# クラクラに青春を捧げた話 遅れました。 [みす53代Advent Calendar 2020](https://adventar.org/calendars/5410) 10日目の記事です。 もう12月入って10日経ったの? 53代のスタスタと申します。~~競プロ廃人になっていて~~今年はほとんど顔を出していなかったので、知らない方も多いかもしれないですね。 情報課題学科の3年です。課題学科のはずが今期は労いなのかかなりナーフされています。 ## ところで Clash of Clans(通称クラクラ)というスマホゲームを知っていますか? 「昔少しやってた」や「なんか一時期流行ってたよね」といった言葉が聞こえてきそうです。 ### どんなゲームだっけ 一言でいえば村を破壊したり、資源をためて村を強化していくゲームです。 村に予め「防衛施設」を設置しておき、攻撃に備えます。攻撃側はそんな村を「ユニット」(兵隊)を用いて攻撃し、資源を略奪していきます。「クラン」と呼ばれる小規模のコミュニティが存在するのも特徴の一つです。 昔は資源略奪を繰り返して施設をアップグレードし、立派な村をつくる育成ゲームのようなものでしたが、**クラン対戦**の実装によってストラテジーゲームとしての色合いを強めました。 ### クラン対戦 詳しくは[こちら](https://www.appbank.net/2014/04/10/iphone-application/791932.php#:~:text=%E5%85%88%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%A7%E5%AE%9F%E8%A3%85,%E4%BD%9C%E6%88%A6%E3%82%92%E7%B7%B4%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%EF%BC%81) クラン同士で対戦し、獲得した星の数で勝敗を決める戦いです。 敵の村を攻撃することで星を得ることができます。具体的には - 敵の村を50%破壊する - 「タウンホール」と呼ばれる村の最重要施設を破壊する - 敵の村を100%破壊する を達成するとそれぞれ星を一つずつ獲得できる仕組みです。 ### 対戦ガチクラン クラン対戦で勝つことを第一の目標とし、全壊(村を100%破壊して星3つを獲得すること)を目指すクランのことです。 実はクラクラは有志で様々な大会が開催されており、各クランが腕を磨いて競い合う環境があります。存在を知らないままやめてしまった人も多いかもしれません。 私はたまたまネットで見つけた「無言の部屋[^1]対戦特化Th10[^2]」というクランに入りました。メンバーの攻めが本当に洗練されていて、かなりの衝撃を受けた記憶があります。 ### クラクラづくしの高校時代 高2の夏にこのクランに入り、ひたすら村の強化とスキルの向上を目指していました。(夏休みはおそらくほとんどこれで消えました) 冬あたりまでずっとこの調子で、学校から帰るとクラクラを開いてフレンドリーチャレンジ(以下フレチャ)[^3]を夜中までやっているといったサイクルでした。 秋ごろに「明星杯」という大会が行われました。全くの無名だった弊クランが4位を獲得し、名が知れていく瞬間を目撃していました。 いや、マジでこのクランやばいって…… ![](https://i.imgur.com/EG3fHcS.png) [^4] 当時は「インフェルノタワー」という防衛施設が異常で、全壊はまず出ない。星2つで上出来といった環境でした。 今だとレッドコーダーを拝んでいる感覚です。 そこからも毎日練習漬け。楽しいから続くんですね。ひたすら無言で何時間も同じ配置に攻撃し続けていました。 何百回か攻めているとだんだんこうすれば上手くいくといった感覚がついてきます。深夜にやっと全壊できた瞬間の快感が本当にすごかったのを覚えています。 受験勉強いつしてたの?知りません 季節が過ぎて春頃に、それまでクランを引っ張ってきたメンバーが続々タウンホールレベルを上げていきます。一度タウンホールレベルを上げると戻せないので、実質Th10引退です。先代の分も私が頑張りたいという気持ちが強かったですが、全然及ばないことも理解していました。 高3になってもフレチャ漬けは変わらずでしたが、だんだんとチームに貢献できるようになっていました。夏になって自分が出場する初めての大きい大会がありました。「全壊フェス」という名前の大会です。 10v10の戦いで、全壊を取るまで二つの村にしか攻撃できないという変わったルールでの対戦でした。そこで準優勝を獲得し、自信がつきました。 その時の優勝クランは「クラクラチャンネル」でした。 このころから私のスタンスがある程度確立しました。多くの配置に対するプランニング[^5]を行い、最後の方にメンバーの攻めを修正して全壊を狙うといった形です。プレイングスキルは他のメンバーの方があると考え、いかに技術を要求されないような全壊を取るかに主眼を置いていました。 秋になり、JWC(Japan War Clan)と呼ばれる日本最大の大会が開催されるました。弊クランも出場しましたが、惜しくも予選落ちになってしまいました。予選リーグの最終戦でミスをしてしまい、とても悔しい思いでした。 冬はさすがに受験勉強があり、少し控えめにしていましたが、試合には出ていました。 クラクラ人生の中で一番盛り上がった時期の一つである高3の2,3月(は?)。 JWCのSeason 2が開催されました。予選リーグからバチバチに熱い戦いのオンパレードで、見事全勝で予選リーグを突破します。 ![](https://i.imgur.com/UWe6B7j.png) 決勝トーナメントでも勝ち進み、決勝戦でまたしてもクラクラチャンネルに敗れ、準優勝となりました。勝てた試合だったなあ… ![](https://i.imgur.com/Vj3v7Vg.png) 当時全壊した動画が残っていました。動画はここにのっけられないっぽいので、その時の生放送のURLをそのまま貼り付けます。 https://youtu.be/zFP7OngyADQ?t=2469 ### 振り返り 今の競プロくらい当時はクラクラへの熱意がすごかった。これだけ本気でやっていると、得られることがいくらかはあるらしく、学びがありました。断片を紹介します。 - **「好きこそものの上手なれ」は本当松** 「好き」は「上手い」の必要条件だなあと感じる今日このごろです。嫌いだとか今我慢して精進すれば将来につながるみたいなマインドで上達したものなんて一つもない。~~自分は努力ができない人間だったということを思い知りました。~~ やってて楽しいと思うものしか続きません。特に私は。 - **結局練習量ありき** 強い人はなんやかんやで大量の時間を割いて練習しているし、「俺センスないかもしれん」って思う暇があったら精進すべき。弊クランに入った当初は私がクランの勝利に貢献できるとは夢にも思っていませんでした。 - **連携は大事** クラクラはクランというチームで戦う競技ですが、その中で「自分はできないけど味方の誰かができる」といった状況が多くありました逆もしかりです。戦略を共有して、これは誰々ができそうみたいなことを議論するのが本当に楽しかったし、大事だったなと感じます。ICPCにも生かしたいですね。 高校時代をクラクラで埋めてしまったわけですが、後悔はありません。むしろ戻りたいくらい。 なんか対象が変わっただけで、競プロで崩壊している今と本質的なところは変わらないかもしれません。クラクラでの経験を競プロにも生かしていけるといいなと思っています。 ## おわりに とりとめのない文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。~~明日は~~ 今日はれいめん君の記事です。 [^1]:無言とか銘打ちつつチャットはめちゃくちゃ活発でした [^2]:Thはタウンホールの略で、タウンホールにはレベルが存在します。このレベルによって置ける施設の量やレベルが異なり、このクランではタウンホールレベル10オンリーとなっていました。 [^3]:実際に同じクランのメンバーの配置に疑似的に攻撃ができるシステム。攻めの練習や配置(守り)の調整には必要不可欠。 [^4]:僕のハンドルネーム「スタスタ」はドラクエのはぐれメタルからとったものですが、この大会の優勝クラン「はぐれメタルの城」からとってきたわけではありません。 [^5]:クラクラの攻撃時間は1回3分ですが、攻撃開始時までにどこにユニットを置いてどう動かすか、どこのタイミングで何をするかの計画が相当重要になります。たった3分のために何時間もかけて策を練るのがこのゲームの面白いところの一つです。