# 4.6 利己的な遺伝子 9章 (12/24)
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12/24 20:30~
## 請藏
501-*1-1
実に頻繁にあることだが、第9章の冒頭のこの文章にも、「他の条件が同じなら」と言う前提が隠されていた。
* 前に暗黙の前提と言ったが、この隠された前提は共有されている場合もあれば、無自覚な場合もある。後者の場合、その議論においての結論が正しく見えても、その隠された前提を確かめてみると、そもそも出発点から間違っていたということも珍しくない。
503-*2-最後の段落
読者もお気づきのように、これは、パーカー、ベイカーそしてスミスが、始原的な配偶子の精子・卵子の分化を説明するために提出した理論(251項に論議がある)によく似ている。しかし、ここで私が示した論議の方が一般性が高い。
* 私が示した論議の方が大きな箱である。
精子・卵子の分化はもっと根本的な性役割の分化のひとつの側面に過ぎない。精子・卵子の分化こそ第一義と見て、雌雄のすべての特性をそれに由来するものと考えるのではなく、今や私たちは、精子・卵子の分化も他のすべての側面と同じ枠組みで説明可能だ。
* 今や私たちは、精子・卵子の分化という箱も、他のすべての箱を包むより大きな同じで箱で説明可能だ。
ここで前提にしなければならないのは、互いに交配する二つの性があるという事だけだ。この際、互いに交配するという以外に前提は不要である。私たちはこの最小限度の前提から出発して、
* 覚えておきたい言い回し
両性が初期の段階でいかに似ていても、やがて対局的で相補的な繁殖戦略を特化させる方向に分化していくと強く予想できる。精子・卵子の分化はこの一般的な分化の一つの特徴に過ぎず、その前提ではない。
* 樹状図で喩えて言い換えるなら、精子・卵子の分化は節点もしくは葉にすぎず、その樹状図の根ではない。
253-16
自己の遺伝子の生存を最大化しようとする親にとって、最適な子供の数はどのくらいかという問題を先に論じたが、それと全く同様に私たちは安定性比について論じることができる。大切な遺伝子は息子に委ねるのが得か、それとも娘に託すのが得か。
* 全く気づかなかった。
506-*4-最後
これに気づくのに、かつての人々は微分方程式など必要としていなかった。
* 堀元さんはこれ絶対、おしゃれ〜って言うはずだと思った。
512-*7
彼はザハヴィの言語モデルを数学的モデルに翻訳し、妥当性ありと宣言したのだ。これは他の研究者たちが行ってきたようなザハヴィの理論の空想的、衒学的な曲解の類ではなく、ザハヴィのアイディアそのものの直接的な数学的翻訳だ。
* 個人的ハイQOV
* 安田はじぶんの話すことを空想的、衒学的な曲解だと思うことが多いだろう。
ザハヴィのハンディキャップ原理
動物にハンディキャップが理解できるのか
ハンディキャップを生み出す遺伝子はその娘によって広められているのかもしれない。
## 古堅
253-14
今述べた場合でも雌雄の数が等しくなるという事実にはじめて説明を与えたのは,R・A・フィッシャーだった.
- 関連記事(https://www.cis.twcu.ac.jp/~asakawa/MathBio2010/Sex-ratio.html)
- 人間の場合,実際には妊娠3ヶ月時において男女比は120:100くらいで,20歳前後で男女比が1:1程度になる.
- ある種の魚は,水温の違いによって,オスを産むかメスを産むかが決まる.
- ある種の昆虫は生殖時期が早ければメスを,遅くなればオスを産む傾向がある.メスは早く成熟した方が生存にとって有利(子孫を沢山残せる可能性が高まる)なので早く産み,オスの死亡率が高いので,後になっても産み続けるという進化の戦略であるとも言われている.
254-8
性を決定する染色体を持ち込むのは精子のほうだ.男性の作る精子の半分は女児を作るX精子で,他の半分は男児を作るY精子である.
- 上手く操作すれば男女を決めれるのか,ホモデウスは遺伝子組み換えの話で出たと思うけど,子供を選ぶ時代は来そう.
257-15
雌は,大型で栄養をたっぷり含んだ卵子の形ではじめから雄より多く投資しており,このため受胎時においてすでに母親は,どの子どもに対しても父親以上に深く「身を投じて」いる.
- 育児の平等とは?
- 女性は昔から酷い扱いをされていた.処女はその父の商品→遺伝的に不利かどうかは置いといて,女性きつすぎだろ(男で良かった)と思った.
287-11
こういった事実を生物学者が目の当たりにすると,彼が見てきた人間の社会は,じつは雌が雄をめぐって競い合う社会であって,その逆ではないのではないかと考えざるをえなくなるだろう.
- 面白い.ほんとにそうなのか?そうならば理由は何か?そうでないならこのからくりはどう説明できるか?
- 若い世代で見ると確かに女性の方が生き生きしているように見える.少なくとも可哀想に思うことはない.→性の理解が広まったから?
503-下-17
互いに交配するという以外に前提は不要である.私たちはこの最小限度の前提から出発して,両性が初期の段階でいかに似ていても,やがて対極で相補的な繁殖戦略を特化させる方向に分化していくと強く予想できる.精子・卵子への分化はこの一般的な分離の一つの微候にすぎず,その原因ではない.
- 大事そう.脳内でどう繋いだか教えてー(笑)
505-上-21
それは安定した谷底のような平衡点ではなく,ナイフの刃の縁のような不安定な平衡点かもしれないのだった.
- 数学がこういうところに使われるのかって感動する瞬間
506-1
(a)両性間の闘いには,捕食と共通した性質がたくさんある.
(b)恋人たちの行動は月のように変動し,天気のように予想し難い.
- 放棄しました.
515-下-15
ある宣伝システムが選ばれるのは,まさにそのシステムが-他の条件が同一なら-,宣伝者の[生存,繁殖上の]成功度を実際に減少させる効果を持つためだ.
- ハンディキャップ理論,面白い.身の回りにはどんな宣伝システムが流通しているだろう?