出席者()
データベースは社会においてどのような場面で用いられているか。利用例について調べる。またそれに関わって起こっている社会的問題についても調べてみる(矢部)
・社会において使われている場面
通販サイトなどでの顧客の個人情報・購買履歴・商品の入出庫情報
銀行の通帳、クレジットカードの履歴
車のETC
電子カルテ
検索エンジン
→リンク
https://www.dtvcl.com/column/4399/
・社会的問題
①コールセンターと実店舗でのデーターベースの違い
店舗とコールセンターとで同じ対応をとれない可能性がある
②電子カルテの使用にはセキュリティ対策が不可欠
情報の閲覧がしやすくなったことを意識することや不正アクセス・情報漏洩の防止策を考える必要がある
③事故物件
④破産者
→リンク
https://www.dtvcl.com/column/4399/ (上と同じサイト)
https://medical.secom.co.jp/it/karte/column/post-6.html
データベースには大きく分けて、カード型データベースとリレーショナルデータベースの2つがある。それぞれがどのようなものか。その特徴の違いも含めて調べてみる。兼松
カード型:枠の中に項目名が書かれ、そこに情報を書き込んでいく住所録のような簡単な構造をしている。設計も操作も簡単で、動作も軽量だが、複雑・大量のデータを扱う場合は、重複したデータが多く発生し、記録に必要な容量や検索性などの面で効率はよくない
リレーショナルデータベース:表形式の複数データを関連付けて使えるようにしたデータベースのこと。必要なデータを取り出しやすく、データに一貫性があることが利点。大容量データになると処理速度が遅くなる、多様なデータを取り扱えないことが欠点
https://ja.wikipedia.org/wiki/カード型データベース
https://business.ntt-east.co.jp/content/cloudsolution/column-338.html
リレーショナルデータベースの設計においては、E-R図(E-Rモデル)というものが描かれることが多い。E-R図とはどのようなものか。実際の図も挙げて、どのように具体的に書くものか調べてみる。森
ER図のEはエンティティ(Entity)の略で、Rはリレーションシップ(Relationship)の略
ER図は「エンティティ=モノ」と「リレーションシップ=関係」の組み合わせでシステムのデータやデータ間の処理構造を設計する
特長:シンプルにシステムが表現できること
<例>「顧客が商品を注文する」という処理
「顧客」「商品」…エンティティ、「注文する」…リレーションシップ
ER図はシステムの上流工程の中で段階的に設計する。各工程で作成するER図の状態のことを「データモデル」と呼ぶ。データモデルには「概念モデル」「論理モデル」「物理モデル」がある。
〇順番:概念モデル→論理モデル→物理モデル
1概念モデル
システム開発を行う上で実施すべき業務の内容を整理してわかりやすくする。最初にシステム全体における「もの」や「できごと」をエンティティ、リレーションシップとして洗い出し、概要を表したもの。
2論理モデル
概念モデルに対してさまざまな肉付けを行う。具体的には属性(アトリビュート)、アイデンティファイア(主キー)、外部キーの定義や、リレーションシップにカーディナリティといった要素を追加する。
属性:エンティティ内で管理する具体的なデータ項目
アイデンティファイア:エンティティのレコードを識別子となる属性
(ここでいう顧客コード。これがわかれば顧客を特定できる。)
外部キー:リレーションシップが設定されている場合は、親エンティティのアイデンティファイアとなるアトリビュートを子エンティティにも追加する必要がある。外部キーの属性名の後にはFKをつける。
カーディナリティ:リレーションシップで結ばれた両エンティティの数(レコード)の関係
なし 1
P 1以上
Z 0または1
n 定数n
n-m 範囲指定をした定数
3物理モデル
データ型を追加したり、物理データベースに即したアルファベットに変換する。
〇引用リンク
https://products.sint.co.jp/ober/blog/create-er-diagram