# 地図の「ウソ」を考える ## 地図のウソに関する研究・書籍 有名なところでは * [マーク モンモニア](https://en.wikipedia.org/wiki/Mark_Monmonier)（1995）『地図は嘘つきである』晶文社 * 1991第１版をベースにした訳本 * https://www.google.co.jp/books/edition/How_to_Lie_with_Maps/7BSoQgAACAAJ * https://www.researchgate.net/publication/37420071_How_to_Lie_with_Maps * 英語版は第３版が2018に出版 * https://www.google.co.jp/books/edition/_/MwdRDwAAQBAJ?sa=X&ved=2ahUKEwji_9fuq_WBAxXLffUHHQMCB6oQ7_IDegQIERAE 日本では * https://www.amazon.co.jp/地図もウソをつく-文春新書-竹内-正浩/dp/4166606514 * https://www.amazon.co.jp/地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる-羽田-康祐/dp/4860646665/ref=sr_1_1 などがあげられる これに関連する分野として、批判地図学（[critical cartography](https://en.wikipedia.org/wiki/Critical_cartography)）の研究が挙げられる ## 地図の「ウソ」とは * モンモニア「地図でウソをつくのはかんたんだ。というより、地図はもともとウソつきである」 * 地図とは３次元の世界を平面に置き換えること：投影法などのデフォルメによるウソ * 現実世界の縮小：記号化や省略など * 主題図の問題 * メディアとしての地図：地図製作者や利用者のリテラシーの問題。なんらかの意図を持って故意に誤った地図を作成・利用する場合も * [戦時改描](https://ja.wikipedia.org/wiki/戦時改描) * [世界の国の面積？](https://www.thetruesize.com/) * [ロケット・ミサイルの航路図](https://www.gsi.go.jp/kaiseki/RegistratedinJan19.2021/20210119Theshortestdistanceonearthandonthemap.pdf)？ * [「地図に存在しない街」](https://courrier.jp/news/archives/199136/) "「地図はレトリック」という言葉がります。地図の特性を正しく理解して使えば「ウソ」は減ります。わざと地図の表現の曖昧さをついて「地図のウソ」をつく場合と「地図の読み違え」したり「地図の図式や精度、限界」を知らないで間違って誤解する場合があると思います。(太田弘先生)"