# githubからRailsアプリをクローンしてローカルで環境構築する方法 実施:2021/02/18 Ruby on Rails 補講課題 ## githubから該当のrailsのリポジトリをクローンして環境構築する。 今回の課題で初めて、rails newではなくgithubからクローンして環境構築をしたためそのやり方を記載していく。 ## まずクローンするためのコマンドをgitに入力する。 Macのターミナル(bash)を使いこれからこのアプリをgitで管理していくためその下準備をしていく。 まずgit cloneのあとにgithubのリポジトリURLを入力し実行。 githubのリポジトリURLは、githubの該当アプリのページにある**Code**をクリックし、**HTTPS**を選択したときに出てくるURLをそのままコピペでOK。 ``$git clone [url]`` ### クローンが完了したらブランチを切る。 機能の追加、修正ごとや日付ごとにブランチを切ることで、デフォルトのmasterブランチに影響を与えることなく開発を進められるためブランチを切る癖を初学駆け出しのうちにつけておいた方がいいと感じた。 またブランチを切り忘れてmasterで作業を開始してしまっても、git commitしていなければその時点でブランチを切ることも可能。またブランチ名にはスペースを入れてはいけない。 ``$git checkout -b ブランチ名`` ## ブランチを切ったらrailsをローカルで動かしていくためのソフトをインストールしていく。 railsのバージョンを管理するソフトである**rbenv**(アールビーエンブ)をインストールする。これが入っていると開発時のrailsのバージョンを指定されたとき簡単にバージョンを変えることができる。 ``$rbenv install`` ### rbenvを使ってrailsのバージョンを指定 rbenvをインストールしたことによりrailsのバージョンを指定することができるようになった。今回は2.6.6の指定があったため以下コマンドを実行する。 ``$rbenv local 2.6.6`` ### Node.jsをローカル環境で動かすためのソフトをインストール 先程のrbenvと同様なソフトがNode.jsにも存在する。それが**nodenv**である。このnodenvを**Homebrew**を使ってインストールしていく。([**Homebrew**](https://brew.sh/index_ja)をインストールしていない場合、リンク先のHPに記載されたURLをそのままコピペしてgitで実行するだけでインストールができる。) 以下のコマンドを実行することでhomebrewを使ってnodenvをインストールすることができる。 ``$brew install nodenv`` インストールが完了したら、指定されたバージョンがある場合は以下のコマンドのようにバージョンを指定し実行する。今回はローカル環境で12.14.0の指定があったためこのように実行した。 ``$nodenv local 12.14.0`` またここでnodenvをインストールし上記コマンドを実行しても``$node -v``でバージョンが変わっていない場合は ``$vim ~/.bashrc ``を実行し設定ファイルを開き、以下を追加する必要がある。 ``eval'$(nodenv init -)'`` ここではvimコマンドを使用しており、書き換えるためにはINSERT(インサート、入力モードの意)モードに変える必要があるため、キーボードで**i**を入力しINSERTモードに入ってから入力する。また追加入力が終わったら**esc**ボタンを押してノーマルモードに戻ってから、**:w**(保存コマンド)をキーボードで入力し保存、最後に **:q**を入力することにより設定画面を出ることができる。 もういちど``$node -v``を実行し指定のバージョンに変わったことを確認してから次へ進む。 ## Gemfileをインストール 今回のアプリを使う上で必要なgemfileをインストールしていく。今回はクローンしたアプリに既に必要なgemが記載されているのでそのまま ``$bundle install --without production`` でインストールする。**without production**は本番環境用のgemをインストールしないコマンド。今回は本番環境にデプロイはしないためこちらのコマンドで実行していく。 ### yarnをインストールする 以下のコマンドを実行しyarnをインストールする ``$yarn install`` 今回はMacのアップデートが原因で途中でyarnがインストールできないエラーが発生したが[こちらの記事](https://qiita.com/hppRC/items/a01e33a5c890f7b2c125)を参考にしXcodeの再インストールを行うことによって解決できた。 ## データベースの準備とサーバー立ち上げ これでほぼほぼ環境構築は終わったが、最後にデータベースを同期させ、localhost:3000でアクセスできるローカルサーバーを立ち上げるため以下のコマンドを実行。 ``` $rails db:migrate $rails s ``` これでrailsのroot_pathに設定されたview画面が出れば環境構築は終了となる。 おつかれさまでした。