# 最近興味のあるコーヒーとビールについての自分用メモ ###### tags: `misc` ## コーヒー もともとは酸味は苦手だから酸味が全く無く、コクはあるけれど焦げっぽい味のはしないコーヒーを探していた。 友人のおすすめのイルガチェフェ地区(エチオピア)やニエリ地区(ケニア)の浅煎りなどいくつか飲んでみると、実は自分が苦手なのは酸味ではなく酸化したコーヒーの味であって、むしろ酸味のあるジューシーなコーヒは好きな部類に入るということがわかった。 ジューシーでコクのあるコーヒーの産地として有名なアフリカのコーヒーに関連した話で気になったことを雑然とメモしておく。 ここで調べている目的としてはFuglenの商品説明を読んで味がよりイメージできるようになること。 [BOMU LA MATUNDA/KENYA - FUGLEN COFFEE ROASTERS TOKYO](https://fuglencoffee.jp/blogs/coffee-beans/bomu-la-matunda) ### 品種 - スペシャルティコーヒーはほぼ品種名はCoffea arabica - [World Coffee Research](https://varieties.worldcoffeeresearch.org/)に系譜図のようなものがあるが、分類というよりはみんな大なり小なり親戚という感想のほうが強い - single originだとしてもsingle varietyとまでは言っていないので農園内ブレンドにはなっているんだろうな #### エチオピア - お茶のよう(tea-like)に軽やかで華やか - コーヒーの起源とも言われていて自然に複雑に交配された原種が基本 - Geishaはそのひとつで, ゲシャ地区で取れたものをパナマをはじめ他の国でも栽培している #### ケニア - 明るく個性的 - 元来は病気に弱いTypicaとBourbonを交配して強くした品種が多い - SLはScott Agricultural Laboratoriesで栽培された品種でメンテナンスフリーにも関わらず収穫量も多くそして何より味が良いとされている - SL28がSL14, SL34を差し置いてSLの中でも最も味が良いとされることが多いよう - Ruiru11はSLが脆弱な疫病対策として開発された品種でなおかつSLを上回る収穫量を誇るためかなり生産されるようになっているが、メンテナンスが必要で一般的には風味はSLに劣る - 品種名に数字が突然出てきてびっくりするけれどここで挙げたもの以外を見かけることは少ない ### 地域 ##### ケニア --- ## ビール もともとはビールが苦手だと思い込みあまり飲んでこなかったが、これは以前の自分の舌には日本のラガービールが合わなかっただけだった。 ミュンヘン(ドイツ)に旅行した際に飲んだ苦味の抑えられたレーベンブロイで苦手意識がなくなり、その後ふと気まぐれで手にとったHazy Jane(BrewDog)で香り高いHazy IPAなどのビールが好きなことがわかった。 IPAスタイルのビールに関連した話で気になったことを雑然とメモしておく。 ここで調べている目的としてはInkhornの商品説明を読んで味がよりイメージできるようになること。 [Inkhorn Brewing - 【BEER】 「Baby Raptor」](https://www.instagram.com/p/CmGI4FcJR08/) ### ホップ - 人間は僅かな含有量でも香りの強いチオールという硫黄化合物を感知するため、ホップにどの種類のチオールが含まれるかが重要 - Citra等の品種はYakima Hops社によって商標登録されている - [Mash Hopping 101 – Yakima Valley Hops](https://yakimavalleyhops.com/blogs/news/mash-hopping-101)の記事からチオールとその香りを引用 - 4-mercapto-4-methylpentant-2-one (4MMP) = Black currant and passion fruit - 名前をよく聞くCitraが多く含んでいる - 3-Mercapto-octanal (3MO) = Peaches and stone fruit - Nelson Sauvin等が非常に高い。Uchuで飲んだこの名前を冠したビールはこれのSingle Hopだったみたい。ふわっとさらっと甘い - [CitraとNelson Sauvin比較](https://beermaverick.com/hops/hop-comparison-tool/?hops=citra,nelson-sauvin)や[似ているホップ](https://beermaverick.com/hops/hop-substitutions-chart/) みたいな感じで知っているホップの数を増やしていくと字面で見たときに味の想像が付きやすくなっていくのかも #### 種類 https://beermaverick.com/the-most-popular-hops-in-use-today/ #### 用途 https://beermaverick.com/types-of-hops-aroma-noble-bittering-dual-purpose/ #### タイミング https://beermaverick.com/all-about-hop-additions-in-homebrewing/ 1. Mash - 他の段階よりも弱くしかつかないため、従来はpilsner等の軽いスタイルの香り付けにのみ使われてきた - Cosmic Punch Yeast(Omega)等を投入することによって結合されていたチオールが自由になり、Mash Hopが効果的にHazy等に使えるようになった 2. First wort - この段階に追加されたホップは苦味と保存性に影響する 3. Boil(Kettle) - この段階に追加されたホップは苦味と保存性に影響する 4. Whirlpool(Flame out, Hop stand, Hop bursting) - 79℃以下でα酸が苦味のある異性化をしない - この段階のどの温度どのタイミングどれだけ長くホップを入れているかが香りに重要 5. Hopback 6. Dry hop - この段階は分単位ではなく日数単位 ### モルト ### イースト ### misc - 日本と違ってライセンスがなくとも醸造が合法なので"Home brewing"等のキーワードで検索すると信じられないほど情報が出てくる - BeerXML形式でレシピを共有することが一般的になっているなどコミュニティがとても成熟している - [BrewDog|DIY Dog](https://www.brewdog.com/uk/diy-dog) 日本でもどこでも見るレベルのところでも公式自作ガイドがあったりする - ABV ... Alcohol By Volume - IBU ... International Bitterness Unit