い込みをかけた人がドンドンと合格していて、
もちろんめでたくてお祝いする気持ちがある一方で、
なかなか合格できない自分が本当に間に合うのか不安になる気持ちも募り始めました。
#### 2024/05/16 バチの変更
段位最終日まで一週間を切ったこのタイミングで、使用するバチを変更するという賭けに出ました。
今までは
わら得る2000を公式マイバチ<蒼>、
疾風怒濤(裏)とプレリュード裏をラミンでグリップなしのバチ
でやっていたのですが、これを3曲とも米ヒバでグリップ2重のバチでやることにしました。
この変更を行った理由は主に以下の通りです。
- 難所の通過率が低く、難所に対してアプローチを変えないと残り一週間では間に合わない可能性が高いという指摘があった
- マイバチにグリップを巻いた方が良いというアドバイスを以前より数多く受けていた
- たまたま人に貸してもらったバチが個人的に相性が良く、これなら合格確率を高められるかもしれないと感じ、段位期間中貸していただける許可もいただけた
初めの方は道中の単純なロール処理が入れられなかったり、反発を上手く制御できなかったり、
今までできていた複合ができなくなったりしていましたが、
振り方を見直したり、すぐ人に解決方法を尋ねてみたりすることで、
時間が無いなりに合格可能性はある程度上げられたと思います。
しかし、プレリュード裏のラスゴーまで可2, 3残して到達した回が何回かあったにも関わらず
メンタルが弱くてシングルが詰まってしまったり、
ロール処理の振りを慎重にやりすぎたりしたせいで一気に可を連発して、
チャンスを棒に振ってしまいました。
結局最後まで合格には至りませんでした。
### 一日の流れ
基本的には、1クレ目にウォーミングアップを行い、
それ以降は詰めたい譜面をひたすら粘着する、ということをしていました。
#### ウォーミングアップ
ウォーミングアップはほぼ毎回以下の流れで行っていました。
1. ネクロファンタジア ~ Arr.Demetori(ノンストップアレンジ+黄色連打はシングル or 旧式)
2. Central Dogma Pt.1(裏譜面)1.3 or 1.4倍&でたらめ
3. 第六天魔王 1.1~1.3倍&でたらめ
ウォーミングアップをこの内容で固定にしていたのには大きく5つの理由があります。
- **ウォーミングアップに時間をかけすぎるのはお金と時間が勿体ない**
限られた時間の中で、折角ゲームセンターに来たからには、記録狙いの方に時間を割きたく、
ウォーミングアップはできるだけ簡潔に済ませたいところです。
そのため、1クレで十分に身体を温められるメニューを考えました。
- **最上位をやる腕を作るには最上位をやらないといけない**
最上位をそれなりの熱量で詰めた経験のある方であれば共感していただけると思うのですが、
最上位で記録を狙える腕を作るためには10中位などをやっていてもあまり意味が無くて、
ハードな最上位をやるのが最も効率が良いです。
そのため、なるべく物量のある最上位を2, 3曲目に入れました。
- **身体が十分に温まっていない一発目から最上位をやると怪我をするリスクがある**
2022Ver.の時は、1曲目から憎悪と醜悪の花束(裏)やThe Future of the 太鼓ドラム(裏)のような難関曲をプレイしていたのですが、
ある日のウォーミングアップにて肩甲骨で肉離れを起こして、
一週間ほど太鼓ができなくなるのはもちろん、日常生活にも大きく支障をきたしたことがありました。
この経験が個人的にはかなりトラウマで、一発目は最上位でなく、かつ十分に身体を温められるメニューにしたいと考えました。
これを考えて色々試してみた結果、個人的に一番しっくり来たのがネクロファンタジアのノンストップアレンジでした。
このメニューのメリットは以下のようなものがあります。
- 後述の通り、内容がふざけているので多少事故っても許せる
- 譜面内容が単純で、ノンストップアレンジの敷居がそこまで高くない
- 1クレ目からできる内容ではあるが、かなりの持久力が無いとそれなりにキツい
- 2曲目から最上位をやっても現状ケガをしていないくらいには、腕が温められる
- **ウォーミングアップで一喜一憂したくない**
腕が十分に温まっておらず、集中も定まりづらい1クレ目は、基本的に満足のいく記録が出にくいと考えています。
一方で、そのような記録を1クレ目から連発していると、テンションも下がってしまいます。
ウォーミングアップは「腕を温める」のが目的で、それ以上は特に求めていません。
そのため、調子の良し悪しが関係ない程度にお遊び要素を入れることで、
記録狙いのテンションを下げずにウォーミングアップに集中できるという狙いもあります。
- **ウォーミングアップの内容に悩むのが勿体ない**
現在のゲームセンター版太鼓の達人には1300譜面以上の譜面が収録されており、
その中から都度腕を温める譜面を選択するというのは、コストのかかる作業だと考えています。
そのため、最初から固定化してしまうことで、これを考えるリソースを節約することができます。
#### 粘着
粘着をする時は、毎プレイを動画で撮影し、動画を都度見直すことを徹底していました。
見直す時は、主に難所がどのような通り方(ミスり方)をしたかを確認して、
何が良かったか、どうすればこのミスを防げたのかを考えるようにしていました。
私は家に帰ったら絶対自分の上手くもないプレイ動画を見返さないのと、
都度確認した方がモヤモヤもせず、上手くないプレイはすぐに削除できるので
メモリ容量も圧迫せずに済むというメリットから、
プレイ毎(混雑時はクレジット毎)に見返すようにしていました。
そして、なるべく次のプレイでどのような意識でやるかを固めるようにしていました
(しかし、プレリュード裏の場合は難所がひっきりなしに続くため、
当該の複合まで到達しても、その時には固めていた意識が吹き飛んでいるということも多かったです)。
## やりたかったができなかったこと
### 右手首の使い方の改善
私は反発を使わず、手首のスナップを強く利用した叩き方をしていて、
そのせいでバチの反発を制御できず、多重反応を引き起こして可や不可が出てしまうという悩みが数年前からあり、
これを改善したいとずっと試行錯誤をしていました。
2023Ver.段位終盤になってこうなってしまう原因がようやくある程度理解できた気がしていて、
「右手首の親指側の腱が伸びきっており、バチの反発を感じ取れず、反発を利用できないものになっているため」
だと自分の中の結論として落ち着きました。
これを修正するには、病院に行くか叩き方を矯正するかの2択だと思っていますが、
病院に行くにはコストもリスクも大きすぎると考え、実質的には叩き方をどうにかするしかないという認識をしています。
しかし、これを修正する時間は無かったです。
対策としてもまだそこまで固まっているわけでは無いですが、
手首が使えないので、なるべく指だけでコントロールできるように
下位曲から少しずつ練習して
叩き方を定着させていくしかないかなぁと考えています。
(何か対策として思いつくものがあれば教えていただきたいです)
### 最上位の克服
段位が来るまではひたすら最上位をやっていたのですが、
結局難所そのものはあまり上手くなりませんでした。
私はこの原因を単純に時間が足りなかったからだと思っていたのですが、
4月からの一か月で一気にプレリュード裏の進捗が出たことから、
やり方や熱量次第で短期間の成長も割と見込めたのでは、と
最近は考えるようになりました。
## 良かった点
### 週4~5での最上位粘着を欠かさなかった点
仕事を終えて、ゲームセンターに向かい、ひたすら最上位に取り組む、というのをルーティン化しており、
予定もなく、何も考えずに生活していたら自然とこの状態になるようにしていました。
このおかげで、最上位をやり込むことに対しての心的ハードルはかなり低かったです。
また、これが功を奏したのか、段位の追い込み時期になって
平日は2, 3時間、土日は4, 5時間達人を粘着する生活を休みなく一か月続けても
指や腕の怪我が無く、健康を保てたと感じています。
### 大きな怪我がなかった点
上記でも述べている通り、追い込みシーズンで十分な量を確保しつつ身体を壊さなかったのは大きいと思っています。
これは特に段位終盤についてですが、
特にガッツリやり込んだ日はその分メンテナンスも丁寧に行うようにしていました。
具体的には以下のようなことをしていました。
- 湯船に30分以上浸かる
- 少しでも違和感を覚える筋肉を指圧したり、湿布を貼ったりする
- マッサージチェアに座る
- 睡眠を7時間半以上摂るようにする
これまでの最上位練習だけでなく、メンテナンスも
段位の追い込みで身体を壊さなかった大きな要因になったと考えています。
### 気づいた点をこまめにメモするようにしていた点
私がやっていて、こうしたら改善された・こういう意識も悪くないなどポジティブな面で
気づいたところがあれば、些細なことでもXにメモするようにしていました
(# m2memo でそれが見られます)。
これは特に段位終盤になって、
かつてできた複合ができなくなった時に、昔はどのような意識でやっていたかを
思い出す手がかりとしてかなり役立ちました。
### なるべく人の意見を柔軟に取り入れた点
これも段位終盤についてですが、
人からもらったアドバイスはなるべく試してみて自分のプレイに活かせるようにしていました。
有難いことに、私の不足している点について指摘してくださる方や、
私が困った点を相談した時に親身にアドバイスをしてくださる方がいらっしゃって、
それをなるべく全部試すようにしていました。
的確なアドバイスをくださる人のおかげで成り立っている点ではありますが、
人に意見を求めるようになったのも、それを取り入れるようにしたのも個人的には成長した点だと感じています。
### 量を積むことに妥協をしなかった点
プレイデータの章でも話しましたが、個人的にこれ以上積むのは難しいと言い切れるくらいには、
量についてはかなりの高水準でやり込めたと感じています。
これは周囲の理解や、上記で述べた自分のフィジカルやメンテナンスがあったおかげで、
達人に対してのモチベーションを一定に保てたと考えています。
### 最後まで合格を諦めなかった点
特に最終日についてですが、
この日はそれまでずっと得意にしていたわら得る2000の調子がかなり悪く、
道中も可がぽろぽろ出る上に、面ラッシュに癖がついて、
一曲目突破すら覚束ない状況が数時間続いていました。
しかし、プレリュード裏の後半の調子が良く、
後半の高速に突入してから可1~2不可1程度に何度も抑えられていました。
この点を信用してひたすらわら得る2000の克服を試みていました。
すると閉店前ラスト30分になって達人で可8不可3が出て、一気にワンチャンが見え始めました。
その2クレ後のプレイも可9不可3などが出て、
一気にわら得る2000も全良が出るようになり、
プレリュード裏の後半の加速まで可4, 5残して到達できるようになって、
かなり合格の可能性を見出せました。
結果的には合格できませんでしたが、
合格するために必要なことの一つにメンタルはあると思っていて、
最後まで信じること自体はできたかなと思っています。
## 反省点
### 1, 2曲目への着手が後手になった点
私は3曲目ができるようになれば残りもいずれできるようになるから、という甘い考えで
長い間3曲目にばかり意識が行って1,2曲目をほったらかしにしていたのですが、
これは今考えると悪手だったと思っています。
よくよく考えると、1,2曲目も非公式の難易度表で地力S帯として評価されている程度には難しく、
私の地力を考えると、早い段階で着手するべきだったと反省しています。
早い段階で1, 2曲目に着手することで、
後々1, 2曲目ができなくて焦るリスクも減り、
達人の通しがその分早くフルでできるようになり、
何より安心感を持って3曲目に注力できるようになるというメリットがあると考えています。
「いずれできるようになるから」ではなく
「できないと話にならないから」という考えをするべきだったなと感じています。
### 難所の克服の為の執念が足りなかった点
プレリュード裏の難所の攻略がなかなかできず、
1,2曲目の練習をしたり、プレリュード裏の道中の安定感を高めることで
どうにかできないかと模索をしていたのですが、
プレリュード裏のように、簡単な箇所がほとんど無い譜面だと
この戦法ではあっという間に限界が来ることを痛感しました。
もう少し難所に対して改善するための執着心が必要だったと感じています。
具体的には、以下のような行動を普段からもう少しとるべきだったと思います。
- 様々な運手を練習してみる
- できる人からアドバイスをもらう
特に色々な運手を試してみることは、
段位終盤で運手を見直そうと思っても選択肢が絞られてしまうことから、
初期の内にやっておくべきだったと感じています。
アドバイスをもらうのは、色々試してみてある程度運手を固めたうえで、
それでも分からないというタイミングで聞くのが個人的にはちょうど良いかなという感覚です。
イメージとしては、自分の中で既に固まっているイメージがあり、それをできる人のイメージと比較して、
その違いを修正していく、という感覚だと思っています。
### 複数の記録狙いを並行してやっていた点
上記の執着心と内容が被ってしまいますが、
「詰めたい譜面の調子が悪いから逃げるようにして他の譜面をやる」
というのは詰めるときの姿勢としてあまり良くなかったと感じています。
そのようなテンション感ではその逃げた先でもあまりちゃんと譜面と向き合えてないことがほとんどで、
収穫も得られなかったことが多かったです。
逆に段位締め切りが近づいて、
プレリュード裏に真剣に取り組まないとまずい状況になった時に一気に進捗が出たので、
ちゃんとターゲットを絞ってやるべきだったなと反省しました。
### 一つの運手に拘泥し過ぎた点
[玄人以降の段位追加、~金超人](https://hackmd.io/PJvjxpeYS8-_QxyFC9HueQ#%E7%8E%84%E4%BA%BA%E4%BB%A5%E9%99%8D%E3%81%AE%E6%AE%B5%E4%BD%8D%E8%BF%BD%E5%8A%A0%E3%80%81%EF%BD%9E%E9%87%91%E8%B6%85%E4%BA%BA) の節で述べたのですが、
運手を組む際に
「今はできなくとも、将来的にできるようになった時を仮定したら安心感が高そうな運手」
を目標にしていました。
そうした理由は2022Ver.達人に挑戦した時に「自分の複合処理能力を高めなくてもできるが、安定感が低い運手」を選択して失敗したからです。
発想自体は悪くなかったと感じているのですが、
この運手で固定してしまうのはあまり良くなかった気がしています。
なぜなら、他の運手も含めて実際にやってみないと、
本当にその運手が一番安全なのかが分からないからです。
また、複数の選択肢を持っておくことで、
コンディションに応じて適宜運手を変更することができるというメリットがあります。
「できなくても将来を見据えてその運手を選択する」のは前提にして
「ある程度で見切りをつけて、他の運手も試してみる」というのも必要だったと思います。
### ゲームセンター外でじっくり反省する時間をあまり確保できなかった点
ゲームセンターに通ってプレイする時間自体はかなりありましたが、
家や隙間時間でゆっくりトータルでのプレイ内容を振り返ってみたり、
譜面の意識や運手を見直してみる時間(いわゆる座学)は段位終了間際まであまり確保していませんでした。
[粘着](https://hackmd.io/PJvjxpeYS8-_QxyFC9HueQ#%E7%B2%98%E7%9D%80)の項で述べた、
>当該の複合まで到達しても、その時には固めていた意識が吹き飛んでいるということも多かったです
という点はこの座学によって解決できるのではないかと考えていて、
ここでイメトレをしっかり積むことで、こういった事態を減らせると期待しています。
### 行動が遅かった点
4月に入り、お尻に火が付いたタイミングで色々な策を講じましたが、
冷静に考えると、プレリュード裏の進捗が無かった約4か月間でその行動をしていれば
結果は違うものになっていた可能性が高いとみていて、
危機感を持つのがかなり遅かったと感じています。
特にバチについては前年度からずっと「グリップを巻いた方が良い」と言われており、
それを自覚していたにも関わらず放置をし続け、
ラスト1週間で切り替えるというのはかなり良くなかったと思っています。
もっと目の前の大きな改善点を一つずつ潰していく意識を持つべきでした。
### 生活習慣が良くなかった点
段位終盤は身体のメンテナンスに気を遣ったと言ったものの、
それ以前の生活習慣はお世辞にも良いとは言えず、
睡眠時間は6時間を切るのがザラ、食事も1日1食という体たらくでした。
その結果、
12月末に風邪をひき、
1月末に胃腸炎になり、
3月末に再度風邪をひく
という有様になってしまいました。
この状態ではまともに太鼓もできないので、
最低限、体調を壊さない生活を過ごさなければならないと感じています。
### 決定力が足りなかった点
色々な反省点を述べてきましたが、それでも何度もプレリュード裏の終盤まで到達しているわけで、
そのチャンスを掴めなかったのはひとえに決めきれるだけのメンタルが無かったからだと考えています。
プレリュード裏のラスゴー以降は到達したら合格できるように仕上げていたつもりだったのですが、
いざ到達した時の「ここで必ず決められるし、決める」という自信や覚悟が足りなかったように思います。
そのため、プレッシャーに潰されてしまい
チャンスを活かすことができませんでした。
普段のパフォーマンスをもう少し信用して、
それと同じことをするというのをもっと強く意識するべきだったと思います。
## 今後
### 最上位の発狂に対しての粘り強さをつける
できない複合が出てきたときに、ただひたすら回数を積むのではなく、
どういう振り方をすればよいのか、他にいい運手が無いかなどについて検討する癖をつけたいです。
個人的には、達人が出てくるまでに
接続すら全くできない複合を極力無くして、
他の安定しない複合も接続率や全良通過率を2割程度ずつ高められるように
難所と向き合っていきたいと考えています。
### 色々な運手を試してみる
運手を試すときは、物にもよりますがただ1, 2クレ試しにやるだけではなくて、
もっと良い意識が無いか、振り方に問題が無いか
等に着目をして、しっかりやり込んでみて、
自分に合っているかどうかを吟味するという形をとるように意識したいです。
### 定期的に内容を反省する機会を設ける
なるべく週1はプレイ内容を振り返り、
現状の問題点や良かったところを洗い出して、
何か良い対策が打てないかをざっくりでも考えるようにしたいです。
### 自分が現代の環境に適応する方向性で考える
これまでは
「今の自分がやりやすいやり方で、パフォーマンスをより良くする」
という方向性でプレイをしてきたのですが、これからは
「やり方をアップデートして、それに自分が適応する」
という方向性にした方が、上記で言及した難所への適応性も上がるのではないかと考えていて、
しばらくはこの方向性を意識してみようと思っています。
具体的には、上記で述べた内容と被ってしまいますが、
- 流行っている運手をとりあえず試す
- 色々なバチを試してみる
といったことをやっていきたいです。
### 達人は3曲目到達が安定的にできるようになるのを最優先に
次にまた達人を挑戦する機会があれば、まず前座を盤石にするのを目標にしようと思います。
2023Ver. のように3曲目が難しいパターン、2022Ver. のように2, 3曲目が難しいパターン
があるので、その時々によって細かい部分は変わってくると思いますが、
いずれにせよ3曲目に到達できないと合格はできないため、
第一段階としてまずそこができるようになるように注力したいと思います。
### 自信を持てるだけの準備をする
この準備というのは、譜面対策はもちろんイメトレも含んでいて、
ここまで到達したときにどのくらい緊張するのか、その時にどのような心持ちでいれば全良で通せるのか、
をイメージとして持っておくのが大事だと考えています。
これはシンプルに譜面をしっかりやり込み考えることが一番だと思っていて、
難しい譜面に対して向き合う時間をなるべく増やしていきたいです。
## 最後に
これだけの文章量なので、ここまで読まれる方がいらっしゃるかが不明ですが、
もし読まれた方がいらっしゃったら、
- ここはこうしたら良いのでは?
- この考えに至っているのはなぜ?
などのコメント・意見があると私が非常に助かります。
お願いばかりで恐縮ですが、興味があれば何卒よろしくお願いいたします。