# IoTの無線通信 IoTネットワークでは、デバイス同士が直接通信する。 IoTデバイス同士の通信を中継する中継装置を利用するデバイスゲートウェイ方式という手段もある。 以下が代表的なIoTネットワーク通信方式。 ## Bluetooth 近距離無線通信技術の一つで、スマホやタブレットなどのデバイス間データ通信に使用される。 一番身近に感じる通信技術。簡易的な通信が必要なものに適している。 Bluetooth4.0では、低消費電力・低コストを実現するBluetooth Low Energy(BLE)が策定されている。 ## ZigBee 近距離無線通信技術の一つで、低速・低電力通信が可能なIoTデバイスに使用される。 スマートホームや産業用途で幅広く利用されている。 ## Z-Wave 近距離無線通信技術の一つで、ZigBeeと同様に低速・低電力通信が可能なIoTデバイスに使用される。 多数の端末の同時接続にも対応している。 ## LPWA (Low Power Wide Area) IoTデバイスに適した低速で低消費電力の広域通信規格。 センサネットワークやスマートメータなどのIoTデバイスに広く使われている。 LPWAにはいくつかの規格がある。 * LoRaWAN * Sigfox * NB-IoT * Wi-SUN