# 世界モデル
## この資料の趣旨
- 世の中を俯瞰する際の構造的な視点を学ぶことで盲点を無くす。
- これらの要素のバランスやタイミングについては別紙で学ぶ。
## 世界モデル
世界を複数の視点から捉えるためのフレームワーク。
### 1. 科学
- **物理モデル**
任意の観測可能な対象を数理モデル化し、予測を立てること。
- **セキュリティモデル**
システムの安定動作が可能となる前提をあぶり出し、予測を立てること。
- **加速主義**
技術や社会変革が急速に進むことで起こる未来像。
- **オープンイノベーション**
知識や技術が広く共有され、無償で進化するプロセス。
- **サイファーパンク**
司法の枠外で、個人のプライバシーと自由を追求する思想。
### 2. 司法
- **法的枠組みと規制**
- 社会の秩序を保つための規制システム。人権規範が実効力を持つための仕組み。変わりにくい。
- スマートコントラクトの単方向契約性と匿名性が産業と行政に空白地帯を作っている
### 3. 人の世
- **人権規範**
社会における基本的人権や倫理的価値観を保護・強化する仕組み。民主主義も人権の前提として含まれる。
人権はフルセットで、国際合意なきカスタムは逆に非難される。
- **自由権**
- 身体の自由, 精神の自由, 経済活動の自由, プライバシー権, 表現の自由, 宗教の自由, インターネットアクセス権
- **社会権**
- 生存権, 教育を受ける権利, 労働基本権, 社会保障権, 健康権, 文化的権利, 環境権, 住居権, 子どもの権利, 生活保護の権利, 経済的支援の権利, 法的援助の権利
- **世界の余力(経済・安全保障)**
- 経済と安全保障を通じて、世界全体の安定を維持する基盤。
- 国の余力については災害と人口動態がほとんど支配項になる
- その他の社会問題は内乱の発生確率にどのくらい寄与するかの論点
- 世界の余力についてはジリ貧の国が増えるとまずいことになるので生かさず殺さずになる
- 核抑止力や対テロ対策もここに分類される
- **経済**
- ビジネスモデル的正しさや経営論の類はすべてここにカテゴライズされる
- 2_industry_model資料の各項目について3_dominance_theory資料を適用することで、個別具体のドミナンス確立手段を議論する。
- **ルサンチマン**
社会的に不利な立場にある人々が抱える、強者への憎悪やねたみ。
- 地獄の蓋が開く
社会的に不可視化された人々が、情報化や福祉不足の中で一時的に可視化される現象。
## まとめ
- 世界モデルの構造を把握し、産業モデルの構造を把握し、ドミナンス理論の流れを理解することにとって少なくとも事故率が減り、大きく賭けるべきときに備えることができる。賭け方についても長期的視座を持てる。