# DAO Research [Miro](https://miro.com/app/board/uXjVO-AU1T0=/) # 勉強会メモ [web3勉強会メモ](/6wjFBRIhQcyb0OmPCw0Adg) # Niwa でトークンを払い出してみる 最初に提供されるトークンは決まっているようだ * [Niwa](https://niwa.xyz/)から、Arbitrum Testnet を選択 * Metamask で Arbitrum Testnet にログイン * Metamask に Testnet のネットワークがない場合新規に登録 ``` Network Name: Arbitrum Testnet RPC URL: https://rinkeby.arbitrum.io/rpc ChainID: 421611 Symbol: ETH Block Explorer URL: https://testnet.arbiscan.io/ ``` * GitHub の情報等を入力  10,000,000 トークンが発行でき、5% がDEV全体のプールに徴収される https://initto.devprotocol.xyz/en/what-is-treasury/ * 実行するには、ガス代を入手する必要がある。 * Testnet での ETH の入手は [こちら](https://www.rinkeby.io/#faucet)から * ↑の Faucetが落ちてしまっている場合、[RinkebyFaucet](https://rinkebyfaucet.com/)から入手できる *  * 入手したETHを、Atbitrum (L2) にブリッジする→ https://bridge.arbitrum.io/ (Eth の額を選んで Deposit する。Withdraw ではない。) *  * Tokenize 完了 *  # ガバナンスのありかた ## プロジェクトオーナーが最初に100,000,000 トークンを持っていると、結局中央集権の意思決定なのでは? オーナーのトークンとするのではなく、資本金的な形で取っておき、それの使い方をみんなで決めることができるようにする。 (以下の、Community Treasury というのがそれ)  ## 次にすべきことは? DAPP のサービスを使って、ガバナンストークンとして払い出す その部分の機能もClubsにスマートコントラクトとして実装されているのでは そもそも、どの時点から分散ガバナンスをするのか? まずは中心人物が持っていて、動き始めるときに分散していく HENKAKU は、Joiさんがトークンを持っていて、2,3人いるコアメンバーがAdminになっている。 Taskを作る人が[deWork](https://dework.xyz/)上でトークンの見積もりをして申請→承認されたらタスクが立てられる →Taskを完了させた人にトークンが払われる(Joiさんが持っている分から移動される) ## DEV トークンと ソーシャルトークンの関係性は? * Sトークンそのものは金銭的価値は持たない。 * Sトークンはあくまで株券なので、シェアされた分だけDEVトークンを引き出す権利がある > はいうんそうですね。ええと株というのがすごい近い考え方でして。そのDev Protocolのプロパティートークンの考え方というのが、そのソーシャルトークンを販売する必要がないんですね。ステーキングをしてもらうだけで、プロジェクトを収益化、クリエーターが報酬を受けて収益化することができるのでプロパティートークン自体の用途というのはチーム共同開発者とシェアしてもらうことを推奨していてオーナーシップを一緒に持っているプロジェクトの共同運営者と共有をしてもらうとその持ち分に応じて収益が自動的に分配されるようになっています。 株券は、円を支払ってもらえるが、HACKトークンは金銭的価値を持たないので、割合を分配している。 DEV自体に配当が生まれるので、自分が持っている分だけ、配当をシェアしてもらえる **1000,000,000 トークンに対して、数トークンだけ持っていても割合が少なすぎるのでは?** 個人のウォレットに入っているSトークンと、中央銀行にプールされているSトークンは別れていて、中央銀行に入っている分を除いた分の割合で配分されるのでは どれくらいの割合をプールするかなども自分たちで決められる? Discord だと、Permission や Role が与えられる 我々のコミュニティもDiscordに移った方が良い? ## Web3関連のリンク [Web3国内法規制の資料まとめ](https://blog.42crypto.xyz/laws-and-regulations) [NFTホワイトペーパー(案)](https://www.taira-m.jp/NFT%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E6%A1%8820220330.pdf) [Frameworkについて](https://outlierventures.io/research/governance-in-the-age-of-the-dao-tooling-and-frameworks/) # DAOの歴史 2013年 ビットコインの組織体系をDAC(最後のCはCompany)と名付けたことから始まる。 2016年 投資DAOの最も有名なユースケース「the DAO」が数百億円あつめたことで注目を浴びる。しかしスマコンにバグが見つかり50億円盗まれた。 2018年 セキュリティ性が増し、徐々に投資DAOがまた注目されるように。経済的な利益よりも社会的課題を解消するdAppsに投資するMolochDAOやGrantDAOなどが出始める。 2020年 DeFi 2021年 NFTが爆発的な人気に。NFTを共同で購入するNFT DAOが注目される。 ## DAOの種類と今後の展望 **プロトコルDAO**:DeFi Protocol群を中心に発展しているDAOのこと。現在もっともうまくいっているDAOと言われている。このDAOは、コアチームからコミュニティにProtocolの権利を徐々に移行させ、将来的にはコミュニティ主導で自律的に運営される理想的なDAOを目指す傾向にある。Maker DAOがまさにそれを早期から謳い、取り組んできたプロジェクトと言われている。 **プロダクトベースDAO**:これから注目を浴びそうなDAO。資金の管理や人の活動など、手続きを簡略化させるために設立されるのが目的。今後ユースケースが増えるのではと予想されている。 **インベストメントDAO**:NFTを購入するためにDAOが組まれたり、モノを買うために設立されるDAO。2021年から注目されている分野。 **ソーシャルDAO**:ユースケースはFWBなど。おもにメディアDAOなどが含まれる。 # その他疑問 * Arbitrum と Polygon、どっちが良いのか? * 例えばプロジェクトごとにトークンを払い出す、サブコミュニティみたいなことは可能? * その場合、HackDays 全体のDAOとの関係性はどうなる? * どこかの企業がプロジェクトにファンディングしてくれた場合に、トークンの変換は可能? * 変換レートとかどう考えるの? * コミュニティトークンはステーキングが増えると、増量するのか?もしくは1トークンあたりの価値が増えるのか? →どうやら増量はしない。価値が薄まるから。足りなくなって増量が必要になれば、ステーカーとの投票になると予想される。 # Niwaで発行したTokenを送金してみる metamaskでトークンをインポートをクリック  トークンコントラクトアドレスをコピー  トークンコントラクトアドレスとカスタムシンボルを入力して、カスタムトークンを追加をクリック  Niwaで発行したToken(TERA)がインポートされる  後はいつも通り、他のwalletに送金するだけ 送金後にNiwaのholdersを見るとこんな感じ  # Daoツールcolonyを使ってみた ### What is [Colony](https://colony.io/)  [Gnosis](https://www.xdaichain.com/)チェーン上に構築されているDAOのマネジメントツール。独自トークンの操作(発行/MINT、分配、チーム間のトークン送付、トークンのアンロック、トークンの定期分配)、に加えてDAOメンバーの信用度をポイントとして管理することができる。 コロニーはSlackで言うワークスペース、Discordで言うサーバー、で、そこにメンバーを追加しながら管理者はウォレット単位でメンバーに送金したりするユースケースがある。 ウォレット単位で信用ポイントをつくるということは、匿名でも信用が担保されるということにほかならない。これについては、https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=4105763 をよみたい。 独自トークンはERC20で発行されていれば外から持ってきても良い(NIWAで発行したものをColonyで使うことはできるはず)、また、Colony上でも発行できる。 給与支払いなどを簡易にできるDAOツールだと思えばよさそう。 *個人的にはサービス間で同じトークンを用いれるという相互運用性がどういうことか直感的にわかった。 所感: コロニーをつくるときの初期設定がめんどくさすぎる。9ステップぐらいあり、毎回Metamaskの署名しないといけない。もし自分がdAppつくるならここはできる限りシンプルにしたい。 あと、いちいちチェーンに照合しに行っているからページロードがおそすぎる。Redisとかにキャッシュして、キャッシュから取ってきたデータだよということを明記して速度を早めたほうがユーザビリティはいいだろうなと実感。 --- もし、僕らでDAOツールを作ってみよう!となったらDEVprotocolでなくても、ERC20のトークンであれば自由に使える、ともに考え、ともにつくる(つくり続ける)ために役にたつものを目指すのが良いのかもしれない。ERC20じゃなくてもいいが、DevprotocolがERC20なので 最初は自分たちでつくるよりも、いろいろなERC20のDAOツールを組み合わせて(Compose)しながら、やりたいことを実現していくのがいいのかもしれない。 ただ、いくらコンポーザビリティといっても、ツールがいろいろ増えていくとめんどくさい? これはWeb2もWeb3も変わらんな... ただ、データ構造はおいといて、一つのインターフェース(トークン)で情報を共有できるという意味では開発はしやすいのかも。本当にバックエンド革命なんだな。Token as an Interface (TaaI)読みにくすぎるな笑 # Decentralized Society (DeSoc) ## DAO => 組織、DeSoc => 社会 今のC4Jのコミュニティを鑑みるに、組織というよりもう少し大きな単位である社会と捉えてどのようにWeb3的世界観を導入できるのかを考えるほうが良いのではないか、と思いすこし読んでみた。 https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=4105763 著者: E. Glen Weyl Microsoft Research; RadicalxChange Foundation Puja Ohlhaver Flashbots Ltd. Vitalik Buterin Ethereum Foundation 筆頭著者は誰かわからないものの、最後にVitalikが入っているということは、直接関わっていないにしても上記の論文に賛同しているという意思表示だと捉えれば面白い。 謝辞にオードリー・タンも入っている。 * 論文の趣旨としては社会的信用/信頼をどのようにプログラムコード化できるのかという構想であると理解した。 * フリーターとして生きている身としてはとても重要w家を借りるのにも、パートナーの関係者からの信頼を得るのにも... * SBT(soulbound tokens)という譲渡不可(削除はできる)トークンによってそれを構築していくという。soulboundの解釈は以下参照 https://mirror.xyz/shugo.eth/oacYmDOFbX2w_PzlVoBHTaul8DUTsK1Xl9zHh0_uBR8 * 譲渡不可であると言っても、それはウォレットに対してであり、ウォレットそのものを人に渡したり、貸したりはできるだろう。(論文中ではウォレットではなく、Soulという表現をしている。) * 譲渡不可性が重要である NFTがわたしはこれを持っているという「わたし性」をあらわすとしたら、SBTは「あなた性」をあらわすのに適しているのかもしれない。例えば感謝をつたえる、参加を証明する、貢献してくれたことを伝える、なぜなら、ありがとうという気持ちは譲渡するものではないから。(実はあの人も活躍してくれたんだよな...ていうのがあれば、新しくSBTを発行すればいい) シビックテックやオープンソースでのユースケースを考えると、感謝を伝えたり、貢献したりしたときに、SBTを渡し合って、それがソーシャルグラフとして可視化できたり、自分との社会的距離をはかれたりし、githubに埋め込めたり、自分のHPに埋め込みたりできるとそれを見れるようにするのは一つのアウトプットにできそう。
×
Sign in
Email
Password
Forgot password
or
By clicking below, you agree to our
terms of service
.
Sign in via Facebook
Sign in via Twitter
Sign in via GitHub
Sign in via Dropbox
Sign in with Wallet
Wallet (
)
Connect another wallet
New to HackMD?
Sign up