# エストニア国民になれなかった話 ###### tags: `others` `cryptocurrency` エストニアは北ヨーロッパに位置する、人口 130 万人程度の小国である。電子化を政府主導で進めていたり、企業に課せられる税金が安かったりと、何かと注目を浴びる国だ。そして、今回紹介する e-residency と呼ばれるサービスをエストニアは展開している。これがすごい。 e-residency とは読んで字の如く、エストニアの電子国民になることができるサービスである。電子国民とはなんぞやと思うかもしれないが、簡単に言うと、仮想的にエストニアの国民になることができるサービスである。以下のような恩恵を受けることができる。 - エストニア政府のサービスを利用 - レペゼンエストニア的な起業 - エストニアの銀行口座の開設 - エストニアの電子署名 通常、他国の visa を取ることは、社会的な信用性とか、収入とか、最終学歴などの項目が評価されるため、とても大変だ。しかし、エストニアの電子国民になれば、これらのフィルターを回避して、海外での起業(エストニアはいわゆるタックスヘイブンである)だったり、海外の銀行口座開設などという、通常できないような事が簡単にできるようになる。しかし、電子国民と言っても、国籍や visa を得られる訳ではないので、制限はあるが...。 そして、もちろん日本人も e-residency を申請して利用することができる。ということで、今回はエストニア国民になってみようと思ったが、色々あり申し込みを一時中断した。 なぜ申し込みを中断したか簡潔に言うと、コロナ禍のせいで、東京での ID カードの受け取りができなくなっていたからだ。最悪、中国か韓国に取りに行くのもありなのかもと思ったが、それはめんどくさそうだ...くそー(;;)  ### 2021/01/04 追記 いつ東京で ID カードを取りに行けるか、e-residency のサポートチームに問い合わせたところ、12時間くらいで連絡が来た。現状、東京での受け取りはできないが、次の4月までにはできるようになるらしい。楽しみ。  ## e-residency の申請方法 1. [e-residency の公式サイト](https://www.e-residency.gov.ee/)でアカウントの作成を行う - 以下のものを事前に用意しておくと登録が捗る - パスポート - 鮮明な顔写真データ - e-residency になりたい建前的な理由 - CV (履歴書的なやつ) - SNS アカウント一覧(はずかしいけど入力しなきゃいけない) - 銀行口座一覧 - 色々と事前に用意してなかったため、1時間くらいかけて登録をした - 英語で申請理由等を入力しなきゃいけないので、deepl に助けてもらった - 最後に日本のエストニア大使館を選べずに断念した - とりあえず、e-residency のサポートにメールを送ってみたが返事が返ってくるかよく分からない 2. IDカードをエストニアの大使館に受け取りに行く - はやくとりにいかせて
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