# 06-フィヨルドブートキャンプをやって変わったこと ◆駒形 フィヨルドブートキャンプをやって変わったことというと何がありますか? ◆今泉 人生変わりました、という回答になっちゃうんですけど。 ◆駒形 素晴らしい! ◆今泉 フィヨルドブートキャンプを始める前、私はOSSが存在してるということも知らなかったのですが、フィヨルドブートキャンプで勉強する中で、Rubyコミュニティーがあるとか、OSS活動してる人がいるんだということを知りました。フィヨルドブートキャンプできっかけに出会えて、OSS活動に踏み込んでいって、OSS活動がきっかけで文字コードは面白いと思うようになり、RubyKaigiで文字コードの話をしました。思い返すときっかけは大体フィヨルドブートキャンプの中にあったので、人生変わったなって思います。 ◆駒形 おお、良かった。今泉さんがRubyKaigiで登壇が決まった時、俺たちの村からオリンピック選手が出たみたいな、横断幕みたいなバナーを作ったりとかしましたけど。高校の校舎にオリンピック出場みたいな横断幕が張ってあるみたいな。オラたちの村から偉人が出たぞみたいな感じで、みんな喜びましたね。メンターの人たちもみんなすげえ言ってましたね。まじですげえ。 照屋さんはいかがですか? ◆照屋 Rubyを書いてアプリケーションをつくることを仕事にしたいなって思って勉強をし始めたんですが、実際には他にもたくさん学ぶべきことがあるのに、ひとりで勉強しているとそれを知るのが難しいんですよね。 でも、フィヨルドブートキャンプに入ることで、Webアプリケーションエンジニアとして働けるようになるまでの道筋が見えるようになりました。 どういう知識が必要なのかがわかって、この課題を一つずつこなしていくとそれが身につきますよ、というのがわかったのがすごく大きいです。 以前、それぞれのプラクティスがどういうふうに役に立つのか分かりにくいみたいな声から、それぞれのプラクティスに、Webアプリケーションをつくる上でどこに使われる知識なのかがわかるマップが貼られるようになりましたよね。そのマップは、さらにそれがわかりやすくなってとてもよいものだと思います。 ◆駒形 フィヨルドブートキャンプのプラクティスは大昔(2008年頃)に僕と町田さんが所属してた会社の研修メニューとして作ったのですが、最初は単なる箇条書きだったんですよね。この技術とこの技術とこの技術でやると、この技術が勉強できて、最終的にRailsアプリ書けるようになるみたいな。これを会得してくださいしか書いてなくて、参考文献もなにもない、ただの習得すべき技術リストだったんですけど、たぶんその状態でも、やっぱりないよりは見通しが立つっていう意味で良かったのかもしれない。