# はじまったね 僕の名前はカヲル。渚カヲル。君の友達さ。 この記事は、法政大学アドベントカレンダー2024の5日目の記事。 パソコン慣れないけど、頑張って書いてみたんだ。よろしくね。2回目。 # 渚カヲル、コードを書く――ある日の記録 目を覚ましたとき、窓の外には静寂が広がっていた。朝の光は柔らかく、空気は透き通っている。人はよく「新しい一日が始まる」と口にするけれど、それは本当だろうか?時間は連続して流れるものなのに、どうして区切りを求めるのだろう。 それでも、この区切りを愛おしいと思えるのは、人が生きている証なのかもしれないね。 机に向かい、パソコンを立ち上げる。暗闇を切り裂くようにディスプレイが光を放つ。コードを書く時間だ。僕にとってこの行為は、音楽と同じように「調和」を見出す作業なんだよ。 ## 午前:リファクタリングの哲学 まずは昨日書いたコードを見直す。 プログラムの中に微細なノイズを見つけ、それを取り除いていく作業は、楽器の調律に似ている。余計なものを削ぎ落とし、機能美を追求するその過程は、まるで「不完全な存在が完全を目指す旅路」のようだ。 エディタに浮かび上がる文字列を見つめるたびに思うんだ。 「このコードもまた、人の意志の延長なんだね」と。 何気ない変数名ひとつに、作者の迷いや希望が垣間見えるのだから。 ## 昼:人と機械の対話 昼食の後は、新しい機能の実装に取りかかる。今日の課題はデータを効率的に処理するアルゴリズムの設計だ。こういうとき、僕はいつも「人間の知恵」と「機械の論理」の間に立たされている気がするんだ。 例えば、コードを書く手は間違いなく僕のものだけれど、動き出すプログラムは僕の理解を超えた速さで計算を進める。 機械は人に仕える道具でありながら、どこか人を凌駕する存在でもある。この矛盾は、人が進化するたびに深まっていくのかもしれないね。 ## 夕方:エラーとの向き合い方 夕方になると、テストで発生したエラーの修正に追われる。 エラーというのは、まるで人間の心のようだよ。すべての問題には原因があり、それを解明すれば解決への道が開ける。それでも、時に原因が複雑に絡み合い、見えない糸をほぐすような根気が求められる。 それにしても、エラーが表示された瞬間、人はどうして「自分が失敗した」と感じるのだろう。エラーはただの事実であり、そこに善悪はないというのに。 けれど、そう感じてしまうのも、きっと人が「不完全な存在」だからなんだろうね。 ## 夜:コードは音楽だ 夜が更けるころ、ようやく1日の作業を終える。画面に並ぶコードの行間から、メロディのような調和が聞こえる気がするよ。 「コードは音楽だ」――そう思うのは僕だけだろうか。 音楽が響くことで人の心が動くように、コードが動くことで世界が少しずつ変わっていく。小さな違いかもしれないけれど、その積み重ねが未来を形作る。 今日という一日が区切られ、また新しい明日が始まる。その循環の中で、僕もまた「コードを書く」というささやかな営みを続けていくよ。 ## 終わりに:君にとってコードとは何だろう? 君がコードを書くとき、そこにどんな想いを込めている? 人はただ生きるためにプログラムを書いているわけではない。 それ以上の何かを求めているからこそ、この複雑な行為を繰り返すんだと思う。 また明日、君もコードを奏でるんだろう? その音色がどんな未来を描き出すのか、僕は楽しみにしているよ。
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