# 社会学の学習 社会学の対象: - 人-人 (node to node) - 人-組織 (node to area) - 組織-組織 (area to area) ## 社会学とは ## 行為 行動: 人間の活動一般のことを指す。特に意識していなくても行ってしまう脊髄反射反射等の活動も含まれる。 行為: 何らかの意図をもとに行われたり目標を指向等する行動。 社会的行為: 他社の行為の意味を解釈した上で、他者を対象にして行われる行為。 社会的行為のウェーバーによる分類: - 目的合理的行為: - 他者がどう振る舞うのかについて予想しつつ - 自分が果たしたい目的の達成のために合理的かという判断に基づいて - 目的達成のための手段としてその予想を利用する行為 - e.g., 商業上の取引。 - 価値合理的行為: - その人にとって重要な価値の実現のための手段として行われる行為 - e.g., 宗教上の行為。 - 感情的行為: 感情の表出それ自体を目的として行われる行為。 - 伝統的行為: 習慣に則って半ば無意識に行われる行為。 ## 役割 地位: 社会の中で人間が占める位置。 役割: - 個人は様々な集団に所属しそのそれぞれにおいて特定の地位を占める。 - 個人はその地位にふさわしいと集団が期待する行為の様式に伴って行為することが求められ、基本的にはそのように行為する。 - 上記の様式や役目。 ## 社会化 社会化: 人間が相互作用を通じた学習によって役割期待や規範を内面化するとともに知識や価値、技術等を習得していく過程のこと。 ## 相互作用分析 - 社会が個人を形成する側面 - 個人が社会から要請される役割期待に抗うなどして主体性や創造性を発揮する側面 役割コンフリクト: - 役割内コンフリクト: 個人が占める一つの地位ー役割に対して、複数の役割期待がなされる状況。 - 役割間コンフリクト: 個人は社会の中で複数の地位を占めるが、それぞれの地位に期待されている役割を同時に果たせないで悩む状況。 役割距離: 社会は個人に役割を期待する。しかし、個人はあ自分に期待されている役割を素朴に受け入れず、取る距離。 印象操作: 相手に与える自己の印象をコントロールすること。 儀礼的無関心: 行為者がその場に存在していること自体は認めつつも、それ以上の特別な関心や注意を向けないことが適切であると考えること。 表局域: 舞台上に相当。 裏局域: 舞台裏に相当。 スティグマ: 好ましくないとされる差異。 可視化できる例) 身体的な特徴。 可視化できない例) 過去に犯罪を犯した経歴など。 第一次的調整: 役割に合わせて振る舞う。 第二次的調整: 役割に合わせながらも自分の目的の達成を試行。 エスノメソドロジー: ミクロな相互作用の分析。 会話分析: 会話等のコミュニケーションを記録し、詳細な分析を通じ、人々の日常的な相互作用にどのような秩序が隠れているかを考察。 ## 集団 集団: - 複数の人間の集まり。 - 社会的カテゴリー: ある共通した特徴により識別される人間の集合。 - 継続的に相互作用しあう人々の集まり。 ## 組織 組織: - 特定の目的や目標達成のために人々の行為を統制し調整するシステム。 - 上記のシステムを備えた集団。 - 集団はしばしば組織へ変化する。 インフォーマル集団: - 組織の内部に自発的に形成される集団。 - 組織の意図によってではなく、個々人の意思によって作られる。 - 組織の活動にも大きな影響を及ぼす。 ## 官僚制 官僚制: 大規模で複雑な組織における管理・運営のための合理的なシステム。 ## パーソナル・ネットワーク パーソナル・ネットワーク: - 人々の間の必ずしも集団に回収されない多様なつながりを考察する対象。 - 個人を点とするネットワーク。 ソシオセントリック・ネットワーク: ネットワーク全体を一旦とらえた上で、その内部の構造に迫っていく。 エゴセントリック・ネットワーク: 特定の構成要素に注目してそこからどのようなネットワークが広がっていてそこにどのような構造があるのか掘り下げていく。 ## ソーシャル・キャピタル 視点: - 個人財: 特定の行為者に属する財。e.g., 転職にパーソナル・ネットワークが与える影響。 - 集合財: 集団や地域社会に属する財。e.g., 家族内での親子の関係に加え、地域社会内での親同士のつながり。 ソーシャル・キャピタルの構成要素: - ネットワーク - 信頼性規範 - 互酬性規範 ## 家族 家族: - 人間が生活していくうえで最も基礎的な集団。 - 少数の近親者を主要な構成員とし、成員相互の深い感情的係わりあいで結ばれた、第一次的な福祉指向の集団。 親族: 血縁関係あるいは婚姻関係の絆によって結ばれていると認知し合っている人ビチ。 - 血族: 親子関係を上下に辿ることで関係づけられる人々。 - 姻族: 婚姻を契機として新たに生じる親族。 ### 家族の諸形態 - 核家族: 夫婦と未婚の子によって構成される家族。 - 拡大家族: 核家族の集まり。 - 複婚家族: 一人の個人が複数の配偶者を持つことが許容されている社会で、複数の核家族が共通する配偶者を介して横につながる家族。 - 定位家族: 個人が出生と同時に所属する家族。 - 生殖家族: 結婚によって形成した新しい家族。 - 夫婦家族性 - 直近家族性 - 複合家族性 ### 家族の現在 近代家族: 家族愛の絆で結ばれ、プライバシーを重んじ、夫が稼ぎ手で妻は主婦と性別分業し、子供に対して強い愛情と教育関心を注ぐような家族。 女性の M 字型雇用曲線: 女性は 20 代後半から 30 代前半にかけて、労働市場で仕事に就いている割合がいったん落ち込み、その後上昇する曲線。 単身世帯の増加と晩婚化・非婚化 家族の捉え方: - ライフサイクル論 - ライフコース論 ## 階級と階層 社会的資源: - 家屋, 土地, 食料 - 富, 権力, 威信 - 情報 平等: - 機会の平等 - 結果の平等 格差: 社会的資源の保有量の人々の間での差異。 身分: 人々に対して政治的に決定されて割り当てられるカテゴリー。 階級: - 社会的資源の保有量の人々の間での差異に関する概念の一つ。 - 生産手段の所有・非所有に基づいて区分される集団。 階層: 保有する社会的資源の量の同等性のみを基準として認定される、人々の間の序列のカテゴリー。 社会移動: 個人における社会的地位の移動。 - 世代内移動: ある個人がその人生の中で経験する移動。 - 世代間移動: 親が所属する階層と本人が所属するようになる階層との間の変化。 属性原理: ある社会において、その人が社会的にどのような地位に就くかが、その人の努力や選択によっては変え得ない属性によって決定されること。 業績原理: 学業成績や仕事の成果等のように、個人の努力によって達成した業績に基づいてその人の社会的地位が決定されること。 ## 逸脱と社会問題 逸脱: 社会的規範から外れること。 - 逸脱行動 - 逸脱行為 社会解体論: 逸脱現象がなぜ生じるかという点について説明を試みた議論。逸脱発生の主要因は、当該社会において社会が個人に及ぼす統制力の弱体化と考える。 アノミー理論: アノミー: 人々の欲求に際限がなくなった状態、 分化的接触理論: 分化: 個人が様々な人々と接触し相互作用を行い犯罪行動を習得していく過程で個人によって様々なバリエーションが生じてくること。 ラベリング理論: ラベリング: ある行為や人に対してレッテルを貼ること。 割れ窓理論: 小さな無秩序を放置しておくと、大きな無秩序を招く。 ## 都市 - 大量の人口が集中していることにより、その内部に様々な専門的職業が成立している、すなわち経済的な分業が成立していること。 - 都市での生活は複雑さを増しているので、人々は物事を貨幣に換算して計算して考えるようになるとともに、日々の生活の中での時間的な正確さを求めるようになる。 - 都市での生活は様々な刺激に満ちているため、都市で生活する人は次第に、そうした刺激に対して敏感に反応しなくなり、飽きっぽくなる。 - 都市においては、人と人とが接触する時間が平均的に短くなり一面的になるために、その分相手に与える印象を強めようとして、個人の個性が強調されるようになる。 コミュニティ: - 共通の関心や利害によって結びついている人々の集まり。 - インターネット上で展開される特定の趣味や関心を同じくする人々の集まり。 ## 町内会 町内会: - 地域での生活と密接に関係している組織の一つ。 - 世帯単位。e.g., A さんのお宅。 - 自動加入。 - 包括的機能。e.g., 地域の清掃や園芸等。 ## NPO ボランタリー・アソシエーション: 人々が自発的に参加する組織。 NPO: - 一定程度の制度化。 - 非政府の民間組織。 - 利益の非配分。 - 自己統治。 - ボランティア等の自発的参加者によって運営されている組織。 ## グローバル化という社会運動 世界システム論: 世界史的な時空間の中に国民国家を置いて考察する視点。 ## 社会調査
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