競技プログラミングリハビリ日記 0日目

# 競技プログラミングリハビリ日記 0日目 ## まえおきこれは2020年8月に競プロのリハビリをしようと思った際に、あまりにも終わりみたいな気持ちになったのではてなブログに書き散らした下書きです。要するに競技プログラミングを楽しめなくなった拗らせ終わり人間の末路。誤字とかは修正してますが、それ以外は原文ママです。みんなはこれを反面教師にして、健全なメンタルで健全に競技プログラミングを楽しもう！  ### 当時のステータス - B1 - AtCoder 2300くらい ## 本編 ### 前提競技プログラミングに対するやる気が湧くのを待っていたら数ヶ月経ってしまい、どうしようもないので無理やりやろうとした。しかし、競技プログラミングのことを考えると熱が出るようになるまでストレスになっていることに気がついた（恋ではない）。 ### 概要 8月16日、私はFHCの問題が一問も解けなかった。それも、1200点だとか銀Diffだとかの類のものではない。コンテスト中の自分であれば20分足らずですぐに通せるであろう、どうってことない問題なのだ。方針は浮かんでいて、どう思考すれば解法に辿り着くかは分かるのだが、手が全く動かない。実装が重いわけでもないし、少し整理すれば恐らく10分程度で書けるであろう、容易な実装なのに。このごろ、自分の中で競技プログラミングがストレスになっているだろうということを自覚しつつある。薄々気がついていたことではあるが、明確に気がついたのは8月4日、CodeforcesのDiv1バーチャルコンテストだった。トリッキーなA問題でWAを出した後、何回かWAが取れないような状態を繰り返した。この時に周囲の人から軽蔑や罵倒されるような感覚を覚え、微熱や頭痛と吐き気を催した。 NoSubに関する話をしよう。これに関する議論が最近よく見受けられる。NoSubを糾弾する人々は幸せだなと思う。問題を解くことに楽しさを見出すことが「正しい」競技プログラミングの楽しみ方で、自分がそうあろうと思っているのだから。そして、恐らく今もそういう楽しみ方をしているのだから。そんな中、私は「知らねえよ。お前らは勝手に正義ぶってるだけかもしれないが、俺はルールの中で順位を最大化するために最初の方の出来が悪かったら敢えて投げてないんだよ」と感じていた。ここ数ヶ月、私はレートを上げることを目標に競技プログラミングの精進を継続していた。この行為は、悪魔に魂を売ることだと思う。少しだけ競プロに触れていられる期間を長くする代わりに、大切なものを失ってしまうからだ。悪魔に魂を売ってしまった私は、ゆっくりと、しかし着実に競技プログラミングへの向かい方を歪めていった。レートが上がったとしても、何も感じない。レートが下がると、自分にイライラする。当然、問題を解くことの楽しさなどすっかり忘れてしまった。一日に100ACした無邪気なあの日も、授業中だって問題の考察をしていたあの日も、もう帰ってこないのだ。そもそも、元から問題を解くことに、ACという表示が出ることに楽しさを覚えていなかったのかもしれない。問題を解くことがレートを上げることに直結していると強く信じていただけだったかもしれない。もはやどうだったかなんて分からない。しかし、あの日々の私が競技プログラミングを楽しんでいたのは確かだ。そろそろ競プロも潮時なのかもしれない。しかし、競プロを失った私はどうなってしまうのか分からない。私は幸い純粋培養等と呼ばれている側ではない。多少開発経験などもあるにはある。しかし、自分が相対的に一番強い分野とは何かと聞かれれば、恐らくそれは競技プログラミングだと答えるであろう。それを自分から無くしてしまうことが、まず怖い。それに加えて、競技プログラミングはやっと見つけた唯一の趣味だった。もはやこのような文章を書くに至るまでになってしまったが、それでもまだかろうじて趣味と呼べるものだ。そうであろうと信じている。それをやめたら何が残るだろうか。分からない。だからやめることができない。ちなみに、この下書きを書いている今もかなり体が熱い。競プロが心の負荷となっているのはもう目を背けることができない事実だ。流石にどうしようもないのでリハビリをしようと思い、この日記をつけ始めようと思った次第だ。まず、勉強しようとしていままでできていなかったアルゴリズムをあげたい。 - 約数包除 - 桁DP - 高速ゼータ/メビウス変換 ### やったこと - コンテスト以外で問題を解こうとして寝落ちした - 起きて考えたけど身が入らずにYoutubeを見始めた - せめてコンテストは出ていこうと思って出たもののTwitterをしてしまった - こんなクソポエムを書いた ### 総評競技プログラミングやめろ