# GHP2021 東日本技術者B 実践研修記録シート ## リンク集 * [参加者&チームリスト](https://docs.google.com/spreadsheets/d/1hKCWJPVi-cYcgg7g8BqqW-HrvT6yGDtQZAQRUNJx-n0/edit#gid=703563423) * 昨年の事例 [やさしいひなんちず](https://hackmd.io/@hackcamp89/HymKWq4bu) ## チームメンバー * 井関 日向子 * 森口 翼 * 寺井 良太 * 松岡 忠幸 ## 共通点 * 日本人 * 人間 * 寿司好き * グルメ * お酒飲めない * 非喫煙者 * 本州住み * パソコン持ってる * 新しい技術好き * 画面2枚使い * ノートPC使い * リモート勤務経験済 * 社会人 ## チームで策定したコミュニケーションルール 属性・地域・年代も異なる多様なメンバーが集まっているとき、どのようなコミュニケーションが心地よいのか・力を発揮できるのか、「ルール」を言葉にしておくと、その後のやりとりの指針になります。 例) * 多様な意見は力。違和感を感じた時も、まずは質問か提案の形で話してみよう * 手を動かしてから考えます * 全ての人のアイデア、スキル、貢献に価値があることが前提です * 60分に1回は、質問・情報共有の時間を取ります etc... - 全員参加できないときに伝えたいことはSlackに投稿する - @channel を使うとメンションできる - 早く気付いてほしいときや、宛先を指定したいときにメンションを使う - 報告への反応はスタンプなどをつけて既読を伝える - 連絡網的な感じで使う - メンバーの意見を尊重する - 相手に伝わりやすい文章を書く - 主語・述語を気を付ける - 口語で書くと伝わりにくいことがあるので注意 - ツールの使い分け - 集まって話したいときはTeams(音声通話限定)を使う - Teamsでの議論の内容は、SlackやHackMDに記録として残しておくこと - 連絡は基本的にSlack `↑↑ Day1 10:40くらいまでを目処に入力` ## メンターへの質問方法 (以下の形に整理して、Slack に投稿しましょう) #### 【例】 【名前】 宮島真希子 【チーム】 A 【タイトル】 ←何についての質問か、端的に表現する 【内容】  1. 目的 なにがしたいのか?/どういう状態をつくりたいのか 1. 手順 自分がやってみた手順 1. エラー(困っている内容)   ○○ができない/××というエラーが出てしまう 1. 自分の構築環境   Win/MAC/ブラウザ/QGISバージョン/その他その時使っているツールなど 1. 画像  (スクリーンショット等を貼る) --- ## 1. 取り組む課題 `インプットで提示された中から、チームが取り組む課題を選択しましょう` - 1と2を合わせて課題に取り組む。 ## 2. アイデアの公式 メンバーそれぞれのアイデアは、以下のパターンで表現してください。 **「住民が避難してくれないこと」を解決するために、 「アナログ的な紙媒体とディスプレイ」と 「OpenStreetMapの3Dデータ」を使い、 「被災の恐れのある地域の協力者」に対して、 「正確な情報の被災地のコンビニでの印刷やディスプレイの表示」をして、 「情報を取得したい人が確認しやすい形態で可視化できる」ようになる。** アイデア記入シートへのリンクは[こちら](https://docs.google.com/document/d/1jXHvOLUZ93-95UPerhwXC8GSboLP2noq58HvEwv-xgM/edit?usp=sharing) 情報提供者が防災・災害情報を発信し、管理者が取捨選択を行い、適切な地域への適切な情報の発信を行い、情報を取得したい人が確認しやすい形態で可視化するサービス 「可視化方法」 ・コンビニでの印刷 ・ディスプレイの表示 ## 3. 役割分担 `あなたのチームに必要な役割のみ項目を残して活用してください` * タイムキーパー(進行管理):森口さん * データ収集:森口さん * ドキュメント整備(このHackMDの利用を推奨):データ収集担当、開発担当 * コミュニケーションデザイン(プロモーション):松岡さん * 開発:寺井さん 森口さん 井関さん * GitHubリポジトリ管理:寺井さん⇒[こちら](https://github.com/ryota-terai/ghp2021-team12b) * デザイン(画面イメージ、利用者を想像しながら):松岡さん 井関さん * 2日目 プレゼンテーション:松岡さん、質疑応答は開発者たちで - プレゼンテーション(5分) - HackMDの内容説明 - プロト共有 `↑↑ Day1 15:40くらいまでを目処に入力` --- ## 4. 中間報告 ### a. 選択した課題 - 1. 住民が被害想定を過小評価して、避難してくれない。 +a 2. 危険な場所を通る経路で避難してしまう。 ### b. 開発進捗概要 - 使うツール - QGISまたは自前のGIS - GISを作るのは結構難しい、使いやすいのはQGIS - 自治体以外でもメンテナンスできるようにする - メンテナンスしやすい仕組み - GitHub Actionなどを活用してデータを更新する - 使うデータ - OpenStreetMapの3Dデータ - 国土地理院のベクターデータとハイブリッド(できれば) - 手順 - データのメンテナンスの仕組みをQGISで作る - 必要となるデータを探す - Webアプリケーションで表示する - 上のアプリケーションを印刷して配布できるようにする - 検討事項 - 災害情報をG空間情報に、どうやって登録するか - 登録した情報を、どう可視化するか - 可視化した情報を、どう配布する形式にするか - 配布した情報が行き届いたかを、どう確認するか - データの種類をどうするか - GeoJSONだとデータの取捨選択が難しい - FlatGeobufは便利(QGIS 3.22以降から) - シェープファイルはWebアプリケーションで使うのは難しい ### c. チーム運営・コミュニケーションについて - 基本的にはSlackを使う - 会議ではTeamsを使う - 担当:寺井さん ### d. 技術について - データ - QGISを使ったデータの作成、管理 - GeoJSON - FlatGeobuf - Webアプリケーション開発 - JavaScript - ☆[MapLibre](https://maplibre.org/maplibre-gl-js-docs/api/) - 可視化しやすい、3D使える - [Leaflet](https://leafletjs.com/) - 2D ### e. チームの成長・得られた観点 - 井関 - 3Dと2Dでは迫力が全然違うから、3Dの地図を使ったサービスをどんどん使えるようになりたいと思った - お互いの意見を尊重して、みんなの意見を活かしたテーマが作れたことが良かった - 過去の経験を共有したことで、アイデアにつながったことが印象的だった - 森口 - 初対面かつリモートで、バックグラウンドの異なるメンバーでスムーズにコミニュケーションを取っていくことにどう向き合うか - 短時間で組み上げていく緊張感とワクワク感。 - - 寺井 - バックグラウンドの異なる初対面のメンバー同士で、言葉だけで課題設定・目標設定を行い、成果を作っていくことの難しさ。 - 利用者側の視点と開発者側の視点の両方から、限られた時間内でまとめ上げる、ワクワク感 - 松岡 - 異業種の方と初めましてから一気に何かを作るという経験は大変刺激的でした。 - リモートで協働するということの楽しさと難しさをひしひしと感じています。 - ブレインストーミングの様々な手法とその破壊力が印象的でした。 - 自分に何ができるのかを必死で考えていきたいです。 ### f. メンターへの質問(困っていること・ヘルプが欲しいこと) ### g. 集まるタイミング - 来週土曜日に集まる - 必要な時にTeams,Google Meetで集まる - 松澤さんに連絡すればZoom使えるかも - 次回2/9 21:00から[Teams](https://teams.microsoft.com/l/meetup-join/19%3au_LaTUpRAaLoQUEYseINvTucomodMAgMs-Kbpg72efQ1%40thread.tacv2/1644051684558?context=%7b%22Tid%22%3a%225b0f0f63-6f81-4d54-a97a-090cb4587abc%22%2c%22Oid%22%3a%22b9ff996a-5665-4aec-af56-dff669cf67fc%22%7d)で集合 `↑↑ Day1 17:00までに入力` --- ## 作業過程 ### 2/9 ミーティング #### アジェンダ - 調査したデータを共有 - ストーリーボード共有 - 宿題を整理 #### 調査したデータを共有 - 国土数値情報から避難情報をQGISで表示できた - シェープファイル - 表示方法 - データをダウンロード - 都道府県のデータをダウンロードして任意のフォルダに配置して解凍する - QGISを開く - データの追加 - データソースマネージャーを開く - shpファイルを選択して開くを選択する - オプションはそのまま - 追加をクリックする - データが追加される - レイヤのタイトルを右クリックしてプロパティを選択 - スタイルを定義できる - Applyを押すと反映される - 属性情報の確認 - レイヤを右クリック - 属性テーブルを開く - 国土数値情報のカラムと照らし合わせて確認できる - ラベル表示 - レイヤを右クリックしてレイヤプロパティを開く - Valueに表示したいラベルを指定するとラベルが表示される - 絞り込み - 属性テーブルを開く - 式による選択で式を書いて選択をクリックするとポイントが黄色になる - シェープファイルはプログラムで読み込みできないため、FlatGetBufかGeoJSONにする? - FlatGeoBufも調査しておく - 3Dの地図は松澤さんに相談 - いったん松澤さんの3Dで想定しておこう - 2Dでは地理院地図でも色で高さを表現しているものもある - 場所は指定するか - 長崎県西海市 - 過去に水害があり、避難時に死者が出たため - https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210821/k10013214931000.html #### ストーリーボード共有 - ハザードマップを作りましょう - 危険な場所を強調表示する - 避難しない人がいる! - 避難所に来た人を把握して、だれが来ていないかを共有する - 避難するよう説得する - 災害情報を地図で表示して、避難を説得する - 住民からの情報を事実確認後に反映するのもいい - 機能 - 平時 - ハザードマップ配信機能 - 災害時 - 避難情報配信機能 - 投稿機能 - 投稿確認機能 - 開発環境 - 地図表示だけならGitHub Pagesで可能 - 投稿を入れるとサーバサイドが必要 - Dockerを使ってLinuxサーバを借りる? - 機能としては作らず、画面のイメージだけ作って提示するのもあり - 作成する機能 - ハザードマップの作成は必須 - 作成方法 - GitHub Pagesで作成する - GeoJSONも指定できる - 印刷用 - 地図表示されている避難所を吐き出して表示する - 他の機能に関してはできれば実装する #### 宿題を整理(敬称略) - GISデータ整備(森口) - ポイント、ポリゴンのデータ - 読み込めるファイル形式に変換する - 3D背景地図表示(井関) - CityGMLか、OpenStreetMapの3Dにするかは検討する - 避難所情報表示できるか調査する - UI設計(松岡) - 画面レイアウトを考える(ハザードマップだけ) - 避難所情報表示につかう文言を考える - 投稿機能(寺井) - サーバサイド - 画面レイアウトも ### 2/12 中間フォロー #### 3D地図対応 - OpenStreetMapだと長崎県の建物データが少ない - PLATEAUのデータもない - 3Dの建物データを国土地理院からとってくる - ベクタータイル - 建物のデータが充実している - 地形の3Dはないのか - MapLibreが3Dのタイルに対応していない - MapBoxであれば可能だが、有償 - 地形のデコボコが表示できない - 2Dの地図(地理院)+3D(建物)にする? - マップユートニック - ビジュアルエディター - 国土地理院のスタイルをビューワでみる - 箱根駅伝3D - style.json - データソースにベクトルタイル - ここで建物情報とかを設定すれば、建物が3Dで表示できるようになる! - できた! - https://hinamei.github.io/MapLibre-3DWebMap/#18.14/32.987914/129.775775/0/30 #### 表示する情報 - NHK ニュース防災 - ハザードマップ洪水 - 松岡さんが調査する #### サーバサイドとフロントエンドの連携 - 投稿情報一覧を井関作の地図に表示したい - MySQLのデータをGeoJSON形式で吐き出せれば簡単に表示できる - https://dev.mysql.com/doc/refman/8.0/ja/spatial-geojson-functions.html #### 宿題を整理 - サーバサイド・フロントエンド連携(寺井) - MySQLのデータをGeoJSON形式で出力できるか調査する - REST API作成 - 災害情報のレイヤ追加(松岡) - 災害情報のデータを国土数値情報から使えそうなデータを調査する - 変換したGeoJSON形式のデータを地図上に表示する - 井関のリポジトリをcloneして手元でプログラム書いてpush - データ変換(森口) - シェープファイルからGeoJSONに変換する方法を共有する - 地図画面の改修(井関) - UIを改善 - 下に避難所情報を表示する - いったんダミーでよい - GeoJSONの情報をポップアップ等で表示できるようにする - レイヤコントロールはできたらやる ### 2/16 ミーティング #### 検討事項 - データを更新する仕組みをどのように作るか - GitHub Actionを使う? - index.jsの26行目をGitHub Pagesのアドレスに変える - 今回は使わない - 全員でアプリを共有するためにはサーバが必要となるが、どのように調達するか - GitHub Pagesでは静的なページ表示(HTML,CSS,JavaScript)しかできない - さくらインターネットさんのVPSだと2週間無料で使えたりするので、ハッカソン中だけ使うとかもできたりします - https://vps.sakura.ad.jp/ - 寺井さんの環境を使う? - 井関、松岡さんでクライアントサイドの開発できた - 当日は寺井さんのサーバサイド環境を使う - データ形式はGeoJSONでいいのか - FlatGeoBufを使う? - GeoJSONでレイヤ表示&属性表示は成功している - データは何を追加するか - 今は避難所と投稿情報しかない - 今回はこれでいい - 避難所情報の表示はいる? - 狭い範囲で1この避難所情報にする? - 災害によって変わるし、実装大変 - 「○○に逃げてください」と表示する - アイコンを押した避難所が表示されるようにする - 避難所の人数とか近さによって最適な避難所が変わるから、印刷する側が制御すればいい - タイトル - 分かりやすい避難所マップ - 思いついたらSlackに投げる #### 進捗確認 - サーバサード・クライアントサイド連携 - 避難所一覧ボタンから避難所一覧画面を表示できている - 避難所一覧画面から避難所の地図に移動する - スマホ対応 - GitHub Pagesなら地図だけスマホで見れる #### 宿題 - 投稿情報をサーバサイドのデータからとってくるようにする(井関) - axiosでとる - https://ryota-terai.github.io/www/disaster_information.json - プリントアウト対応(松岡) - 印刷できないのを調査する - 左のメニューバーを印刷時にでないようにする - 避難所情報の表示(井関) - アイコンを押した避難所が表示されるようにする - プレゼン準備 - HackMDの5番を埋める(松岡) - デモ(寺井) - レイヤ表示改善(井関) - 避難所は家、投稿情報を吹き出しにする - 凡例表示 - もっと分かりやすくしたい - イラストを付け加える(松岡) - 上に地図(縦50%),下に(縦横50%、右に凡例、左に避難所)(井関) - コンビニのデータオンオフ(井関) - できたら - タイトル名検討(全員) ### 2/19 最終日 ### 検討事項 - ユーザコミュニケーションデザインを決める - プロモーションのところまだ弱いかも - ペルソナを細かく決める ## 5. サービス内容 `※ この「5.サービス内容」の項目を埋めてプレゼンに使っていただきます` `※ 画像等も入れていただいて構いません` ### サービスの名前:「わかりやすい避難地図」 ### a. ターゲット(主人公)… サービスが対象とする人を想定してみましょう 長崎県西海市で民生委員を務める元看護師の女性(70)。単独での避難が難しい要支援者の名簿を市から提供されていて、日頃から、災害時の早めの避難などを呼びかける活動も。 <img src="https://1.bp.blogspot.com/-Uq4N9KswpMY/VnE4CBKzyqI/AAAAAAAA18Q/56zbDm7Ehb0/s800/pose_genki08_obaasan.png" width="30%"> ### b. 課題の背景   「緊急安全確保」が発令された後に、一人暮らしの女性(73)が、民生委員の女性(70)にSOS。二人は用水路付近で遺体で発見される。 <img src="https://1.bp.blogspot.com/-x3uRJvJaZYo/UZmCCgKCUxI/AAAAAAAATaY/kLkgG2vBiGs/s400/shizensaigai_dosyakuzure.png" width="30%"> <br> ![](https://i.imgur.com/zkZCCpR.jpg) > [reference]: https://www.yomiuri.co.jp/national/20210924-OYT1T50247/ "読売新聞オンライン" <br> 要支援者を高齢の民生委員が安全に避難させる方法って、実は、避難所が開設された瞬間に、開設されたばかりの避難所に避難させる一択なのでは? <img src="https://1.bp.blogspot.com/-_Mo8nPV2Bos/WydaErc262I/AAAAAAABMxw/P-oxub4mbPkOr-hC5EZgY81BcxmaF1OTwCLcBGAs/s400/saigai_maq_hinanjo.png" width="30%"> 一般的なハザードマップでは、その時点でどこの避難所が開設されているかよく分からない https://www.city.saikai.nagasaki.jp/material/files/group/4/09kamidake1.pdf ![](https://i.imgur.com/bq3iYKb.png) ### c. 使う技術 #### フロントエンド - HTML/CSS/JavaScript <img src="https://drippers.co.jp/images/blog/upload/entries/shutterstock_1188713476_2.jpg" width="50%"> - JavaScriptライブラリ:jQuery <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/samurai-blog-media/blog/wp-content/uploads/2016/06/jquery-logo-e1604469517205.png" width="50%"> - 地図ライブラリ:MapLibre <img src="https://maplibre.org//img/share-image.png" width="50%"> - CSSフレームワーク:Semantic UI <img src="https://cdn.worldvectorlogo.com/logos/semantic-ui.svg" width="20%"> #### サーバーサイド * Java EE 8:payara3.9 ([Docker](https://hub.docker.com/r/payara/server-full)利用) * JPA * EJB * Faces Servlet * [PrimeFaces](https://www.primefaces.org/) * JAX-RS #### データベース * MySQL:8.0.22 ([Docker](https://hub.docker.com/_/mysql)利用) ### d. 使うデータ * 国土地理院 ハザードマップポータルサイト 重ねるハザードマップ https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/copyright/opendata.html * 国土数値情報 避難施設データ https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-P20.html * オープンストリートマップ * 地理院地図Vector https://github.com/gsi-cyberjapan/gsivectortile-3d-like-building * いぢちひろゆきの防災「無料」イラスト https://ijichihiroyuki.net/bousai/ ### e. サービスの内容・特徴 * 既に開設した避難所を具体的に明示して、「ここに逃げて!」と示す「わかりやすい避難地図」を自治体職員が簡単に作成してWebで配信できる。 <img src="https://1.bp.blogspot.com/-1hlWbA1FuxI/WzC-xlo0olI/AAAAAAABNEo/ruNtJCuxmFMSte1Ywm0T9gVzVs3HN8lzgCLcBGAs/s400/presentation_shikibou_man.png" width="20%"> * 自治体職員が、コロナ禍で各避難所の収容人数などもシビアなことを考慮した上で避難所を指定できるように、地図と避難所情報をシームレスに行き来できるように工夫。 * 建築物が立体的に表示されていて、災害リスクについてもイラストを使って分かりやすく表示するなどの工夫で、住民がリスクを過小評価しないことが期待できる。 <img src="https://3.bp.blogspot.com/-2cK_jCDmwfg/UnIDuiJdOlI/AAAAAAAAZ6Y/ZrDYZ7X0ArM/s500/saigai_hinan.png" width="20%"> * 長期に渡る災害時には、住民から寄せられた危険情報を避難地図に反映することもでき、最新の情報を基に避難を判断してもらえる。 * 危険情報については、自治体職員が確認したものだけ地図に反映。 <img src="https://2.bp.blogspot.com/-5h3ABQXkvR4/W-0g3xXVV2I/AAAAAAABQNQ/CKW0j23TF9Y7zC--lDTDJ7WoSUES-i4BACLcBGAs/s400/kaisya_computer_sports_man.png" width="20%"> * Webで地図を見られない高齢者向けに、各地域の町内会や民生委員は、自宅のプリンターや地域のコンビニで簡単にプリントアウトできる。 <img src="https://1.bp.blogspot.com/-Cfb0kecZndM/Uyk_NP3oESI/AAAAAAAAeNs/sFxyJrF-Qks/s400/printer_woman.png" width="20%"> ### f. 課題と解決に関わるステークホルダーとその役割 【課題】地図のプリントアウト 【解決に関わるステークホルダー】コンビニチェーン 【その役割】自治体から受け取った自分の地域の「わかりやすい避難地図」データを、町内会や民生委員の求めに応じて店のマルチコピー機でプリントアウト ### g. サービスによって課題が解決された世界のイメージ 「避難所開設」という最速のタイミングで「わかりやすい避難地図」が民生委員の手元に届き、要支援者の避難行動を安全なうちから始められる ### h. そのサービスが実際にターゲット(主人公)に届き活用されるまでのストーリー 1. 単独では避難が難しい要支援者の名簿といっしょに、「わかりやすい避難地図」平時バージョンを民生委員の女性が受け取る <img src="https://1.bp.blogspot.com/-_Mo8nPV2Bos/WydaErc262I/AAAAAAABMxw/P-oxub4mbPkOr-hC5EZgY81BcxmaF1OTwCLcBGAs/s400/saigai_maq_hinanjo.png" width="20%"> 2. 要支援者見回り活動の際に「わかりやすい避難地図」を配布し、早めの避難が大切であることをいっしょに確認 4. 避難所を開設するタイミングで、自治体職員はその避難所情報を反映した「わかりやすい避難地図」を作成 4. 避難所情報と紐付けられた地域の民生委員のメールアドレスに自動的に「わかりやすい避難地図」の情報が送信される <img src="https://1.bp.blogspot.com/-pZcWhFrQmpM/UbVvNt6t0WI/AAAAAAAAUr8/PbrfWJI0Ylg/s400/computer_mail.png" width="20%"> 5. 民生委員の女性の携帯電話にメールでデータやコードが届くので、Web表示を活用するなり、途中のコンビニでプリントアウトするなりして「わかりやすい避難地図」を持って要支援者宅へ <img src="https://2.bp.blogspot.com/-hGyGr3y9YR8/Vtj9vHS1qhI/AAAAAAAA4Uw/9EqJMY8aFXM/s400/convenience_store_24.png" width="20%"> <img src="https://1.bp.blogspot.com/-Cfb0kecZndM/Uyk_NP3oESI/AAAAAAAAeNs/sFxyJrF-Qks/s400/printer_woman.png" width="20%"> 6. 要支援者が「わかりやすい避難地図」のおかげで避難してくれればめでたしめでたし。避難しない場合は行政に引き継いで民生委員は自分の安全を確保。 <img src="https://3.bp.blogspot.com/-2cK_jCDmwfg/UnIDuiJdOlI/AAAAAAAAZ6Y/ZrDYZ7X0ArM/s500/saigai_hinan.png" width="20%"> ※Muralの「アイデアスケッチテンプレート」なども活用しながらイメージしてください 考えるポイント/全てを埋めなくても問題ありません) サービスのターゲットとする主人公が、 * 災害時にどんな課題を持ち * どのようにサービスを認知し * どのような点に魅力を感じ * どのように使い * どのように課題が解決されるのか * そしてそのストーリーに関連するステークホルダーとその役割は? ### i. サービスへのリンクURL(あれば) * URL [GitHub Repository](https://github.com/ryota-terai/ghp2021-team12b) * アプリイメージ画面 * トップ画面 * ![](https://i.imgur.com/hKz5gBt.png) * 避難所一覧画面 * ![](https://i.imgur.com/VpMNFYi.png) * 災害情報投稿画面 * ![](https://i.imgur.com/XH61Sjl.png) * 災害情報確認画面 * ![](https://i.imgur.com/tfsMbju.png) * ![](https://i.imgur.com/TQlFD1F.png) * 災害情報一覧画面 * ![](https://i.imgur.com/lY8MJnc.png) * ![](https://i.imgur.com/pFOX7yf.png) * ![](https://i.imgur.com/BxiGP64.png) `↑ Day2 17:00までに入力` --- ## 6. 振り返り ### a. ユーザーフレンドリーなコミュニケーションデザインの設計について - 実際の災害事例を活かせたのがよかった - 実務経験(現地に行ったことがある人がいる)がいかせた - 避難所を開設する手順があるのを知っていた - 高齢者向けに地図をプリントアウトして避難を促すストーリーがよかった ### b. 技術・デザインについて - 3D使えた! - 地理院地図のベクタータイルを使ったことで、OpenStreetMapのデータを補えたのがよかった - サーバサイドに強いエンジニアがいた! - 業務経験をいかした - どの情報を載せるかを、NHKニュース情報アプリを参考にした - 必要な情報がのっている、シンプルな地図になった ### c. 「社会課題に資するG空間人材のあるべき姿」について(作ったサービス・プロセス) - 社会課題にたいしてどういうスタンスでやるといいか、実感したこと - オープンデータの威力はすごい! - 実際の事例を参考にすると臨場感が出ていい - 骨組みを作っておく - それぞれのバックグラウンドをもとに技術を活かせた - 役割分担してうまくできた ### d. 役割分担は適切だったか・他にどんな役割が欲しかったか - サーバサイド寺井さん、クライアントサイド井関、データ収集森口さん、松岡さんで、適材適所だった - 作りたいものファーストだったのがよかった - 書記って大事・・ ### e. どのような知識・スキル・データが欲しかったか - 技術的にメンターに頼ることが多かった - Gitの使い方 - タイルが表示されない問題 - 日々勉強が大事!新しいものを知っていく - 知っていると知らないではやれることが違う - 自治体職員が近くにいるとサービスに反映できたかも - 長崎県のプラトーのデータがなかった ### f. 本日の学びや作ったものを今後どのように活かしたいか - 新しい技術に触れられたから、業務でも使っていきたい(井関) - 解析したデータをどう表現するかを意識していきたい(森口さん) - 他の人と一緒に開発する流れを知ることができたから、今後も経験していきたい(森口さん) - サーバサイドとクライアントサイドの連携がもっとできるようになるといいと思った。(寺井さん) - アプリの実装の視点は、アナウンサーの仕事にも役に立った。データセットの中から情報を見つけることができて面白かった(松岡さん) ### g. これから地理空間技術を学びたいと思った人に伝えたいことは? - 地図に表示されるとすごく分かりやすい!!面白い! - 単なる組み合わせでも、レイヤの順番を工夫すると見やすさが変わるのが面白かった - ハードル高いのかな、と思ったがそうでもなかった!意外と簡単かも・・! - どんどん簡単になってきてる・・ - SNSでGISを作る人をよく見かける。伝えやすい!作った本人にも驚きがあってよかった - 身の回りにあるものだから、伝わりやすい `↑ Day2 最終発表後にチームで振り返りながら入力` ## デモデイ用作業 - 発表内容のまとめ。取りまとめたら[投稿](https://forms.gle/PBCh93pScL5XNHfv7) - プレゼンするサービス名 - 「わかりやすい避難地図」 - サービスの概要(200文字程度) - ~~寺井「地域の住民にとって、自分たちが暮らす地域の危険性(ハザードマップ)が分かりづらいために、被害を過小評価して、逃げ遅れてしまう。そんな問題を解決するサービスである。普段の防災活動に活用できるハザードマップの機能だけではなく、災害が発生した際に、スマートフォンなどでの確認に加えて、紙に印刷し支援を必要とする住民のもとに駆け付けることで、一人でも被害にあう住民を減らすことが可能なサービスを提供する。」(198文字)~~ - ~~井関「住民の避難を促すため、「分かりやすく・臨場感があり・誰一人取り残さない」避難地図を作成した。機能は地図表示と住民からの投稿に絞り、直感的に使いやすい作りになっている。地図は3D表示されていることで、より自分事として捉えてもらえる。避難地図を印刷し配布することで、スマートフォンを持っていない人に対しても避難を促進する。我々は、二度と長崎県西海市で起きた豪雨被害を起こしたくないという思いで開発した。」(198文字)~~ - ~~森口「長く住んでいる住民でも認識しづらいハザードマップを直感的に読み解いて備えてもらい、いざという時に避難する決断をとりやすく、共助として他の人の避難を促す際にもコミニュケーションの橋渡しにもなる。発災後には災害状況を表示することで避難をする際の安全確保や正しい情報の確保を的確に行える情報源として活用できる。災害が起こる前も起こった後にも自分の行動で自分だけでなく他の誰かの命を救うためのサービス。」(197文字)~~ - ★松岡「災害が迫って自治体が避難所を開設する際、ブラウザ上で簡単な操作をするだけで、その避難所へ誘導するチラシが作れるサービス。「適切なタイミングで、安全な場所に避難して」という、実はかなり難しいメッセージではなく、「できるだけ早く、この場所に、避難して」とわかりやすく伝えられる。立体的な建物表示を組み合わせることで、平時には、わかりやすいハザードマップとして機能し、速やかな避難の必要性を啓蒙する。」(197文字) - 当日プレゼンする方のお名前を全員分・ふりがなとともにお書きください。 - 松岡 忠幸(まつおか ただゆき) - 寺井 良太(てらい りょうた) - 当日視聴のみで参加する方のお名前をチーム全員分お書きください - なし - 賞状に記載するお名前をチーム全員分・フルネームでお書きください - 井関 日向子 - 森口 翼 - 寺井 良太 - 松岡 忠幸 - 写真(各自) - ①チームメンバー個々人の正面の写真(胸あたりまで)が1枚ずつ(全員分) - ②チームメンバー全員のPCに向かっている写真が2枚ずつ程度(添付画像参考)お仕事中の写真などを撮影していただけると嬉しいです。 ###### tags: `GHP2021 技術者 東日本`