# アナフィラキシー - [ ] ●アナフィラキシーの診断:従来と変更なし  ①皮膚症状+呼吸器症状or循環器症状  ②アレルゲン暴露後+皮膚粘膜症状or呼吸器症状or循環器症状+消化器症状 2つ以上  ③既知のアレルゲン暴露後に血圧低下 ●治療  アドレナリン 0.01mg/kg(最大量 成人;0.5mg  小児;0.3mg)  5-15分で反復投与可能  大腿前外側へ筋注  持続静注:アドレナリン1mg/cc+生理食塩水1000ml       2mcg/min(120ml/h)で開始 10mcg/min(600ml/h)まで増量可能  ・基礎疾患がある患者ではアドレナリンは慎重投与だが絶対的禁忌なし  ・治療を行わなくとも自然に改善することもあり  ・自然に改善するかは不明であるためアドレナリンの迅速な投与は必要  ・抗ヒスタミン薬は蕁麻疹や掻痒感に対して有効 ●二相性反応  ・重症度やアドレナリン使用回数をガイドにする  ・重症アナフィラキシーやアドレナリン2回以上使用した場合はアナフィラキシーへの対応が可能な環境での観察を推奨  ・抗ヒスタミン薬、ステロイドの二相性反応のリスクを改善する根拠なし  ・小児ではステロイド使用が二相性反応のリスクを増大する可能性あり  ・二相性反応のリスク因子    18歳未満の薬剤性アナフィラキシー    原因不明のアナフィラキシー    皮膚症状を呈するアナフィラキシー    脈圧増大    重症アナフィラキシー    ステロイドで治療された18歳未満    アドレナリン2回以上使用 ●経過観察時間  ・重度のアナフィラキシーの場合(低血圧、脈圧増大、アドレナリン2回以上投与等)、併存疾患がある場合は   extended observation(6時間の経過観察)を推奨  ・陰性的中率    1時間:NPV95%    6時間:NPV97.3%  ・アドレナリン単回投与でリスクが低い場合1時間程度の経過観察で良い