Partial Convolution based Padding === 2017/10/27 Guilin Liu, Kevin J. Shih, Ting-Chun Wang, Fitsum A. Reda (NVIDIA) https://arxiv.org/abs/1811.11718 （まとめ：[@antimon2](https://github.com/antimon2)） --- ## どんなもの？ + 部分畳み込みを利用した新しいパディング手法 + ゼロ埋め、反射、複製に代わるモノ + サンプルコード（PyTorch）: https://github.com/NVIDIA/partialconv --- ## 先行研究と比べて何がすごい？ + ゼロ埋めは画像分類等で悪影響大きい + 反射・複製パディングもImageNetで問題あることを検証 + 提案手法で学習すれば他のパディングでの推論にも使える --- ## どうやって有効だと検証した？ + 画像分類タスクで、精度と収束性を比較 + セグメンテーションタスクで特に境界付近の性能を比較 --- ## 技術や手法の肝は？ + 部分畳み込み（Partial Convolution） + 元々は穴あき画像のような不完全な入力データを扱うために提案されたもの + ↑を利用し、パディング領域を穴とみなして係数を計算して畳み込みを行う↓ ----   --- ## 議論はある？ + 特になし --- ## 次に読むべき論文は？ + [Image Inpainting for Irregular Holes Using Partial Convolutions](https://arxiv.org/abs/1804.07723) + 部分畳み込みを利用した穴あき画像の補間 + ↑この論文のパディングの根幹部分