# 第19回:Non-techと開発者のかけ橋プロジェクト、Tech for Non-Tech
## シビックテックオンラインアカデミー #19

シビックテックにまつわるいろんな話をオンラインで配信する、オンラインアカデミーです。毎回さまざまなゲストを招いて、お話を伺います。
## 日時
2019年9月25日 17:30〜18:30(終了しました。)
## 主催
Code for Japan
## 話者
[明主 那生](https://medium.com/@Nao_Kobe)(Code for Japan/Stroly)
[関 治之](https://github.com/halsk/profile/)(Code for Japan)
## 配信を終えて
あらためて、良いプログラムだなと思いました。テックについての詳細な知識を詰め込むのではなく、わからないことを聞いて自分なりの概念で説明できるようになる、アナロジー思考やコミュニケーションの方法を学ぶというスクールは他にはあまりなさそうなので、ぜひ日本でも皆様にお届けできるよう、進めていきたいと思いました。(関)
異業種の人たちのコミュニケーションについての課題はテック業界に関わらず、存在すると思います。そうした課題が共通語彙を作る事や、共通理解を深める事で解決する可能性があるのではないかと考えています。日本版T4NTはまだまだこれからですが、可能性を秘めていると信じているので、なんらかの形でみなさんの一助になれるように提供していきたいと思います。
## 簡易議事録
### 明主さんについて
Hello World という、日本と海外をつなげるプロジェクトをやっている。
Code for Australia から打診を受けて Tech for Non Tech を進めている。
最近は、Face the Ocean というアジア4都市のハッカソンや、Tech for Non Tech のプログラム運営を行っている。
### Tech for Non Tech とは?
開発者と Non-Tech がお互いをリスペクトしあいながら協働するきっかけになるかもしれない
Non-tech のプロジェクトリーダーを対象としたプログラム

Code for All 組織の、Exchange Program の一環で、Code for Australia の Tech for Non Tech が日本にも引き継がれた。
Zoom などでワークショップの内容などについてレクチャー。今年9月にケープタウンでハンドオーバーを行った。
日本で9月13日にトライアルを展開。教材の日本語化を進めている。

クライアント/サーバなどの概念を学ぶ。
専門用語との付き合い方を学ぶ(Jargon Wall)
### なぜやってるの?

テクノロジーの力によって、社会課題を解決するための思いを開花させることができるのではと思っている。
しかし、うまくシステムが開発できているわけではない。
「アナロジー思考」というのがキーコンセプト

専門用語についての対処法を学ぶ
何か別の概念を使ってうまく例える


### なぜアナロジー思考が重要か?


Tech と Non-tech がお互いの心の叫びを放置することによってプロジェクトが失敗する。
共通語彙を作っていかなくてはいけない
### T4NT のプログラム
開発者の働き方、コミュニケーションの仕方について学ぶ
技術セミナー
等様々
聞きたい人の興味によって自由にカスタマイズする
### なぜ Code for Japan がやっているのか?
9月13日にトライアルを実施。

NPO, NGO などに届けたいと思っている。
### なぜ明主さんがやっているのか?
もともと自分はNon-tech だった。関わるのに難しいときもある。その時にもっとTechのことを知っていれば、コミュニケーションがもっとスムーズになる。
前職の関係で Code for に知り合う。2017年に神戸でのサミットスタッフなどもも手伝った。
自分の専門性を生かして、様々な人と出会えるのがコミュニティ。
自分がそうだったように、多くの人に参加してほしい。
Q. どんな人が参加するの?
A. Web サイトの開発をしなくてはいけなくなったプロジェクトリーダーなど。次に組織のリーダー。NPOやNGOのリーダー。意思決定をする際に正しいか判断できない。
以前失敗した人が多い。
Code for Australia に関わりのある人。
Q. どれくらいの長さのプロジェクト?
1日。6〜8時間。休憩がこまめに入っている。
Q. 他にも色々プロジェクトがあるのでは?
A. テックを教えるプロジェクトは他にもあるが、T4NTでは、アナロジー思考を学ぶ。技術の詳細を
Q. 参加者の体験のシェアなどはあるのか?
A. モーニングティーやランチといった時間で、参加者同士が経験のシェアをしたりする。参加者自身がコミュニティ化していく。
ジャーゴンウォールがポイント。最初からわからないことを出していく。

ファシリテーターにも、被技術者と技術者がいる。
Q. 対象は法人とかですか?それともオープンに募集する感じですか?
A. 法人向けが多い。
Q. アジャイルプロセスなど、プロジェクトマネジメントに関してもサポートはしているのか?
A. アジャイルのプロセスもコンテンツとしてある。
Q. アジャイルやデザインシンキングなど、そういうプログラムを学ぶ
Q. あと、テック側がノンテックの業務を実体験してから開発をはじめるというのも有効だと聞いたことがあります。
Q. Tech 側からは、目の前の人がどこまで知っているかがわからない。
どこまで知らないといけないのかな?と果てしなさを感じる(nontech側から)
情報がたくさん、深すぎてヤル気思考停止
→アフリカのワークショップでもそういう参加者がいたが、技術者自身もたくさんのことを学んでいるということがわかった。
Q. お互いのリスペクトを高めるような仕組みはあったのか?
A. 実際に開発プロジェクトを実務でやっている人が、自分が関わっているプロジェクトを見せながら解説をするコーナーがある。
Jargon Wall の中で出てきた専門用語を解説するコーナーがある。そういった中で開発者の人と触れ合える
Q. LEGOを使ったワークもあったが、考えは深まるのか?
A. 人にもよるが、まずは「楽しい」というのが一つ。何人かでコミュニケーションしながら試行錯誤することが重要。プログラム提供側からすると、LEGOを使うとシェアしたりする。
Q. Code for Australia はいくらでやっている?
A. 一律の価格設定はない。応相談でプログラムのカスタマイズをしていく。
Q. 体験した感想は?
A. シビックテックをきっかけに、こんなに大きなネットワークの人と繋がれるんだな。と思った。海外にもシビックテックのムーブメントをしている人がいて、それぞれが共有できる課題感や目的があって動いている。3年前に「you are not alone」という言葉を Code for America の人から聞いたが、それを実感した。
Code for Australia もいろいろな地域に T4NT を広げていきたいと思っている。海外のシビックテック組織にも広げていってほしい。
Q. 今後どういうことをしていきたいか?
A. Non tech の方が tech の人たちと一緒にプロジェクトをやっていけるようにしていきたい。NPOやNGOなどに向けて、このプロジェクトをやっていきたい。
Q. 関わる方法は?
A. Slack にて。https://cfjslackin.herokuapp.com/ から参加できます。#tech-for-non-tech-ja
## オンラインアカデミーの議論用チャットグループについて
Code for Japan のSlackチャンネル内に、#civictech-academy というチャンネルがあります。
今後の配信内容を知ったり、内容について議論をしたい方がいましたら、ぜひご参加ください。
[Slackへの参加はこちら](https://cfjslackin.herokuapp.com/)からできます。
## 過去や今後の配信内容一覧を見る
https://hackmd.io/c/BJ3IEJMZE/%2FDCbfwbsFQFGUTiHPMCbO-
###### tags: `CivicTechAcademy`# 第19回:Non-techと開発者のかけ橋プロジェクト、Tech for Non-Tech