# DevOpsの4つの柱

[Effective DevOps](https://www.amazon.co.jp/Effective-DevOps-%E2%80%954%E6%9C%AC%E6%9F%B1%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%8C%81%E7%B6%9A%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E7%B5%84%E7%B9%94%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%96%B9-Jennifer-Davis/dp/4873118352)を読んだから簡単にまとめる。

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*参照：Effective DevOps 4本柱による持続可能な組織文化の育て方*

**devopsは文化でありプロセス**

## DevOpsを実現するために必要なこと

1. 目指すべき姿の明確化
2. DevOpsの設計と実装に必要なスキルを持った要員の確保
3. 複数環境併用時の運用負荷軽減

## 4つの柱

* コラボレーション
* チーム内で上手く機能させるための協調活動
* アフィニティ
* チーム間の関係を育て、他チームの人からも学習するプロセス
* ツール
* 文化の変化を推し進める加速装置
* スケール
* 組織の規模によって、技術的にも文化的にも考慮すべき変更

## devopsに対する誤解とアンチパターン

* devopsに関係があるのは開発者とシステム管理者だけではない
* devopsチームを作っても意味がない
* 唯一無二の正しい方法やいつもの方法を受け入れるのではなく、疑問を持って試行錯誤のプロセスを繰り返すことが大切
* devopsは特定のツールを使わなくてはいけないものではない
* devopsとは自動化だけのことではない

## まとめ

DevOpsとは本来的な意味を考えるとdevopsと記述するべき(DevとOpsが一体となるため)。
devopsとは文化運動のことであり、何か特定のツールを使ったからdevopsができているとは言えない。
文化の醸成を目指すからこそ、チームメンバーが目的と意思を持たないと成し得ない。