# フェイクニュースに対して私たち・メディアができること フェイクニュースは、個人が簡単に拡散できるSNSで主に起こっています。さらに、情報はSNSで手に入れるからマスメディアは使わないといった人たちが、偏った情報だけ見てフェイクニュースに対する指摘を手に入れられないということが起こりえます。デマを拡散してしまったりフェイクを信じて間違った行動に移らないよう、私たちはどうすればよいでしょうか。 フェイクニュースにも種類があります。そして、最も騙されやすい手段の一つとして、ディープフェイクがあります。ディープフェイクとは、動画中の顔を他の一人の顔に変える技術で、変える前の動画と変えたい人の顔や動画があれば簡単にできてしまいます。 具体的にどのようなものかというと、例えばウクライナのゼレンスキー大統領の動画が話題になりました。内容は、ウクライナ軍に対して、降伏を促すものです。(動画を流す)これは国民を勇気づけるため毎日動画を投稿しているウクライナ政府に付け込んだフェイクニュースです。この動画は素人が作ったものだと思われ、影の再現度の低さや声が少し低いことなどにより判定できました。ですが、最近のAIは今までよりも進化していて、声や影の動きをも再現することができます。そうなればなかなか本物と見分けることが難しいでしょう。 もう一つ、少し前の事では、オバマ大統領のフェイク動画も出回りました。この動画は、2018年にYouTubeにアップロードされたもので、トランプ大統領を罵倒するような内容です。この動画は、BuzzFeedと俳優兼監督のジョーダン・ピールが共同制作したものです。この動画はさすがプロたちが作っただけあり、影が完璧で、動きも自然なので、もしも同じクオリティのものを個人が作っていたら…と思うと恐ろしくなります。さらに、監督登場前に視聴をやめてしまったり、登場前だけが切り抜かれて投稿されると、だまされる人が続出すると考えられます。 さて、ここまでふたつ実例をあげましたが、これらの目的はなんでしょうか。一つ目は、その動画を見た市民や軍の人々から信頼をなくし、降伏を扇動すること。二つ目は、オバマ大統領が罵倒することで、トランプ支持者の動きを活性化するというものです。 これらの共通点は、有名人、信頼のある人を使うということです。さらに、どちらの例も不安感などで混乱していたという点も共通しています。世界を動かすようなことを言っても、一般庶民より信頼のある人のほうが信じやすいですし、災害や戦争、国の混乱などで冷静な判断ができないときにこのような再現度の高いフェイク動画が出回ると効果は抜群です。 これらの事より、僕たちは日々気をつけながらも、災害などの大きな決断が必要になるときはよりしっかりとニュースなどの情報を受け止め、情報の出先が公式のものか調べるなどをしてから行動に移したり広めたりしなければならないと思いました。