# 4.10 利己的な遺伝子 13章+あとがき (1/30) ###### tags: `利己的な遺伝子` 1/30 9:00~ ## 請藏 * 今回の章を一言で表すと、抽象化の威力。 * ミーシーな文章は場合は読みづらいと思う。それはなぜか。 #問題意識 * 👇#こんな風にはなりたくない * タグを導入して、読書のレベルがまた一つ上がった気がする。 * ハードではなくソフトな世界観(個体モデル→流体モデル) ハードではなくソフトな世界観、それを支持する事例を集めたい。 #課題 * 自慢気に、13章の内容は普段自分がやっているようなことだと言いたい。このように抽象と具体の往復力が最強なのは明らかで、それを当たり前にしている人達がいるということを実感してほしい。 * 北海道旅行の計画に関して、決定は責任が伴うので躊躇してしまう。計画を詰めるためではなく、意思決定の不安を和らげる、責任を分散させるという意味での話し合いの必要性がある。 #ハードではなくソフト #リーダー論 「微妙なもの」という言い方にピンときているか。 なぜ言語学が好きか。それは常に目の前にあるのにも関わらず、言われて初めて気づくようなことが多いから。シニフィエとシニフィアンもそのようなものの例。 ### 543-上段 それでは、進化論における新しい局面と言うのは、何のことだろう。それは、シェイクスピアについての新解釈といくぶん似たところがある。すべては台本に書かれているが、なぜだか見過ごされてきた。 見える、見えないの感覚に近い。 自己複製子 繁殖の過程でその厳密な構造が複製される実体 ヴィークル 死を免れず、複製されないが、その性質は自己複製子によって影響を受ける実体 ◇ヴィークルが脳を発達させ意識を持てば、自己複製子とヴィークルの争いが生まれるかもしれない。 ### 403-1 一部の生物学者はもっと先まで行って、DNAを、ちょうど眼がものを見るために生物個体によって用いられる道具であるのと同じように、生物個体が繁殖のために用いる道具と見立てている!本書の読者は、この態度はとんでもない誤りだとわかるはずだ。それは、"まるっきり逆立ちにした真実である"。 #おしゃれな表現 #覚えておきたい表現 構造主義 ### 403-6 その問題ーーほとんど正反対のーーとは、そもそも生物個体がなぜ存在するのか、とくに、生物学者が真実をあべこべに転倒させてしまうほど大きくて、緊密な目的性を持つ形で存在するのかと言うことだ。この問題を解決するためには、暗黙のうちに生物個体を疑問の余地のないものと見なすような古い態度を私たちの精神から取り除くことから始めなければならない。 #考えを伝える具体例 生物個体を絶対とする暗黙の前提がある。 #暗黙の前提 ### 403-10 "精神を掃除するために私たちが用いる装置"は、私が「延長された表現型」と呼ぶ考え方だ。 #覚えておきたい言い回し 精神を掃除するための装置を探し続けている。 精神を掃除するための装置を作りたい。 ### 405-2段落目 漁網を編むイルカ←→巣を編むクモ 家を建てるチンパンジー←→トビケラの幼虫 #アストラニェーニエ https://pdmagazine.jp/background/ika/ ### 407-1段落目 したがって、遺伝学者はそれを奇妙な考えだと思うかもしれないが、私たちが石の形状、石の大きさ、石の硬さなどの「ための」遺伝子について語るのは理にかなったことだ。 #考えを伝える具体例 これ以降、表現型効果という概念の適用範囲を延長していく。すなわち「意味の箱」がどんどん大きく広がっていく感覚が分かる。 #意味の箱モデル ◆トビケラの眼と肘(ある遺伝子が属する身体)→トビケラの巣(外の環境)→吸虫が寄生するカタツムリの殻(他の生物個体) #考えを伝える具体例 表現型の本質を探る中で、点と点が線で繋がっていく感覚。コネクティングドッツみ。統合されていく感覚。 #意味の有機体モデル 抽象化(ピラミッドの頂点が高くなる)した結果、それに伴い適用範囲(ピラミッドの土台)がどんどん大きくなる感覚。 #意味のピラミッドモデル #意味の星球モデル ### 411-8 そしてここに、このピーターパン的甲虫よりももっと強くフロイト的不安を引き起こす一つの事例があるーー寄生去勢だ! * 想像はつくが、フロイトの理論に詳しければと思った。 * こういうときに教養が必要になる。 ◇ 教養とは何か #問題意識 ### 412-6 この"分岐"は根本的には、このカタツムリの体から去り、別の個体の体に入る彼らの方法が異なっているという事実から生じるものだ。 #見えている人の言葉遣い 能動的語彙に何が含まれているかによって、その人の認識の方法が分かる。 受動的語彙として分かる程度では、字面を追うだけで、筆者が意図する映像を読者は見えていないこともあり得る。 420 カッコウの話から改めて #気づき 働いているだけで、母親の態度が良い #ハードではなくソフト 423-9・10 生来的な不公正 失敗の出費の"非対称性" #覚えておきたい表現 424-1 操作に抵抗する遺伝的性向を持つライバルは、抵抗に要する経済的出費のゆえに、現実には子孫に遺伝子を伝えることにあまり成功しないだろう。 →ダチョウアルゴリズム 424-3 しかし、またしても私たちは、生物をその遺伝子よりも生物個体と言う観点から見ることに、ついうっかり後退てしまった。 #文章術 * ただ考えを述べるだけでなく、読み手を俯瞰していないと出てこない表現だと思う。 * 緊張と緩和 439-8 (ついでながら、問題が存在するとわかる方が、答えを考えるよりずっと難しい)。 #おしゃれな表現 ### 442-14 したがって、娘固体中の二つの細胞の親族関係の隔たりが、それぞれの細胞と親植物中の細胞群との親族関係の隔たりのいずれよりも遠いという事態さえ十分に起こりうる。 内容を理解する方法論 仮説検証 わかるための方法論の確立 1. 「前」文脈・背景の理解(ここではスプラージュウィードとボトルラックの設定p.438)錠、土壌、外堀、余白 2. 「後」意図・帰結、どう繋げたいのか(ここでは遺伝子の均一性から、ボトルラックの方が固体らしさがあると後に述べられている) 3. まず当該文章のモデルを脳内でつくり(仮説)、その文章内、その前、後で整合性が取れるか検証を重ねる。 4. 正確なモデルをつくるにあたり、当該文章の各単語がそれぞれ何を指すのかしっかり押さえることが重要。そのためにも1.と2.の工程が活きてくる。 特に文が長いときは、序盤で詰まったら「序盤の理解+残りの理解(序盤よりも難しくなる可能性が高そう)」ということにエネルギーを注ぐことをやめてしまう。 だから、どこがわからない?って聞かれて複数出てきた場合は、最初の要素の方が躓きポイントの重みが高いと思う。 * 文を分解する。主語、述語、修飾部に分けてみる。英文解釈的なアプローチ。 ### 444-7 つまり、異なったボトルネックをくぐり抜けた細胞群は、最も新しく生じた突然変異を除く他のすべての細胞、すなわち大多数の細胞で異なっている。 「大多数の細胞」は「固体」に言い換えられると思う。 文章の次元 実世界の次元 階層を捉える なぜわざわざその記述をするのか 暫定的なモデルにおいてそれを記述する 本文中の言葉の必要性を考える 論理的には、異なったふたつの意味で捉えることができる状況があるのかもしれない。そのときの判断材料としは、そのためにわざわざそんな言い方をするだろうかという感覚的なものしかない場合もあるかもしれない。 近くにある言葉の心象による影響。 潜在意識に影響を与えたあと、無自覚に顕在意識の決定を下しているのかもしれない。 #気づき なぜ分からないのか どのように分からないのか モデルの比較 整合性の検証 未確定時点での分岐の保持 短期記憶維持の負担を減らすコツ 情報圧縮 ワーキングメモリの増やし方 ワーキングメモリを増やすことの本当の姿 主語と述語 わからないとはどういうことか わかるとはどういうことか ### 445-18 『延長された表現型』は長大な本で、その議論を簡単に一章に詰め込むことはできない。ここで私は、圧縮版で、かなり直感的な、印象派的とさえ言われそうなスタイルを採用することを余儀なくされた。"にもかかわらず、議論の香りを伝えることには成功したと信じたい"。 #おしゃれな表現 ### 447-9 生命物質を区分けされるヴィークルへ包み込むことは、あまりにも頻出する際立った特徴となったため、生物学者がこの世に登場し、生物に関する問いを発し始めた時、彼らの問いはもっぱらヴィークル、つまり生物個体を対象とするものとなった。 * 言われたら当たり前のことであるが、それに気づくことは難しい。 * 頭良すぎてこわい。 ### 447-11 生物学者の意識にはまず生物個体がのぼり、自己複製子(現在では遺伝子として知られている)は、生物個体が用いる仕掛け(マシナリー)の一部とみなされた。生物学をもう一度正しい道に戻し、歴史においてだけでなく重要性においても自己複製子が最初に来ると言うことを肝に銘じるためには、"意識的な精神の努力が必要である"。 * めっちゃ分かる。抽象と具体などの理解を増やすためにはそれが必要。じぶんはそれを姿勢と言ってきた。 ### 448-1 ほんのちょっとの想像力がありさえすれば、放射状に伸びた延長された表現型の力の網の目の中心に位置する遺伝子の姿を見ることができる。世界の中にある一つの対象物は、多数の生物個体の中に位置する多数の遺伝子の発する影響力の網の目が集中する焦点である。 #見えている人の言葉遣い #見える感覚 #考えを伝える具体例 「説明ではなく体験」 ### 448-4 あらゆる世界には、遠くあるいは近く、"遺伝子と表現型効果をつなぐ因果の矢が縦横に入り乱れている"。 #見えている人の言葉遣い #覚えておきたい言い回し ## 古堅 ### p.403-l.2 * まさに読前の自分の考えだった ### p.413-l.14 * 単・二倍数体って何だっけ? ### p.421-l.12 * 即物的なレベルで働きかける力を利用した商売について、いいのか悪いのかわからなくなってきた。 ### p.423-l.14 * 抗うためのコストを大きくすることが、相手に思い通りの行動をさせる要因にもなる。 * 逆に、ルールや指名などに対して抗うコストがあるときには、それが本当に必要か考えていきたい。 ### p.425-l.9 * 生物学者より昆虫学者と仲良くなってみたいと思った。 ### p.431-l.17 * 組織が協力することの難しさときっかけになりそう。 ヴィークルを脱出する共通する方法を持っていないからだ。→利害の一致。 ### p.429-l.8 * 問題の存在に気づくことだけでもすごいと思えるようにしたい。