# 2025年春アニメ
一発ネタのつもりで始めた1話切り解説だが意外と好評なので今期も続けていく。各アニメファンの方にはご容赦いただきたい。
前期の感想はこちら→[2025年冬アニメ](https://kivantium.net/anime/2025_winter.html)(更新時の不手際によりサーバーダウン中)
## 最終話時点の評価(7月6日)
| 評価 | 作品名 |
| -------- | -------- |
| B | 日々は過ぎれど飯うまし |
| C | マキナさん |
### 日々は過ぎれど飯うまし
女子大生が主人公ということで、免許を取り立てで車を運転する回があるなど今までの日常系アニメではなかなか見られない描写があったのは新鮮で面白かった。特にみんなで築地に行く回(5話)は、母親の運転で通っていた思い出の場所に今度は自分の運転で向かっていることに気づかせる描写がとても良かった。
一方で、各回のギャグ要素はいまいち弱く、出てくる料理もそこまで印象に残らなかった。積極的に見るというよりは他に見るものがないから見ていた感が否めないのでB評価とした。
### かくして!マキナさん!!
ロボットとのラブコメということで1話時点ではA評価としていたが、後半では足と頭が外れるネタが中心となっていき好みから外れてしまった。ロボット三原則に基づく制約や人間との寿命の違いのような、ロボットであることに由来する恋愛の難しさを掘り下げていってほしかったのに、そういう方向には行ってくれなかった(準僧侶枠にそれを求めるべきではないのかもしれないが)15分アニメで視聴のハードルが低かったので切ることはなかったが、回を追うごとに視聴モチベが下がっていき、最終的にはC評価となってしまった。
## 完走しなかった作品に関するコメント
### 前橋ウィッチーズ
今期の萌え系アニメの中では最も話題になっていた作品だと思うのだが、主人公の軽薄そうな感じや黒髪ツインテールの子とのギスギス感などに苦手意識を持ってしまいどうにも視聴モチベが上がらなかった。漏れ聞く感想によるとそれらの描写も後になって回収されるらしいのだが、第一印象を覆すほどの興味を持てなかった。アニメ部部長に校庭を10周させられそうな感想でごめん……。
### ざつ旅
最初の方はそれなりに興味を持っていたのだが、観光名所を回るだけで特にヤマもオチもない旅にいまいち面白みを感じられなくて次第に視聴モチベーションが低下してしまった。東北大学に出張する機会があったときについでに2話で登場した松島に行ってきたが、アニメに登場した場所を巡るというモチベーションがあると観光が楽しくなったので、アニメで取り上げられた場所に行く機会があるときに前準備として該当回を見るのは良いかもしれない。
### mono
雑誌で見ていた時の悪印象からいまいち興味を持っていなかったが、敷島さんが出てきてからモチベーションが上がって熱心に見るようになった。しかし、高校生組が出てこないホラー回あたりで周囲のオタクの評価が急激に下がっていき、自分もホラー回以降見なくなってしまった。雑誌で見ていた時の印象が他のオタクにも共有されていたことが分かったのは発見だった。
> 雑誌でmonoチラ見した時全然女子高生出てきてなくて漫画家出てきてようやくピンと来たんだけどやっぱこいつらで回すのにハマりすぎてるよな!? #mono
> https://x.com/ete_coj/status/1926296325798125739
### アポカリプスホテル
人類が滅びた後にもロボットがホテルを運営している世界観は魅力的だったが、ギャグのセンスがいまいち合わなかったのと、登場する宇宙人をうざったいと思ってしまったので見なくなっていた。結構評価はいいので何か機会があれば見てもいいかもしれないが、このコンテンツ過多時代に視聴の機会が訪れるのかは怪しい……。
## 過去アニメ視聴活動
### 神のみぞ知るセカイ 女神編
16bitセンセーションがきっかけで神のみぞ知るセカイの1期と2期を見て面白かったので3期も見ようと思っていたのだが、2期と3期の間は原作で補完する必要があるらしかったので、(当時は留学先にいたため日本に帰った後に)原作を読んでからにしようと思い、視聴をそこでやめていた。
たまたま同じ作者の最新作(ヨシダ檸檬ドロップス)の話題を見かけて、神のみの原作を買うつもりだったことを思い出したので、全巻セットを(中古で)買い、3期直前の部分まで読んでからアニメを見た。
3期は1期・2期で攻略したヒロインを再攻略するという筋書きなのだが、5人のヒロインを同時に攻略しないといけない関係で攻略難易度が上がり、期待をはるかに上回る面白さだった。アニメは隙間時間に見ることに決めているのに、あまりに続きが気になったので週末を本作の視聴に費やしてしまうほどだった。特に高原歩美と小阪ちひろの担当回は本当に良くて、オールタイムベスト10に入りそうな勢いだった。
本当はここで各ヒロインについて長々と感想を書くつもりだったが、15年前のアニメの話をしても昔はよかったおじさんにしかならないので、その時間を新作アニメの視聴に当てることにしようと思う。
## 1話時点の評価
| 評価 | 作品名 |
| -------- | -------- |
| A | マキナさん |
| B+ | 日々は過ぎれど飯うまし |
| B | ざつ旅, mono, アポカリプスホテル |
| C+ | Summer Pockets, ジークアクス, 忍者と殺し屋, ウィッチウォッチ, 前橋ウィッチーズ, 未ル |
| C | ユア・フォルマ, 鷹峰さん, ある魔女が死ぬまで, 九龍ジェネリックロマンス, 男女の友情, 闇ヒーラー, 紫雲寺家の子供たち, ロックは淑女の嗜み, 俺は星間国家の悪徳領主*, ゴリラの神 |
番外→ツインズひなひま(1話しかないので完走済み)
- A: 完走しそう
- B+: 視聴継続(完走可能性が十分ある)
- B: 視聴継続(完走可能性が低い)
- C+: 2話までは見るかも
- C: 2話以降は見ない
### かくして! マキナさん!!
ロボット好きのオタク少年とギャル型ロボットの心温まる交流を描いた15分アニメ……だと思っていたのだが、どうもヒロインは「エッチのために作られたAIロボ」という設定らしく、僧侶枠と同じようにAnimeFestaで規制解除版が配信されているエロアニメだったようだ。(制作会社は僧侶枠と同じだが、放送時間は僧侶枠の後に新設された新しい枠らしいので厳密には僧侶枠ではないらしい)
ロボット萌え作品はチェックすることにしているのでエロアニメでもいいかと思って視聴してみたところ、15分でテンポ良く話が進んでいてなかなか良いと思った。
AnimeFestaに加入するのはさすがにエロ目すぎると思ってdアニメストアで規制版を視聴しているが、性知識へのアクセス制限をかけられているマキナさんの気持ちを追体験できてそれはそれで良いような気がしている。(TV放送から配信までの遅れがかなりあって毎週もどかしい思いをしているのでいつまでこの強がりが続くか分からないが……)
僧侶枠系アニメに今期最高評価を与えるのは大変心外なのだが、自分の心に正直になると次話を一番楽しみにしているのはマキナさんなので渋々A評価とした……。
とはいえ、新設枠の初代がメカバレ・ロボットものというのは新しい時代の到来を感じるので私としては応援していきたいところ。
> メカバレも 十年後には一般性癖!
> (ジェームス・シンプソン)
ちなみに原作者は『踏切時間』と同じ人らしい。内容は何も覚えていないが良かった記憶がある。
### 日々は過ぎれど飯うまし
女子大生が食事をする日常系アニメ。のんのんびよりの人が原案をやっているオリジナル作品ということくらいしか知らずに見ている。
日常系アニメといえば女子中高生が主人公になることが多いが、本作では女子大生が主人公なのがちょっと珍しい。キャラクターも可愛いし(キャラクター原案が同じなのでなんとなく『はいふり』っぽい)作中で登場する料理のレシピを解説してくれる([1話の例](https://x.com/hibimeshi_anime/status/1911253554221994400))のもポイントが高い。
とはいえ、一話を見たはずなのにストーリーで特に言及したい点がなく、印象が薄いのは懸念ポイント。一話見逃した後に再開のとっかかりを失って見なくなる可能性がありそうなのでB+とした。
### ざつ旅
漫画家志望の女子大生が雑に旅をする話。これも気楽に見られるし、聖地巡礼先の候補が増えていってそれなりに面白そうではあるのだが、彼女の旅は特に山も谷もなく現地の名産を普通に楽しんで終わってしまい、1話時点ではテレビのつまらない旅番組とそう変わらない印象を持ったのでB評価とした。
3話で主人公を慕う後輩キャラが出てきて百合の波動を感じたので少し評価が好転しつつあるが、さてどうなるか。
### mono
『ゆるキャン△』の人が原作漫画を描いている作品。NEW GAME!を目当てに掲載誌のきららフォワードを購読していた頃に連載されているのを知っていたが、(途中から読んでいるせいで)話が全く分からず絵にも魅力を感じなかったので毎月読み飛ばしていた。アニメにもいまいち興味が持てなかったが、周囲の評価が良かったので見てみることにした。
ゆるキャン△マネーが惜しみなく投じられたのか、今期の日常系アニメの中では最もリッチな作画であるように感じられた。カメラがテーマというのも、おじさんの趣味を女子高生にやらせる点では王道でなかなか良さそうだ。場面の切り替わりが頻繁でテンポは良いと感じたのだが、日常系アニメではそれが逆に没入感を低くしており、事前期待の低さもあって一話はながら見になってしまった。いつか良いカメラを買いたいと何年も思い続けているのでその後押しになる期待をこめてB評価とした。
### アポカリプスホテル
タイトルに惹かれなくて見るつもりはなかったのだが、ロボットが主人公らしいのでとりあえず1話を見てみることにした。
人間がいなくなった世界でホテルを運営し続けるロボット群という設定は非常に自分好みだったのだが、主人公ロボットが喋れないロボットに向かってわざわざ口頭で情報伝達をする描写に代表される技術的要素の欠落や、ドア開けロボットの話をひたすら繰り返したりシャンプーハットで大騒ぎしたりするコメディ部分のつまらなさは残念に感じた。この調子で最後まで続けるなら切ろうかなと思っていたが、ラストで宇宙人が訪問してきたので1話で判断するのは時期尚早だと判断し、とりあえず2話までは見ようと思いB評価とした。
### Summer Pockets
Key作品は合わないことが多いのだが、知り合いのシリア人のお気に入りの作品であり、彼が日本に来たときに聖地巡礼を一緒にできるように予習として見ておこうと思った。
相変わらずギャグのセンスは合わないし、とりあえずヒロインの顔見せだけしてきた一話はそんなに面白くなかったが、暑い夏に離島で美少女と過ごしたあの夏休みの存在しない記憶を呼び起こしてくれる雰囲気はそれなりに良かった。なんで夏アニメにしなかったんだろう……。
(追記: 最近の夏は暑すぎるので理想的な夏を描くには春アニメの時期の方が良いという意見を見かけてなるほどと思った)
### 忍者と殺し屋
シャフトのギャグアニメらしいのだが、人を殺してもどうということのない感じがあんまり相容れなかった。小倉唯が演じている同級生が可愛かったのにその父親を何の躊躇もなく殺してその後別に何もフォローがなさそうなあたりでがっかりした(次の話で何か言及があるかもしれないから見たほうがいいとは思っている)
### 機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)
今期の話題作なのでとりあえず見ておいた。映画が話題になっていたが、苦手な「トップをねらえ2!」っぽいという話を聞いて見に行かなかった。(「フリクリ」との類似性も指摘されていたがあれも途中でやめてしまった)(「トップをねらえ!」はすごく良いが、「2!」は最終話の最後の1分とエンディングだけ見れば良いと思ってる)
初代ガンダムと関連がある世界線らしいので、初代ガンダムを先に見ようと思って海外旅行にガンダムの映画3部作をダウンロードして持っていったのだが、もめんたりー・リリィの視聴を優先してしまったので見終わっておらず、そのため本作も視聴保留になっている。
### ウィッチウォッチ
ジャンプ作品ということで見るつもりはなかったが、[古着描写がすごいというnote](https://note.com/qwerty1234567890/n/n3e578bcbaac1)を読んで全く分からないなりにすごさを感じたので1話を見てみることにした。ヒロインが無能すぎて見ていてイライラしそうで、ギャグのノリもいまいち合わなかったが、ヒロインの演技はとても良かったので一話切りするのはもったいない気がしている。
### 前橋ウィッチーズ
p-honeさんが今期アニメアイコンに採用するなど、周りのオタクがちょくちょく話題にしていたので見た。ギスギスしたアニメが苦手なのでかなり微妙だと思ったが、高評価の人もそれなりに見かけるので見たほうが良いのかなぁとは思っている。
### 未ル
これもロボットが出るらしいので見た。1話のデウス・エクス・マキナ感はいまいちハマらなかったが、SFっっぽさは悪くないし、毎回制作会社が変わって5話で終わるらしいから見てみてもいいかもしれない。
### ユア・フォルマ
ロボットが出てくるそうなのでとりあえず見た。ロボット三原則のパチもんを採用した『鋼鉄都市』のパチもんみたいな世界観は印象が悪く(それなら素直にロボット三原則にしておけばいいのに)、容疑者となっているロボットを捜査に起用するという無理筋なことをしているのにそのための論理展開も弱かったので今後に期待できなかった。
### 履いてください、鷹峰さん
ヒロインの見た目も性格もいまいち好きになれず、時間遡行のバタフライバンクが冗長で見ていて厳しかったので見なくていいかなと思ってしまった。R15版で見たが、乳首が見えても全然嬉しくないエロアニメってあるんだなぁと思った。
### ある魔女が死ぬまで
キャラクターは悪くなさそうだったが、嬉し涙を集めないと死ぬという設定がいかにも視聴者に泣きを要求している感じで、泣かそうとする作者の意図を感じると冷めてしまい絶対に泣けない自分には合わないかなと思った。
### 九龍ジェネリックロマンス
ヒロインが恋に落ちるがさつな男が見ていて不快だったので大幅減点が入った。SF中国っぽい世界観は悪くなさそうだが、登場人物に魅力を感じない状態で見てもいまいちそう。
### 男女の友情は成立する? (いや、 しないっ!!)
青髪のヒロインが見ていてかなり厳しかった……。黒髪の方は悪くなさそうだが、フラワーアクセサリの店を開くことを目標に生きる主人公もかなり微妙な感じがするし、あまり食指が動かない。
### 一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる
「はいはい、また追放系ね」と思いながらもヒロインが可愛いらしいという情報を聞いて見てみた。闇ヒーラーパートは医療描写が適当なブラックジャックだと思ってみればいいのかもしれないが、楽しく生きるパートがあんまり見ていて楽しくなかったので、別に続きは見なくていいかなと思ってしまった。
### 紫雲寺家の子供たち
女子五人+男子二人の兄弟だと思っていた七人に血のつながりがないことが判明する……というのが一話で、おそらくここからラブコメに発展するんだろう……。
ヒロイン五人はいまいち魅力的に感じられず、血のつながりがなくても養子同士で恋愛関係に発展したらそれをコメディとして受け入れられる自信はない。
五人姉妹といえば『五等分の花嫁』を思い出すが、あの作品では姉妹の名前に一~五の数字が入っていてキャラ名を大変覚えやすかった。適当なネーミングだなと思っていたが、本作ではキャラの名前を全く覚えられないのであれは発明だったのだと思った。
### ロックは淑女の嗜みでして
お嬢様キャラは好きなことが多いのだが、本作では口が悪すぎてついていけなかった。音楽で戦うみたいな描写がいまいち何をやっているのかよく分からないし、not for me感が強い。
### 俺は星間国家の悪徳領主!
なろう系だし見なくていいかと思っていたが、メイドロボットが出てくるとのことなので見ることにした。1話ではすごく薄っぺらい前世での不幸描写があって、その不幸に来世で復讐するために悪徳領主になるという論理展開は全く分からなかったのでC評価としたが、メイドロボットが出てくるのは2話かららしいのでとりあえず2話は見ようと思っている。
### ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる
あまり見るつもりはなかったが言及している人がいたのでとりあえず見た。ディオメディアの気が抜けた作画に安心感を覚えつつどこかで見たような乙女ゲー的展開の様式美を感じられる作品だった。別に減点要素はないが、敢えてこの作品を見る積極的な理由も感じられず……。
### ツインズひなひま
AIを積極的に取り入れた作品ということで見てみた。作画がふにゃふにゃしているシーンなどでここがAIなのかなと思う場面はあったが、全体的にかなり人手が入っているように感じた。シナリオは2025年にやる内容ではないと思ったが、本職ではない脚本の人が適当に書いたらしいので真面目に評価しなくても良さそう https://note.com/d_v_osorezan/n/n12adbe5fe4af
銀髪の方の声は結構好きな感じだった