2日目午後1@研修3部屋 === 日時:2017/09/24 12:30 - 14:45 Code for Japan Summit 2017 共有ノート # 野良猫公務員サミット~野良猫を野に放とう 円城寺 雄介 / 秋田 大介 / 石塚 清香 / 高橋 宗開 12:30 - 13:20 ![](https://i.imgur.com/36BScVI.jpg) 高橋>野良猫公務員とは、組織の枠にとらわれず、主体性をもって行動し、成長することで組織内外に貢献する公務員 #### 秋田プレゼン * 都市計画をしている * 鉄人28号プロジェクト * 新しい三宮の目玉施策「三宮クロススクエア」中心から車を排除して、歩行者の道にする。 * 東遊園地の芝生化 URBAN PICNIC * 1000SMAILEプロジェクト(夢を語る動画) * 参加してくれた人と繋がって、事業相談を(有休で)受けるようになった * 須磨海浜公園でユニバーサルビーチ #### 円城寺プレゼン 佐賀県庁職員。見える化で得たデータを基にドクターヘリを導入など。小学校の教科書に乗っている * 2009年に県庁で自主勉強会を始めた * 段々内向きになって行ってしまった。 * 県庁の外に目を向けるようになった。 * 地域のために考えたり活動したりしている人がたくさんいることに気づいた。 * 庁内だけじゃなく、庁外の人も入れたいて集まりを作るようになった。(自主研究会と外部の合同開催) * オープンデータの取り組み * 学んだことを形にすることを意識した * iPadの活用でどこでも仕事できる環境に * ドローンの活用 * 一般社団法人EDACを設立 * 県庁の業務になった #### 石塚プレゼン 横浜市ICT専任職。オープンデータ推進。ICTの活用 * モチベーションは、横浜を良い街にしたい * 教員と事務職のプロジェクトチームに参加。「ICT教育環境の改善策」。タイミングが重要。 * 横浜市「開港博150」市民の力を感じた * 庁内アントレプレナー「子育てポータル構想」を提案。金沢区役所の自主事業として事業化 * 常に仲間と作り続ける経験。力を集めることが重要。 * 「出て行かないとつながれない」 * アウトプット重視の「超実践型勉強会」 * Code for Yokohamaに参加 * 問いかけ「サードプレイズを持ってますか?」#みなさまへの問いかけ ## QA * Q1:飼い猫と野良猫の比率は? * 9対1くらい? * 野良猫が多いと仕事にならない。5%くらいがいいのではないか?それにはまだ満たないのかな? * 気持ちは持ってる職員はもっとはたくさんいるのかもしれない。 *     Q2:異動や昇進で思うような仕事ができないようになったらどうする? *  できない期間が長かった。諦めず言い続けた *     業務外、地域外でやってみた。 *     できない期間は、外に出すことを心がけつつ、インプットの時間と思って勉強していた。 ## 来場者同士で「自分が外に繋がったきっかけ」の共有(2分間) * 高橋>テレワークについて秋田さんどうですか * 秋田>子供会の会長になったこもありテレワークをしている。ビーチマットについてはNPO法人化した。神戸市は儲けてもいいと言ってくれてる。今はマイナスのスタート。 * 円城寺>本の収入など報酬は得ていない。 * 石塚>オープンデータの活用などやってみたいかもしれない。 (質問)公務員にこだわらずに、外に出るキャリアーもあると思うが、なぜそれを選択しないのか? * 秋田>自分は火つけ役,サポート役をしたい、そのためには公務員は適切なツールと思っている。 * 円城寺>「やっぱり行政ではできないのか」となってしまうのは避けたかった。公務員等立場だからモチベーション保てる部分がある (高橋) ここにいる公務員はすでに一歩踏み出していると思う。 外に出て色々やらかすとおもうが、みなさん温かい目でみたいただけると嬉しいです。     # 救急医療 × IT 円城寺 雄介 / 玄正 慎 / 高岡 武志 / 砂川 洋輝 13:30 - 14:45 ![](https://i.imgur.com/Klzno96.jpg) ## 山岡:神戸市消防局 商品コラボ企画をたくさんを出している 公費を一切投入せず 以前から公民連携していた。 平成25年から公民連携推進室立ち上げ やってきたこと。消防隊カレー。Gショック。ガチャピン Q:どうやって無償で? A:コチラ側から提案して交渉している ## 玄正 ハッカソンで参加して、賞をもらって起業した 一般向けから消防向けにピボットしたがうまくいかず、一般向けに Coaido119アプリ  即時にSOSが届く。映像と音声、チャットで出来る  AEDにサーバーから電話する AEDエリアコール  SOS発生を一般の人から受けたら、近くにいる心臓マッサージが出来る人に情報を送る 心肺蘇生者、AEDと救急車が揃わないと助からない。アプリで助ける 8月から豊島区で実装開始、IPAの助成  人口密度がなりたちやすい。一番密度が高い  池袋駅半径1キロで  準備中:11月から一般公開  池袋駅でたちあげると何名いるか。 課題:  普通の人にアプリを持ってもらえるか  iphoneのみでAndroidも。仕様の調整が必要。開発者も  AEDのオープンデータが必要。作って欲しい。利用可能な時間と曜日  →地域の活動と連携したい Q:実現にとっぱしたのはすごい A:まだこれから。AED設置者には公開。一般にはこれから ## 救急医療におけるIoTの活用・円成寺(佐賀県) 佐賀県50台の救急車があるが iPadに全台配布 情報錯綜しがち。音声だけでは限界 課題:組織の壁  救急車は消防庁、病院は厚生労働省の所管 行政は役割を分担しているが、組織の壁に  ITで情報共有の取り組み アプリで患者の症状を押して、受け入れ可能な病院を探す  病院に電話時間は3-5分ずつかかる。すぐに決まらないと大変  現場滞在時間が短縮した 行政、消防、病院が同じ画面をみている  何件が起こったか、何件受け入れたか、何件断れたか 3つ状況改善した 1.データを見るようになった  声の大きな人の意見に左右されてきた。データを元に議論できる  ドクターヘリを導入した。導入しないことを決めていたが、どれくらいの人が救えると見える化 2.タブレットで働き方が変わる  負担掛からないように簡単に  どんな患者をどこへ運んだとデータ入力のみ必須に  活用例が広がる:日本語が話せない外国人に翻訳アプリで。筆談アプリも有効  →やりたくない人に無理にさせない。使いたい人にだけ  消防職員に英語教育よりは、翻訳アプリのほうが業務改善では 取り組み:病気の予測とドローン ドローン:  佐賀県庁で提案はスルーされたのでアフター5で活動。一般社団法人を作った  マラソン:心停止もある。救命が早ければ助かる可能性も高い。ランナーをドローンで監視  総務省のIoT実証事業に応募   具合が悪い時に目印がないと場所がわからない。ドローンで探す  社団法人でやったことを県庁でやってくれとなった   県庁はドローンを持ってない。建設業がもっていたので、災害時に使わせてもらう協定をした   消防の人たちをドローン見たことがない。遊ぶイベントをして敷居を下げた   災害時に訓練した。評判良かったので九州各地の救急援助隊の年1回の訓練でもやることに  警察も消防でやりましたよといったら県警もやりたいという  →みたことないことを抵抗があるので少しずつ広げている 2020年のオリンピック選手村でやりたい  昔の東京オリンピック時はゴミ都市と言われていた。ポリバケツを配ったのがごみ収集に繋がった  東京オリンピックはどうでもよくて、社会の解決につなげていかないと、借金しか残らない ## 砂川: 神戸市に3ヶ月前にきて働き方改革、フィンランド大学でサービスデザインを学んでいた。質問担当 ## パネル 会場にはどういう人がいるのか? 消防救急:0人。IT系は数名。 会場:いとこが消防士しているので、協力してやりたいと 吉永:1ヶ月前に事故現場を見かけた。消防に電話して、どこかを伝えるのにめちゃくちゃ時間かかった  住所はどことか、何が見えますか?  声が説明するとか面倒。あとから、どこかによって呼ぶ消防局が違うらしい。管轄が違う。 高岡:電話がかかってきた時にGPSがつんでいるが、ちょっとだけずれていると大変なので聞いている 円:テクノロジーがあっても誤差があると聞かざるを得ない 高岡:高速ではどっちから行くかで早く行けるかが大きく変わる 玄正:自分で置き直すには逆GEOコーディングするので住所が出る  課題は消防にシステム提供してないので、消防は見えない  一般市民で登録者に情報いくが、消防はハードルが高い 砂川:ハードルは?  10年スパンのシステムとかで古い 玄正:外部連携の仕組みがない。改修にお金がすごいかかる  指令台と連携する必要があるが難しい 円:ドローンで飛ばしたらどうだろうという実験をしている  九州大学のちょっとした山に傷ついた人が倒れて、だいたい場所がわかる   人で手分けしてさがすと、、木で遮られて探せない   ドローン:4K画質でも撮影可能。2分で見つけられた例   スマートグラスで誘導する取り組み  実験ではドローンないケース40分。あると15分で消防車まで  弱点はドローンからみても気に遮らえて見えない  赤外線カメラで温度の差で探すことも 円:事故現場の様子を確認できれば、判断が早くなる 高岡:高速道路の橋桁おちた  ヘリでみてはじめて大変とわかった。橋が落ちたといわれたが、小さい橋が落ちた 吉永:  命を扱うデリケートな問題は一般社団法人でやるのは信じてもらえるのか? 高岡  始めなにをいっているかわからない。拒絶するが、すごいなとわかっていた 円:イーダックといっても誰だ帰れとなる  救急車のときでそうなることがわかったので  ドローンの時にはまずは新聞に報道してもらう、消防も業務でなくて、研鑽を積むときに興味のある人むけに   よかったら署長もこないと。署長が見て面白い、今度ちゃんとやろうよとか  結果だけ見ると凄いが、一歩ずつ積み重ね 高岡:ふざけたと思われてもいいくらい、ハードルを低い  ゴールを見えてないと拒絶してしまう  デザインを用意して、企業もOKしてますと、外堀から埋めておく 円:ドローンよりもガチャピンはよく受け入れられたなと... 高岡:カレーとか分かりやすいところからやっていって  真面目なやつからやっていって、、 円:ガチャピンはおえらいさんでもしっている 高岡:ピカチュウだと知らないのでダメ  映画のような予告編 円:結果は派手でも一歩ずつ :スタートはハッカソンで最初はちがうことだとか 玄正:痴漢の撃退アプリで考えていたが、初日の帰りで倒れる人がいて切り替えた  1度消防にアプローチしたが今は民間でやろうとしている  出来ないことをこっちでやると。通報も消防で解決するのはむずかしいので、一般市民を変える ここは使ってみたい人はどれくらい? →半分くらい挙手 高岡:お金は 玄正:自社開発してアプリ公開  入れてくれないので啓発予算がつけてほしい 高岡:うちのようなところと提携とかがいい  なじみやすい、面白さを足すのはいいかも 砂川:何回もやってくると消防からなにかをとか  表彰とか 高岡:いくらでも何枚でも刷る。予算はないので。紙は作れるが  継続的には難しい 吉永:啓蒙するか  ドコモ見守りサービスを神戸市ではやっている  地域の見守りサポーター。ビーコンを拾って、どこまでいたかわかるアプリ  今は見守りアプリをインストール。勝手に子供の居場所をセンターに通知 会場質問  iPad導入時に最低限のときのみにした。通報でfacetimeとか勝手にとか、、できないか 高岡  現状は司令室で携帯スマホをいじると、おいとなるので、地ならしが必要  youtubeを遊ぶ職員がいないようにしないと  効果を理解させるのが難しい。トップが年齢層が高いので、突き抜けられるかどうか 円:消防車に載せる時に、何で無料通話するか  LINEなどはなにかあっても  最も見られたくないシーンなので安いツールではダメ  専用回線とか使うと 高岡:LINEはダダ漏れになるからダメといわれた 円:普段使っているものを使いたいが  エッチな動画の話。MDMというので何のアプリを動いているかを管理している   バッテリー残量とアプリの種類だけ。バッテリーは使われてませんか Q2:新潟市の人  救急の搬送。空き状況をわかるとか。ベッドの状況は頻繁に変わる。虚偽の情報登録の可能性は 円:医療機関が今の状況を入れる。救急隊の実績は入る  医療機関は空きベッドの情報を入れる仕組みがあったが、ほとんど使われてない  空きベッドはいらない、何の専門の先生がいるかを入れてもらっている  隊員に誰が断っている実績が入れている。断りまくっているところもわかった 吉永:無理な運用をしてない、出来る範囲で更新 Q3:アプリはどうやって?お金は 円:構想は僕が。医療系アプリだと競争が起きなくてふっかけられたら終わり  コードさえ良ければと入札。土木の会社が応札して。システムはITの会社  予算はつかないので、空きベッドで6400万円かかっていてクラウド型で2000万円まで圧縮して残りで  予算は内部の人でも見つけられない  まずは財政課からやらんでいいと言われた。権限あるなしではなくて総点検してみつけた Q3全国展開は? A:群馬、埼玉でやってもらって、次のバージョンアップで佐賀でも取り入れる **このノートは誰でも編集可能です!ぜひ議事録取りに協力願います。**