3/5 もくもく会関係 # webODM急遽挑戦(2022/3/23作成) ### お名前 * いわさ@松山 ### 直近の目標 * 安価にSfMが行える環境構築 ### 現在までの進捗状況 #### 0.きっかけ もくもく会の中間報告(14時)でwebODMを知った、実際には一年前に名前だけ聞いたことはあったがWindowsへのインストールが難しそうで当時は見送り、もくもく会で再度聞いて、ダメもとでインストール版を購入。岩崎さんがイベント中に購入したGCP pro editorも同時購入なら半額になるとのことでWIN/MACインストール版とGCPproを購入。約1.5万円の出費 購入後でわかったが現在のWindows版はWindowsネイティブなので単にソフトインストールで使える状態。先人の方々の情報は必要なくなっていた。 #### 1.インストール後直後 インストール終わってまずは手元にある撮影写真でトライ、当たり前だがWindows&Macともできた。特にMacは約9年前のMacBook Airなので感動。処理にかかった時間は60枚の写真でWindowsで10〜15分、Macだと20〜30分で大体倍の時間がかかる模様。 Macbook Air(2013モデル) メモリ8G i5 1.5GHz Windows PC i5(8th 2019モデル) メモリ8G 実際にできたもの ①オルソ画像 ![](https://i.imgur.com/6HQnu95.jpg) ②3D点群 ![](https://i.imgur.com/TsP8Jzq.jpg) ③変換にかかった時間(windows PCでの結果) ![](https://i.imgur.com/JJRcJMv.png) #### 2.当初のトラブル ー1.キュー待ちで止まったまま ー2.can not procressでエラー終了 前者のキュー待ちのトラブルは原因不明、これが出たら必要ないプロジェクト削除するしたら 動くようになった、これでもダメなら再インストールして対応。 後者はメモリ不足が原因のようで極力他のソフトを動かさないようにしたら発生しないようになった。 #### 3.実際の使い方(基本的な流れ) 利用するソフト ・飛行ルート作成およびドローンコントロール(DJI純正ではなくサードパーティのライチ 3080円) ・GIS上でのルート確認、SfM結果表示(オルソ、DEM関係):QGIS(無料) ・SfM:webODM(インストール版で1.5万円) ・点群データ表示:クラウドコンペア(無料) 合計2万円でおつりがくるくらいでSfM環境構築、単一OSならば1万円程度の出費 できること ・Pix4Dmapperと同じ:点群データ、オルソ画像、3Dメッシュ、DSM/DTM ただし細かくいうと出力可能な拡張子は制限あり、特に3DメッシュはOJBのみ ・オフラインで動作可能->その場でモデル確認可能、山間部での撮影が多いので携帯エリア外でも使えるのはいい、Pix4Dcloudのように写真データを送らなくてもいいので携帯代に影響なし ・変換モードはPix4Dより多いかも? ![](https://i.imgur.com/ksCzc7v.png) Pix4Dにないモードとしては森林(Forest)、DSM+DTMでしょうか? ただし別にデフォルトモードで詳細編集でDTMにチェックを入れればDTM作成されるので ここら辺はまずは変換のテンプレートの設定ある程度見れば精度に影響するパラメータが見えて くるかと思います。 DTMについては場合によってはQGISのプラグイン(FUSION)でやった方がいいケースもあるかと。 FUSIONならばパラメータ調整ができる、webODMはこれから調べないとだめ。 ![](https://i.imgur.com/cyyeIed.png) demとsmrf関係のパラメータでDTMは調整できる模様。 ただし現時点ではまったく触っていません(今後の課題) #### 4.これからやること ー1.変換モード設定比較表作成 これを作ればどのようなパラメータが精度に影響するのか見えてくるかと。 ー2.操作方法 多分pix4DMapperと同じように途中から処理再開は可能と思われるので一部設定変更しての計算処理やり直す場合にどのように実行すればいいか調べる。これがわかると計算待ち時間が各段に減るはず。 ただしフルコースで計算しても30分程度なので確実なのは全部最初から計算しなおしの方がいいかも。 ー3.GCP機能挑戦 GCP pro editorを購入したので挑戦しないと。 まずは岩崎さんがやった手順を真似しての挑戦ですがこの場合、緯度経度をXYへの換算はエディター側でやってくれるようですが、高さQGISで調べて入力しないとだめそうです。ただしエディター自体が入力方法が3パターンあるので使い方を調べないとだめですかね。 3/23追記 岩崎さんがやった方法(写真マップからGCP抽出)だと自分で撮影する場所はほとんど森林部なのでターゲットになりそうな見つからずダメ元でGCP1カ所でやったらうまくできませんでした まずはもう少し街中よりでターゲットになりそうなものがありそうな場所での検証をやってみます。 ー4.SfM結果活用 ・アニメ機能 岩崎さんYouTubeでアニメ再生ができるのまではわかる。できれば再生条件(撮影ルート)を保存して あとでも再生できるようにしたい。またアニメ(動画)を保存する方法を知りたい。そうすれば撮影したものを納品物で使えるようになる。 ・3Dプリンタでの出力 ここはwebODMではなく他のソフトでやる部分ですが3Dプリンタも安ければ10万円くらいで 買えるので会社としては挑戦してみたいようです。 ・汎用ソフトでの閲覧 すでにできるようになりましたが3Dメッシュならばマイクロソフトのoffice系には簡単に貼り付けできるようです。 ・VRもしくはARでの確認 これもゆくゆくはできるようにしたいです。VRだとゴーグルが必要なのでARだとスマホ、タブレットなどで比較的ハードルが低いように思います。
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