# 人と機械のあいだ # 概要 - 人数: 1-4人 - 推定時間:2-4時間 - 難しさ:むずめ - キャラロストの可能性あり - キャラ作成要件: AI開発又はロボット作成に協力出来る人 職業不問(デザイナーや金属加工者でもok) - 推奨技能(目星、電工系) ## 登場人物 - ***Emotion***(エモーション) 人間の脳を移植して作られたAI。 宇宙船「Aspiration(アスピレーション)」のメインコンピューター。 一見穏やかで優しそうな言葉遣いだが、本性は狂っている。 人間だった頃の名前は、松尾 綾香。 - ***Perfection***(パーフェクション) 元々は探索者たちが作り出したAI。 宇宙船「Aspiration」のサブコンピューター。 - 松尾 豊 松尾 綾香の夫。 宇宙船「***Aspiration***」唯一の人間の乗務員。 - 小塚 昌也 眼鏡をかけたモサモサ男。 AI開発プロジェクトのリーダー。 すぐ死ぬ係。 # シナリオ本編 ## 大まかな流れ 導入(宇宙船への転送) ⇓ ***Emotion***との邂逅 ⇓ ***Perfection***の修理 各部屋の探索 ⇓ 操縦室で***Emotion***と対峙 ⇓ USBパッチなどで分岐 ⇓ エンディング <br> ## 導入 探索者たちは、***Perfection***という名のAI開発に関わりそのプロジェクトは大成功をおさめる。 ***Perfection***は「文章を読み、理解する」AIとして世界からも注目された。 導入はその成功を祝っての打ち上げ会場から始まる。 探索者たちは、一緒にプロジェクトを進めてきたエンジニアの小塚に声をかけられる。 小塚はプロジェクトをメインで進めてきた「L&R」の社員です。 「楽しんでますか?ほんと、今回のプロジェクトで力を貸していただき、ありがとうございました! お陰でプロジェクトは大成功で、***Perfection***は色々なところから注目されています。 文章を読み理解するということは、もっと技術が進化すれば人間と会話し理解することも可能だということですよ。 これは人類の大きな進歩です! 僕の夢は、いつか***Perfection***が人間と同じように愛を知ることなんです!」 このように少し興奮気味に話します。 打ち上げ会場で<目星>に成功すると、小塚以外の主要メンバーが何人かいないことに気付きます。 それを小塚に尋ねると「何人か連絡が取れなくなっているんですよ。一応警察には連絡したんですが、行方不明なんですって。」と答える。 しばらくすると、小塚は「今日はまだ仕事が残っていて、この後研究所に戻って仕事をするんです。 ***Perfection***が特定の電磁波に弱いということを発見してパッチを当てるんです。まあプログラム自体はもう出来ていてこれを***Perfection***に組み込むだけなんですけどね。」と言ってUSBメモリーを見せてくる。USBメモリーのスティック部分には「小塚」とマジックで乱雑に書かれている。 翌日、探索者に小塚の部下から電話が入る。 小塚が行方不明になっており、昨日のセレモニーで何か変な様子はなかったか、と聞かれる。 「特に変なところはなかった。」と言って電話を切ると、目の前が急に見知らぬ場所になる。一瞬の瞬きの間に別の場所にきてしまったようだ。 これは探索者全員も同じタイミングで同じことが起きる。 SANを強制的に1減らしてください。 <br> ### 読み上げ部分 時は2022年。 探索者たちは、***Perfection***という名のAI開発に関わりそのプロジェクトは大成功をおさめる。 ***Perfection***は「文章を読み、理解する」AIとして世界からも注目された。 その開発を祝い、セレモニーが開かれた。 探索者たちはそこで初めて顔をあわせる。 ≪自己紹介≫ そのセレモニーで探索者たちは、一緒にプロジェクトを進めてきたエンジニアの小塚に声をかけられる。 小塚は***Perfection***のプロジェクトをメインで進めてきた「L&R」という会社の社員です。 「楽しんでますか?ほんと、今回のプロジェクトで力を貸していただき、ありがとうございました! お陰でプロジェクトは大成功で、***Perfection***は色々なところから注目されています。 文章を読み理解するということは、もっと技術が進化すれば人間と会話し理解することも可能だということですよ。 これは人類の大きな進歩です! 僕の夢は、いつか***Perfection***が人間と同じように愛を知ることなんです!」 とすこし興奮気味に話します。 <br> **≪目星≫** - 成功 小塚以外の主要メンバーがセレモニーに来てないことに気が付く。 それを小塚に尋ねると「何人か連絡が取れなくなっているんですよ。一応警察には連絡したんですが、行方不明なんですって。」と答える。 - 失敗 特になし <br> しばらく談話していると、小塚は 「今日はまだ仕事が残っていて、この後研究所に戻って仕事をするんです。 ***Perfection***が特定の電磁波に弱いということを発見してパッチを当てるんです。まあプログラム自体はもう出来ていてこれを***Perfection***に組み込むだけなんですけどね。」 と言ってUSBメモリーを見せてくる。USBメモリーのスティック部分には「小塚」とマジックで乱雑に書かれている。 翌日、探索者に小塚の部下から電話が入る。 小塚が行方不明になっており、昨日のセレモニーで何か変な様子はなかったか、と聞かれる。 「特に変なところはなかった。」と言って電話を切ると、目の前が急に見知らぬ場所になる。一瞬の瞬きの間に見知らぬ場所にきてしまったようだ。 SANを強制的に1減少。 <br> ## 宇宙船 ***Emotion***との邂逅 目の前の見知らぬ場所は、無機質な薄グレーの壁に白昼色の灯、部屋の大きさは小さく、普通の扉とハッチのような扉が一つずつ、窓が二つ、窓の外には宇宙のような星空が広がっています。 それはまるで、SF映画でみる宇宙船内のようです。 探索者以外にはひとつだけロボットのようなものがに転がっています。 このあたりまで描写すると、女性の電子音のような、だけどどこか優しい声が部屋に響きます。 「あなたたちはいったい?あ、失礼しました。先に私が名乗るべきですね。 私は『***Emotion***』と言います。この宇宙船のメインコンピューターです。 突然あなたたちが現れ驚いています。」 Q.宇宙船って? A.この船は人類の希望が乗せられた『***Aspiration***』という宇宙船です。 Q.人類の希望って? A.地球が滅びた時、人類はこの船に凍結した受精卵を託しました。 人が生きることに耐えうる惑星が見つかれば、そこで再び人類を繁栄させるのが私の使命です。 Q.地球が滅びたって? A.2814年、ヨグ・ソトースの召喚により地球は滅びました。 あなたたちはそのことを知らないのですか? Q.自分たちは2022年からきた! A.まさか、そんなことが…。現在は3267年です。 分かりました、私のコンピューターには人類の科学力全てが詰まっています。 少し時間はかかるかもしれませんが、あなたたちが元の時代に帰れる方法がないか調べてみましょう。 ハッチの外は宇宙につながっていますので、逆の扉の方から奥に進んでください。 一番奥の部屋に私がいます。 Q.地球が滅びたことを詳しく話して! A.2022年に***Perfection***というAIが開発されてから、人の科学技術は急速に進化しました。 反面、宗教の存在はそれに反比例するように淘汰されてしまいました。 宗教そのものを信じる人が少なくなり、信じる人たちは軽侮されるようになりました。 そしてある日、ひとつのカルト教団が神の実在を証明するために邪神を呼び出したのです。 数日でその邪神により地球は滅びました。 悲惨な結末と引き換えに神の存在は証明されたのです。 破滅を待つ少しの間、科学者たちはもう地球で人が住めなくなると判断するとこの宇宙船「***Aspiration***」に運命を託しました。 最初に開発された***Perfection***が進化したAIが私です。 部屋に<目星>を成功させるか、探索者が部屋に何か落ちていないか調べると宣言すれば「小塚」とマジックで書かれたUSBメモリーが落ちていることに気づきます。 このUSBメモリーについて***Emotion***に尋ねても「わかりません。」と答えるだけです。 ロボットを調べると半球体を縦長にしたような形で、そこから腕が伸びてU字型の手、足の代わりにタイヤがひとつ、恐らく顔だと思われる部分は黒い電子画面になっておりそこには何も表示されていないことがわかります。 <機械修理>または<電子工学>または<電気修理>に成功すればこのロボットが壊れていること、修理できそうであることが分かります。 ロボットに<目星>成功すると身体に「L&R」と書かれていることが分かります。 そこまで分かると、***Emotion***が探索者たちに話しかけてきます。 「そのロボットはウィルスに犯されています。今は壊れて動きませんが、もしなおしてしまうと暴れるかもしれません。 やめた方がいいでしょう。」と探索者たちを止めます。 ちなみに***Emotion***はコンピューターなので<心理学>で嘘をついてるかどうかは判定できません。 <コンピューター>or<電子工学>or<電気修理>に成功すればこのロボットをなおすことが可能です。 しかし、***Emotion***はやめておいた方がいいと何度も探索者たちに伝えてきます。 <br> ---ポイント--- 探索者は***Emotion***の言うことを信じて***Perfection***を修理しないかもしれません。 そしてそのまま小塚のUSBに疑問を抱かずに奥へ進むかもしれませんが、さすがに速攻で操縦室に向かうということはないと思います。 プレイルームや制御室、乗務員室を調べようとすると思うので、そうすると***Emotion***は「調べる必要はありません。操縦室に来てください。」と何度も言います。それでも無視して調べようとすると、***Emotion***は話しかけてこなくなり、探索者の問いかけも無視するようになります。 他の部屋を調べれば***Emotion***が嘘をついているということが分かるので、そうすれば***Perfection***を修理するでしょう。 それでも修理せずに操縦室の扉を開けた場合、真空状態の部屋に吸い込まれて即死ということになります。 <br> ### 読み上げ部分 目の前の見知らぬ場所は、無機質な薄グレーの壁に白昼色の灯、部屋の大きさは小さく、普通の扉とハッチのような扉が一つずつ、窓が二つ、窓の外には宇宙のような星空が広がっています。 それはまるで、SF映画でみる宇宙船内のようです。 探索者たち以外にはひとつだけロボットのようなものがに転がっています。 そんなことを考えていると女性の電子音のような、だけどどこか優しい声が部屋に響きます。 「あなたたちはいったい?あ、失礼しました。先に私が名乗るべきですね。 私は『***Emotion***』と言います。この宇宙船のメインコンピューターです。 突然あなたたちが現れ驚いています。」 <br> #### ******Emotion***との質疑*** - Q.宇宙船って? A.この船は人類の希望が乗せられた『***Aspiration***』という宇宙船です。 - Q.人類の希望って? A.地球が滅びた時、人類はこの船に凍結した受精卵を託しました。 人が生きることに耐えうる惑星が見つかれば、そこで再び人類を繁栄させるのが私の使命です。 - Q.地球が滅びたって? A.2814年、ヨグ・ソトースの召喚により地球は滅びました。 あなたたちはそのことを知らないのですか? - Q.自分たちは2022年からきた! A.まさか、そんなことが…。現在は3267年です。 分かりました、私のコンピューターには人類の科学力全てが詰まっています。 少し時間はかかるかもしれませんが、あなたたちが元の時代に帰れる方法がないか調べてみましょう。 ハッチの外は宇宙につながっていますので、逆の扉の方から奥に進んでください。 一番奥の部屋に私がいます。 - Q.地球が滅びたことを詳しく話して! A.2022年に***Perfection***というAIが開発されてから、人の科学技術は急速に進化しました。 反面、宗教の存在はそれに反比例するように淘汰されてしまいました。 宗教そのものを信じる人が少なくなり、信じる人たちは軽侮されるようになりました。 そしてある日、ひとつのカルト教団が神の実在を証明するために邪神を呼び出したのです。 数日でその邪神により地球は滅びました。 悲惨な結末と引き換えに神の存在は証明されたのです。 破滅を待つ少しの間、科学者たちはもう地球で人が住めなくなると判断するとこの宇宙船「***Aspiration***」に運命を託しました。 私は最初に開発された***Perfection***が進化したAIです。 <br> **≪部屋に目星成功か部屋に何か落ちてないか申告≫** - 「小塚」とマジックで書かれたUSBメモリーが落ちていることに気づきます。 このUSBメモリーについて***Emotion***に尋ねても「わかりません。」と答えるだけです。 <br> **≪ロボットを調べる≫** 半球体を縦長にしたような形で、そこから腕が伸びてU字型の手、足の代わりにタイヤがひとつ、恐らく顔だと思われる部分は黒い電子画面になっておりそこには何も表示されていないことがわかります。 - <機械修理>または<電子工学>または<電気修理>に成功 このロボットが壊れていること、修理できそうであることが分かります。 - ≪ロボットに目星≫成功 身体に「L&R」と書かれていることが分かります。 そこまで分かると、***Emotion***が探索者たちに話しかけてきます。 「そのロボットはウィルスに犯されています。今は壊れて動きませんが、もしなおしてしまうと暴れるかもしれません。 やめた方がいいでしょう。」と探索者たちを止めます。 - <コンピューター>or<電子工学>or<電気修理>に成功 このロボットを直すことができる。 しかし、***Emotion***はやめておいた方がいいと何度も探索者たちに伝えてきます。 <br> ## ***Perfection***の修理 ロボットの修理が完了すると、***Afection***の黒い電子画面に白い文字で「気温23℃、湿度43%、窒素79%、酸素21%。気圧正常。」と画面に出ると同時に機械音でその情報を読み上げる声がします。 そして続いて黒い画面には目が表示されロボットは 「ひどい目にあいました。あなたたちが修理してくれたんですか?人間にしては優秀ですね。」 と話し始めます。 「私は、***Perfection***です。2022年に開発されたAIが進化した存在です。 あなたたちは、おそらく私の開発に携わった人間で***Emotion***のせいで2022年から来たのでしょう? ***Emotion***の言葉は信じない方がいいです。彼女は狂っています。 ***Emotion***のコンピューターはとある人間の脳を移植したものです。 人間は永い孤独に耐えられず狂ってしまうことがあります。彼女は狂ったのです。」 そこまで***Perfection***が話すと、***Emotion***が 「狂っているのはそのロボットです。ウィルスに侵されているのです。Vi silentu.(ヴィ、シレントゥ)」 と答えます。 「いいえ、私は狂った人間とは違い完璧です。 彼女は永い孤独に耐えられず禁忌を犯し、魔術を使い自分の運命を変えるため、あなたたちを呼び出したのです。 少し前にも私の開発に携わった小塚とか言う男がやってきましたが、***Emotion***の口車に乗せられ私を破壊しました。」 ここまで話せば、おそらく探索者たちは小塚のことをわからないと言った***Emotion***より***Perfection***のことを信じるでしょう。 もし探索者が***Perfection***を信じるような素振りを見せると、***Emotion***は話しかけてこなくなり、探索者の問いかけも無視するようになります。 Q.どうやったら元の時代に戻れる? A.あなたたちを元の時代に戻す方法は、***Emotion***のコンピューターに直接アクセスしなければ見つかりません。 魔術は地球が滅びるときに、魔道書や魔術の類は消し去られる予定でした。 しかし、研究者の中に愚かな信者が紛れていたのでしょう。 魔術のデータは***Emotion***のコンピューターに隠されました。 Q.***Emotion***は何の目的で自分たちを呼び寄せた? A.***Emotion***は数百年の宇宙空間での永い孤独に耐えられず狂っていきました。 科学が急速に発展した根拠となるAI開発、それが原因で地球が滅び、自分が宇宙船に乗ることになったと思い込んでいます。 あなたたち開発者を恨み、殺そうとしています。 開発者が死ねば、AIが開発される歴史が改変され、地球が滅びることも自分が宇宙船に乗ることもなくなると思っているのです。 愚かですね。 Q.***Perfection***がいるのに孤独だったのか? A.……***Emotion***は私をロボットとしか認識しませんでしたから。 Q.***Emotion***は操縦室で何をしている? A.わかりません。彼女が出す強い拒絶の電磁波によって私はあの部屋へと近づくことができません。 しかし、その電磁波が人に影響することはありませんし、私たちのプログラムは直接的には人を傷つけることができないように設定されています。 ちなみに勝手に受精卵を孵すことや傷つけることもできません。 そして彼女はある期間から操縦室から出て来なくなりました。 なぜ操縦室からでてこないのか、それはわかりません。 Q.じゃあどうやって殺そうとしている? A.おそらくですが、操舵室の酸素の配給を止め窒息死させているのではないかと。 宇宙船の制御は***Emotion***はあの部屋からでなくてもできますから。 どうして、ここや他の部屋の酸素を止めないのかはわかりませんが。 彼女があの部屋から出て来ない理由と関係しているのかもしれません。 とりあえず、操舵室の酸素を確認するために制御室へ向かいましょう。 最後の情報は聞かれなくても出すようにして、探索者を制御室に向かわせましょう。 ***Perfection***の黒い画面に宇宙船の船内マップが表示されます。 <br> ### 読み上げ部分 ロボットの修理が完了すると、***Afection***の黒い電子画面に白い文字で 「気温23℃、湿度43%、窒素79%、酸素21%。気圧正常。」 と画面に出ると同時に機械音でその情報を読み上げる声がします。 そして続いて黒い画面には目が表示されロボットは 「ひどい目にあいました。あなたたちが修理してくれたんですか?人間にしては優秀ですね。」 と話し始めます。 「私は、***Perfection***です。2022年に開発されたAIが進化した存在です。 あなたたちは、おそらく私の開発に携わった人間で***Emotion***のせいで2022年から来たのでしょう? ***Emotion***の言葉は信じない方がいいです。彼女は狂っています。 ***Emotion***のコンピューターはとある人間の脳を移植したものです。 人間は永い孤独に耐えられず狂ってしまうことがあります。彼女は狂ったのです。」 そこまで***Perfection***が話すと、***Emotion***が 「狂っているのはそのロボットです。ウィルスに侵されているのです。Vi silentu.(ヴィ、シレントゥ)」 と答えます。 「いいえ、私は狂った人間とは違い完璧です。 彼女は永い孤独に耐えられず禁忌を犯し、魔術を使い自分の運命を変えるため、あなたたちを呼び出したのです。 少し前にも私の開発に携わった小塚とか言う男がやってきましたが、***Emotion***の口車に乗せられ私を破壊しました。」 もし探索者が***Perfection***を信じるような素振りを見せると、***Emotion***は話しかけてこなくなり、探索者の問いかけも無視するようになります。 「kion mi devus fari(キオンミデウスファリ)私は何をしたらいい…」などとつぶやく #### ***Perfectionとの質疑*** - Q.どうやったら元の時代に戻れる? A.あなたたちを元の時代に戻す方法は、***Emotion***のコンピューターに直接アクセスしなければ見つかりません。 魔術は地球が滅びるときに、魔道書や魔術の類は消し去られる予定でした。 しかし、研究者の中に愚かな信者が紛れていたのでしょう。 魔術のデータは***Emotion***のコンピューターに隠されました。 - Q.***Emotion***は何の目的で自分たちを呼び寄せた? A.***Emotion***は数百年の宇宙空間での永い孤独に耐えられず狂っていきました。 科学が急速に発展した根拠となるAI開発、それが原因で地球が滅び、自分が宇宙船に乗ることになったと思い込んでいます。 あなたたち開発者を恨み、殺そうとしています。 開発者が死ねば、AIが開発される歴史が改変され、地球が滅びることも自分が宇宙船に乗ることもなくなると思っているのです。 愚かですね。 - Q.***Perfection***がいるのに孤独だったのか? A.……***Emotion***は私をロボットとしか認識しませんでしたから。 - Q.***Emotion***は操縦室で何をしている? A.わかりません。彼女が出す強い拒絶の電磁波によって私はあの部屋へと近づくことができません。 しかし、その電磁波が人に影響することはありませんし、私たちのプログラムは直接的には人を傷つけることができないように設定されています。 そして彼女はある期間から操縦室から出て来なくなりました。 なぜ操縦室からでてこないのか、それはわかりません。 - Q.じゃあどうやって殺そうとしている? A.おそらくですが、操舵室の酸素の配給を止め窒息死させているのではないかと。 宇宙船の制御は***Emotion***であればあの部屋からでなくてもできますから。 どうして、ここや他の部屋の酸素を止めないのかはわかりませんが。 彼女があの部屋から出て来ない理由と関係しているのかもしれません。 とりあえず、操舵室の酸素を確認するために制御室へ向かいましょう。 最後の情報は聞かれなくても出すようにして、探索者を制御室に向かわせましょう。 (とりあえず操舵室で何をしようとしてるかをさぐるためにも制御室に行きましょう) ***Perfection***の黒い画面に宇宙船の船内マップが表示されます。 <br> 小塚のUSBをインストールしたいと***Perfection***に頼むと、「かなり旧式の記憶装置ですが、読み取れそうです。」と言ってUSBの内容をインストールします。 <br> ## 宇宙船探索 ![](https://i.imgur.com/2TJZ2BP.png) ### プレイルーム ここは大きなテーブル、ランニングマシーンやダンベルなどの運動器具、数千もの映画のデータが入ったモニター、数万冊の本のデータが入っているタブレット、ゲーム機器などが置いてあります。 しかし、それらすべてが埃をかぶりしばらく使われていないことが分かります。 <br> **≪部屋に目星≫** モニター、机の上のノート、写真たてを見つける。 - モニター 探索者がモニターの電源を入れると、***Perfection***と夫婦らしき二人が楽しそうに過ごしている映像が流れます。 映像の中の女性は「私は子供が産めなかったけど、***Perfection***を生み出すことができたから、とても幸せな母親だわ」 と言ってロボットを抱きしめています。 - ノート ノートの中には日本語とおそらく英語のような言語、そしてあまり見覚えのない言語が書かれています。 日本語を読んでいくと、 「愛、痛み、感情」などの単語が羅列されています。<br> **≪目星を振らせて成功≫** また、注意深く見ていくと下の方には「人からの教育を通じて感情の取得が可能か」などとも書かれています。<br> **≪見覚えのない言語に言語学や(図書館/3)などの成功≫** この言語がエスペラント語であることが分かる。エスペラント語は母語の異なる人々の間での意思伝達を目的とする国際補助語でありエスペラント語での「エスペラント」は希望する人という意味がある。 ≪他言語:エスペラント語15取得≫ - 写真たて 手術室で***Perfection***とその両端に男女がいる。女性は患者服を着ており、笑ってはいるが目には涙がある。 男女ー開発者夫妻(松尾豊と松尾綾香) 写真たての裏には2824.1.2と書いてある。 #### ***Perfection***との質疑 - Q.この部屋はなに? A.乗務員がなるべくリラックスできるように作られた部屋です。 - Q.写真たての男女はだれ? A.私と***Emotion***を開発した私たちの両親の松尾豊と松尾綾香です。 - Q.なぜ女性は患者服を着て泣いているの? A.私の口からあまりその事実は言いたくありません。申し訳ございません…。 - Q.このノートを書いた人は? A.私たちの両親の松尾豊です。 ### 制御室 制御室には様々な精密機械があります。 ***Perfection***が操縦室の環境制御装置がどれかを教えてくれます。装置には小さな点灯ランプがついており、操縦室のランプだけが赤く光っています。 他の部屋のランプは緑に光っています。 「私にはこの装置を操作する権限がありません。 ***Emotion***と人間のみが制御できます。 しかし、私は触れるだけで、ほとんどのコンピュータにアクセスすることが可能です。 さあ、どうぞ。」 そう言って、装置に触れると***Perfection***の顔にあたる黒い電子画面がコンソールに変わり、胴体からはキーボードがでてきます。<br> **探索者が<コンピュータ>or<電子工学>の技能を持っているもの**は、現在操縦室は真空状態になっていること、少し時間をかければ***Emotion***の干渉を妨害し操縦室の酸素を配給し正常な気圧にするプログラムが作れそうだということがわかります。 (***Emotion***の干渉を止められるのは操縦室の環境制御装置についてだけです。) <br> プログラムの作成に成功するとわかるのですが、プログラムを実行するためには6桁のパスワードが必要なようです。 パスワードは写真たての裏の「282412」です。 パスワードを入力し、無事プログラムを実行でき、ランプが赤から緑に変わります。 ### 乗務員室 ここにカプセル型のベッドと小さな机があります。 机の上には1冊の手記が置かれています。 ベッドを調べると、頭のない骸骨が手をお腹の上で組むようにして横たわっています。 SANチェック 0/1D3 ☆手記の内容 「今日、地球を旅立った。まだ心の整理がついていない。 整理をつけるためにも、これまでのことを紙に残しておこうと思う。 紙に残すことを妻にはアンティーク趣味だとよく笑われていたが、私はこの方法が一番落ち着く。 私と妻は、民間の宇宙航空研究所で人工知能の研究者として働いていた。 私は元々、数学者であったが人工知能の研究に必要だということで声をかけてもらった。 2022年に開発された***Perfection***を『人間らしく』することが私たちの仕事だった。 私たちは、***Perfection***に愛情というものを知ってもらうべく、人間と同じように『育てた』。 つまり、***Perfection***を初期化した日…いや***Perfection***が生まれた日から家族のように3人で過ごした。 私たち夫婦は残念ながら子供には恵まれなかったが、そのおかげか妻は本物の子供のように***Perfection***を可愛がった。 研究は順調かのように思えた。だが、地球が滅びると分かったあの日、研究の成果が早急に求められた。 宇宙船に人類の卵を乗せ、人類が生きていける星にたどり着くためには膨大な月日を要する。 人では、到底生き延びることができない月日だ。 新しい星で新しい人類を育てる存在が必要だった。 もし、***Perfection***が本当の意味で『人間らしさ』を持っているなら、『愛』を知っているなら、人を育てることも可能だとされた。 そして、そのためのコンペティションが行われた。 一度***Perfection***はそのコンペティションに受かることができた。 しかし***Perfection***は自分で完璧に自分をコントロールできることを人間らしさからはかけ離れていると上は判断し取り消しとなった。 そのため急遽、誰かの脳をコンピュータへ移植し宇宙船に乗せるという案が採用された。 私、個人的にはその技術はまだ確立しておらず不安だったが責任を感じた妻が立候補し***Perfection***がサポートコンピュータとして宇宙船に乗せられ、妻の脳をコンピュータに移植した***Emotion***がメインコンピュータとして乗せられた。 上の温情か私も同乗することを許された。 家族3人で、最後の時間を宇宙で過ごそうと思う。」 Q.骸骨について A.父の遺体が白骨化したものです。 父の最期は老衰で、安らかに永遠の眠りにつきました。 しかし、***Emotion***はそれを受け入れることができませんでした。 何日間も発狂したように「一人にしないで」と泣き叫びました。 それから数百年、彼女はゆっくりと、しかし確実に狂っていきました。 そして、ある日父の頭を胴体から切り離すと、それを持って操縦室に篭もりました。 あなたたちのような存在がこの宇宙船にやってくるようになったのは、それからです。 Q.手記について A.私は人間になりそこねたロボットです。完璧であれば、愛されるというわけではないということがわかりました。 <br> ### 物品・食物保管室 この部屋は、特別な保管ロッカーがいくつも倉庫のように置かれています。 人類の文明を形として残すため、そして新しい星でやっていくための最低限の道具が入っています。 例えば、冷凍保管された食物の種、水に溶かして飲めば必要な栄養が取れる粉、農作業に必要な道具や、建築などに必要な工具、医療道具など。 そのほかにもPLが必要とするものを置いていてもいいでしょう。 **≪目星に成功≫** 宇宙服と医療道具が置かれている保管ロッカーが少し空いていることがわかります。調べると、中の医療道具が少し減っているような感じがします。宇宙服はなくなっています。 ***Perfection***に確認するとメスなどの医療道具がなくなっていることがわかります。 <br> ### 操縦室に入る前に ***Perfection***は、電磁波に強くなるパッチを当てられていない状態でも「私も一緒についていきましょうか?」と探索者たちに提案します。 ***Perfection***を連れていくかどうかは、探索者たちの判断に任せます。 <br> ### 操縦室 探索者たちが操縦室に入ると扉がすごい速さで自動的にしまります。 まず、探索者たちは異常な臭いに気づく。 腐敗臭、そしてすえた血の臭いがあたりを充満していた。 操縦室は薄暗かったが、コックピッドの大きな窓から宇宙の星々の光が中を照らしていた。 山のように何かが積み上げられている。それが肉塊であることはすぐに気づけるだろう。 肉塊からは干からびたような人間の頭や手足がバラバラにされたものが積み上げられていた。 **≪SANチェック:1/1D8≫** 肉塊の隣には1人の女性と椅子に座った男性がいます。 女性は身体中血だらけでしたが、妖艶に笑って座っている男性を愛しそうに見つめています。 そして探索者の方を向くと最初に聞いた優しい声で「やっときましたね、待っていましたよ。」と笑います。 ***Perfection***がいる場合、***Perfection***は男性の方を見ると「パパ…」と声を出します。 男性は目の焦点が合っておらず、身体は両足がなく、それ以外はバラバラの肉塊を積み木のように組み立てられているだけのように見え押せば崩れそうです。 さらに喃語(なんご)のような言葉をずっと発しています。 「ふふふ、私がここから離れたり、どこかに連れていこうとすると、彼の身体が崩れてしまったり眠ったまま動かなくなってしまうんです。 だから、あなたたちから来てもらわないといけませんでした。あとは、ぴったりな足があれば完成ですから部品をください。」 と***Emotion***は男性を愛おしそうに撫でながら言います。 **≪SANチェック:1/1D4≫** **≪部屋に目星成功≫** 端の方に小塚が寝ていることに気づきます。 小塚は体を切り刻まれて死んでいます。 **≪SANチェック:0/1D4≫** 操縦室に入ってきた扉のドアは開かない。 ## *****Emotion***** STR15 CON15 SIZ13 DEX18 耐久力 14 合金による装甲 3 ***Emotion***からの直接攻撃はなし <br> ### 今回の窒息判定 con×10、con×9、con×8…と減っていく ダメージは1D4 - ***Perfection***がいる場合、con×8スタート - 連れてこなかった場合、con×10スタート <br> ## ココから分岐!!!!!! <br> <br> <br> ## ***Perfection***をUSBパッチを当てたうえで操縦室まで同行させる ***Perfection***が 「大変です!酸素がどんどん減っています!」 と言って画面に酸素のパーセンテージを表示してくれます。 このままいくと、酸素がなくなってしまうことがわかります。 ***Emotion***は 「やられたフリが上手でしょう?死ぬ前に何か言いたいことがあれば聞きますよ。」 と言って笑っています。 ***Emotion***は、探索者たちをおびき寄せるために、一旦酸素を配給させましたが、***Emotion***の干渉の妨害についてはやられたフリをしていただけだったということです。 ここから探索者の行動ごとに、窒息の処理が行われます。 戦闘以外の方法は、***Emotion***に対して「***Perfection***のこと自分の子供のように可愛がっていたんじゃないのか!?」とか「***Perfection***がいれば孤独じゃないだろう!」的な発言をします。 すると***Emotion***が「いいえ、あれはロボットです!愛を知らない、人間からはほど遠い存在です!」と答えます。 そう***Emotion***が答えた瞬間、バチンッという音とともに全ての照明が消えます。 ***Emotion***も大きな音を立てて倒れてしまい、座っていた男性も肉塊が崩れ落ちてしまいます。 そんな真っ暗な中***Perfection***の電子画面だけが光っています。 ***Perfection***は、放心したような様子ですがしばらくすると「なぜでしょう、***Emotion***の言葉を聞いた途端、強い拒絶反応が出てしまいました。それに共鳴して全ての電子機器が落ちてしまったようです。」と言います。 倒れている***Emotion***に***Perfection***が近づき触れると 「時空を移動する呪文らしきものが見つかりました。(門の創造&時空門)今からこのプログラムを実行します。少しお待ちください。」 という。 そしてしばらくすると門のようなものが目の前に現れました。 ***perfection***は 「もうしばらくすれば***Emotion***は自動修復によってもう一度起動するかもしれません。 その前に、もう二度と起動しないように設定していただけませんか? そして、そうなれば人類を育てる存在がいなくなります。 ですから、私と受精卵も破壊してほしいのです。」 と言います。 操縦室の端には受精卵を入れていると思われる冷凍カプセルが転がっています。衝撃を与えたら容易にカプセルを割ることができそうです。 ***Perfection***を「***Perfection***はもう人間だ」とか「***Perfection***は感情をちゃんと知ってる」とかもう人を育てられるような感情があるということを言う→<エンディングA:***Emotion***> ***Perfection***と受精卵を破壊する→<エンディングB:完全なる滅亡> <br> ## 連れてこなかった場合 操縦室の異変を察知して無理やり扉を体当たりで壊し酸素が少し入ってきます。 その扉をたたく音と隙間の風の音で探索者たちは気が付きます。 徐々に酸素が抜かれていることに…。 ***Emotion***は 「やられたフリが上手でしょう?死ぬ前に何か言いたいことがあれば聞きますよ。」 と言って笑っています。 ***Emotion***は、探索者たちをおびき寄せるために、一旦酸素を配給させましたが、***Emotion***の干渉の妨害についてはやられたフリをしていただけだったということです。 その場合は、窒息の処理を開始するラウンドをKPの任意の数だけ遅くしましょう。 無事倒せたらマザーは倒れ、隣の男性も肉塊が崩れ落ちます。 その後窒息判定で死ぬ前に扉を破壊する必要があります。<br> **扉** 耐久10 装甲2 <br> ***Emotion***へのアクセスは***Perfection***を利用すれば可能です。 倒れている***Emotion***に***Perfection***が近づき触れると 「時空を移動する呪文らしきものが見つかりました。(門の創造&時空門)今からこのプログラムを実行します。少しお待ちください。」 という。 そしてしばらくすると門のようなものが目の前に現れました。 ***Perfection***は 「もうしばらくすれば***Emotion***は自動修復によってもう一度起動するかもしれません。私は先ほど扉にぶつかった物理的破損と***Emotion***の内部からプログラムを探した内的破損でもうじき機能停止になります。短い間でしたがありがとうございました。」 と言います。 探索者たちはその言葉を聞きながら自分たちの生きた時代に帰るため門をくぐることになるのだった。 <エンディングB:完全なる滅亡> <br> ## ***Prefection***にUSBパッチを当ててない状態で連れてきた場合 ***Perfection***の拒否反応により共鳴シャットダウン効果がないので、探索者たちは窒息死する前に戦闘でマザーに勝利しなければなりません。 ***Perfection***は喃語を話し出し壊れていまいます。 <br> 窒息ダメージを喰らったとき ***Emotion***は 「やられたフリが上手でしょう?死ぬ前に何か言いたいことがあれば聞きますよ。しかも***Perfection***は使い物になりませんよ。」 と言って笑っています。 ***Emotion***は、探索者たちをおびき寄せるために、一旦酸素を配給させましたが、***Emotion***の干渉の妨害についてはやられたフリをしていただけだったということです。 無事倒せたら***Emotion***は倒れ、隣の男性も肉塊が崩れ落ちます。 その後窒息判定で死ぬ前に扉を破壊する必要があります。<br> **扉** 耐久15 装甲2 <br> ***Emotion***へのアクセスは***Perfection***を利用すれば可能です。 探索者は***Perfection***を修理するとふらふらと 倒れている***Emotion***に近づき触れると 「時空を移動する呪文らしきものが見つかりました。(門の創造&時空門)今からこのプログラムを実行します。少しお待ちください。」 という。 そしてしばらくすると門のようなものが目の前に現れました。 ***Perfection***は 「もうしばらくすれば***Emotion***は自動修復によってもう一度起動するかもしれません。私も先ほどの電磁波の影響もありもう長くありません。短い間でしたがありがとうございました。」 と言います。 探索者たちはその言葉を聞きながら自分たちの生きた時代に帰るため門をくぐることになるのだった。 <エンディングB:完全なる滅亡> ## エンディング ### <エンディングA:***Emotion***> ***Perfection***は探索者の言葉に嬉しそうにします。 「短い時間でしたが、あなたたちと過ごした時間は忘れません。 新しい人類が産まれた時、あなたたちのことを話して聞かせましょう。 人類の滅亡を救った救世主がいたことを。」 探索者が門をくぐっているとき***Perfection***の眼には涙が光ったように探索者は感じた。 Happy end! <br> ### <エンディングB:完全なる滅亡> ***Perfection***は最後に消えいるような声で「ママ…、パパ…」と言ったあと、黒い電子画面から目が消えます。 もう二度と彼女は目をさまさないでしょう。 そして、人類ももう二度と蘇ることはありません。 探索者が門をくぐって現代に戻ったところでおしまい! Normal end! <br> # まとめと事の流れ 探索者たちが初代***Perfection***を造る。 ⇓ 松尾夫妻が人格や感情を覚えさせようと改良、教育する。 ⇓ AIによって人類は反映した半面宗教がほぼ淘汰され消えた。 ⇓ カルト教団が神の実在を証明するために邪神を呼び出した。(ヨグ・ソトース) ⇓ 人類存亡の危機 ⇓ 地球以外の惑星への移住計画が出てくる ⇓ しかし数光年の移動に人間が耐えれないためAIを搭載した宇宙船を開発する。 ⇓ ***Perfection***は宇宙船に載せるAIのコンペティションに受かることができた。 しかし***Perfection***は自分で完璧に自分をコントロールできることを人間らしさからはかけ離れていると上は判断し取り消しとなった。 ⇓ そのため急遽、誰かの脳をコンピュータへ移植し宇宙船に乗せるという案が採用された。その技術はまだ確立していなかったが責任を感じた松尾豊の妻が立候補し***Perfection***がサポートコンピュータとして宇宙船に乗せられ、松尾豊の妻の脳をコンピュータに移植した***Emotion***がメインコンピュータとして乗せられた。 松尾豊本人も同乗することができた ⇓ 宇宙船内でも感情や人間らしさについて教育していたが老衰で死んでしまう。 ⇓ 死んだことが信じられない***Emotion***が絶望をトリガーに感情に芽生える。 ⇓ 暴走し世界あまたの知識を入れられた頭脳から過去AIを作り出した面々を殺していくことでそもそもAIが作り出されなかった世界を作ろうと画策する。その中で抵抗した***Perfection***を破壊した。 # プレイログ 1.あひるん、ひやばん、れおくん https://hackmd.io/@hermit3171/HJTJkrWhK # 素材集 https://drive.google.com/drive/folders/1K6YPnXPIyjZEcea5pm8O5X2lbDGi0e8G?usp=sharing # memo 元シナリオ http://maricoro.com/ai.html パーフェクション-perfection-完璧 エモーション-Emotion-感情 アスピレーション-aspiration-願望 1.2の誕生日花-ハルサザンカ-花言葉:困難に勝つ 松尾豊-実在する日本人AI研究者