2023/02/09 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ 舞台挨拶(川崎) === ###### tags: `舞台挨拶` `アイカツ` https://twitter.com/aikatsu_anime/status/1623662414171602945 <img src="https://hackmd.io/_uploads/BkN4foE82.png" width=300 /> https://twitter.com/sola_waka/status/1623675311245361152 <img src="https://hackmd.io/_uploads/rkhrfo48n.jpg" width=300 /> <img src="https://hackmd.io/_uploads/Skw8zi4L2.jpg" width=300 /> - 座席配置 こだま 加藤 木村 わか  MC --- **MC** 本日はお忙しい中、「アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~」の舞台撮影イベントにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。 すでに本編をご覧いただきました。いかがでしたでしょうか。 (会場拍手) **MC** ありがとうございます。少し注意事項の方をご説明させていただければと思いますので、お付き合いいただければと思います。 まず、舞台挨拶終了後もアナウンスがあるまでは、皆様お席にお座りになったままお待ちいただければと思います。 またイベント中、写真撮影、録画、録音は禁止となっておりますのでご注意ください。 携帯電話などの音の鳴る機器をお持ちの方は、マナーモードにしていただくか、電源を切ってお待ちいただければと思います。皆様のご協力、よろしくお願いいたします。 またこの後ゲストをお呼びさせていただくんですが、声は出さず大きな拍手でお迎えをいただければと思いますので、ご協力お願いいたします。また、イベント中は声も、発声の方もなさらずにですね、拍手などでお応えいただければと思います。 それでは早速なんですけども、ご登場いただきたいと思います。どうぞ皆様拍手でお迎えください。 木村隆一監督、加藤陽一さん、こだまさおりさん、霧島若歌さんです。どうぞ。 (BGM:芸能人はカードが命) (通常の拍手から、流れるように芸カ用の拍手へと移行) **MC** はい、ありがとうございます。 本日はよろしくお願いいたします。 **一同** よろしくお願いします。 **木村** こんばんはー。 (会場拍手) **MC** 早速ではございますが、ご挨拶と今のお気持ちをお伺いできればと思います。 まず木村監督からお願いいたします。 **木村** はい、本作の監督を務めました木村隆一です。 今日は短い時間ですけど、楽しんでいってください。 (会場拍手) **MC** ありがとうございます。加藤さんお願いします。 **加藤** はい、10th STORY脚本の加藤陽一です。 お集まりいただきましてありがとうございます。 短い時間ですが、一緒に楽しめればと思いますのでよろしくお願いします。 (会場拍手) **MC** 続いてこだまさんお願いいたします。 **こだま** はい。作詞家のこだまさおりです。 今日はすごく楽しみにしてきました。 短い時間ですがよろしくお願いします。 (会場拍手) **MC** ありがとうございます。 ではわかさんお願いいたします。 **わか** 星宮いちご歌唱担当のわかです。 今日は、いっぱいアイカツトークをしていきたいと思いますので、素敵な思い出作っていきましょう。 よろしくお願いします。 (会場拍手) **MC** ありがとうございます。ではちょっと、いろいろと語って頂きたいので、お座りいただいて、しっかり腰を落ち着けていただきつつ、いろいろお伺いできればと思います。 (一同座る) **MC** ありがとうございます。 それではここからいろいろご質問させていただければと思います。 今目の前にいらっしゃる皆様ですね、本作をご覧いただいたばかりの方々でして。 2回以上見てるよ、という方いらっしゃいますか。 (いっぱい手を挙げる) **木村** ほとんどですね。 ちなみに初めて見た方って?さす・・・ (数人手を挙げる) **木村** うわ、いた! (会場拍手) **MC** 温かい拍手ありがとうございます。 **加藤** 8回以上見たっていう方いらっしゃいますか。 **木村** いっぱいいる!すごーい。 **加藤** 10回以上見た方。 **一同** うぉーい! **木村** すごい **加藤** 12回。 **わか** どんどん増えますね。 **一同** ありがとうございます。 **MC** そんなたくさん見ていただいた方もいらっしゃると思うんですけども、皆さんが印象に残っているシーンですとか、好きなシーン、本当にもう木村監督には何度も何度もお伺いしてしまうんですけども、ぜひともまたお答えいただければと思います。 **木村** 私は、どこも印象に残ってるんですけど、本当に、やっぱり何だかんだいって最後のラストシーンはちょっとこう自分で見てても胸に迫るものがあるというか、ソレイユ3人集まって手をあげるところはね、こう、うーんって思っちゃうよね。 **わか** みんな、今そのシーン思い返してみてると思うんですけど。 **木村** みんな、すぐ見たばかりだからね。 まだまだいっぱい残ってると思うけど、そこはやっぱりね。うーんって。 **MC** ありがとうございます。 加藤さんいかがでしょうか? **加藤** 僕もなかなか選びづらいところはあるんですけど、最初のフフッヒからいいなとか思っちゃうので。 まあ、割と真面目な方の答えでいくと、やっぱり「おやすみ、おやすみ」のところですかね。 **わか** あぁ・・・ **木村** あそこはね、かわいいよね。 **わか** もう、たまんないですね。 **加藤** なんか自然に描けたなみたいなのも、色んな思い出としてあげたい。 **木村** そうだね。描いてる人はおじさんって。 **加藤** あんまりそう思ってほしくない。 ジレンマがありながら僕はここにいるんですけど。 **木村** いちごとあおいのね。 **加藤** あとはお話としてはね、こういうのってアイドルだけじゃないんだよっていう、そういう大事なシーンでもあるのと、二人の演技がね。何だろう。包み込むような感じとか、いろんな思いがこの時あるんだろうなって感じられるようにやってもらってたので、そこに二人の変化、諸星さんと田所さんの変化を感じて、それも相まって好きです。あのシーンは。 **MC** 田所さんも確かあのシーンが印象的っておっしゃってましたね。 **MC** ありがとうございます。 こだまさんはいかがでしょうか。 **こだま** 選びきれないんですけれど、大人目線で、学園長とりんごさんの電話のシーンすごく素敵だなって。 **加藤** ラグジュアリーな感じでね。 **こだま** ラグジュアリーでしたね。 素敵だなって思いましたね。 **MC** ありがとうございます。 **木村** 学園長の部屋が出たのってたぶん初めて。 **こだま** あんなラグジュアリーな、シャンパン飲んでらっしゃる。 **MC** ありがとうございます。 わかさんはいかがでしょうか。 **わか** 私も選びきれないんですけど、結構ライブのシーンも、結構グッときたりとか、やっぱり自分の歌が流れるとワッて思う瞬間はいっぱいあるんですけど。やっぱり、いちごにキミって言われた瞬間が、シーンって言うよりって感じなんですけど。キミって言われた瞬間に、「うわっ私だ」みたいな。 みんな多分思ってらっしゃると思うんですけど、あの瞬間に本当に、アニメの中の世界のことから、一気に自分もその世界の中に入れてもらったような気がして。なんかアイカツってすごいなって思いました。(笑) 私たちがアイカツシステムに今入れられたみたいな気持ちになりました。本当に。 **MC** そうですね。あの言葉に背中押されたみたいな感想が結構あったんです。 やっぱりその点はこだわられて。 **加藤** そうですね、そこはやっぱりクライマックスですからね。 そこで何を言うかっていうことで、もうこの作品が決まるっていう場所でもあるんでこだわりましたね。 割と自然に書いたんですけど、キミって言うかどうかっていうのは、裏話的なことで言うと、ちょっとだけ迷いがあって。 上から目線に聞こえないかっていうことがちょっとだけ気になってて、どうしようかなと思って。 でも、いちごが言うんだしっていうことと、この流れがあって言うことだしってのと、あと自分だったら言われたいなみたいなこともあったり、いろんなことを総合して、やるっていう風にして。 もちろん木村さんともそのことを話して、これはいいんじゃないっていうのもあってね。やったって感じでしたね。 **MC** 名シーンにはそんな裏側があると。 **木村** そこがね。 **わか** 初めて見たとき受け止めきれなくて(笑)。その時いちごが語ったことが全然入ってこなくて、 もうわぁいちごちゃんにキミって言われたみたいな。私もアイカツの世界に入れてもらえたみたいな気持ちになって、入ってこなくて、2回目くらいからすごい理解できたんで、多分今今日初めて見た人は、2回目以降、よりじっくり反芻できると思うので。 **加藤** そこがないといけないっていうか、キミじゃないといけないって今は思うんですけどね。 10年間を肯定しようっていうのは、基本的なコンセプトとして書いてるんで。 はい、そうですね。 **MC** ありがとうございます。 その本作なんですけども、昨年の7月に同時上映という形で本作が公開されまして、続編があると伺ったときにですね、皆さんたぶん卒業ライブを中心に描かれるんじゃないかなというふうに思っていらっしゃる方が多かったと思います。 **加藤** 思ったでしょ? **わか** びっくりしました。 えぇ~みたいな。 思ったでしょ?びっくりしました。 **MC** 本当にまんまとっていう感じだったんですけど。 本当にあの大人のシーンというか、4年後というか、今回の構成になった経緯ですとか、どのような狙いがあったのかというか。 **加藤** そういうことすぐ忘れちゃうんで、ちょっと調べてきたんですけど、資料というかフォルダを漁って、最初の打ち合わせのときから。 最初の打ち合わせのときには、あれなんですよね。いちごたちが、いちごたちを中心に未来を決めて、最後フェスやって、ライブやって終わるっていう、ざっくり目の発注があって、卒業というのもそのときはなかったんですよね。 で、多分それを元に木村さんとか木村大プロデューサーたちと話し始めてたときに、僕のメモによると、木村さん、監督の方の木村さんが、「いちご歳取んなくていいのかな、同い歳のままでもいいのかな」って言ったみたいなんですよ。 **木村** 全然覚えてないです。 **加藤** 誰か何言ったか書いてあるんですけど、後で判断するというときのために。 「いちごは今のままでいいのかな(木村)」 って書いてあって、監督それ言ったんだと思って。 会議中ずっとメモ取りながらやってるんですけど、その下に、「時間を超えて届く思い」という話と、「4年後の悩んでいる自分に4年前から手紙が届く、もしくは歌」って書いてあって。あと「明日も元気に」って書いてあって、それがたぶん打ち合わせ中になんとなく考えてて。その次の打ち合わせに出した資料にはもう「2話が未来編」って書いてあったんですよね。 だから打ち合わせでそんなことを考えて、なんか話して後で考えて、2話未来編ってしたんだと思うんですよね。 なんかその、ひと繋がりの映画じゃなくて、3つに分けるっていう課題が1個あったので、3話分という課題があったんで。なんか、まんま続いても面白くないっていうのもあるし。 **木村** そうだね。 **加藤** 単純に準備して卒業ライブやってっていう映画でも、面白くできると思うんですけど、ちょっとこう、「えっ」というのも作りたかったし、あと何を以て肯定できるわけ、将来のことを、みたいなこともあるから、その根拠を示さないといけないみたいなこともあったし、嘘をつきたくないっていうことがあったんで、結果的にそういうことを総合し、今の構成になったという。 **MC** 本当にネタバレ期間、皆さん多分そのことを言いたくて言いたくて仕方がなかったんじゃないかと思うんですけど。 **わか** 見ていない人たちに、もう「卒業ライブするんでしょ」って、すごい言われてた。 アイカツの映画も、「今度見に行くけど卒業ライブするんでしょ」ってワクワクみたいな感じで言われたら、ああ、うんうん。みんなうんうんうん、そうだね、みたいな。 多分皆さんもそうだと思うんですけど。 **加藤** 俺もそうだと思うよ~ニヤリ、ってしてる。 **わか** だけど~?みたいに言ったら、気になってみんなまんまと見に行ってくれたんで。 その仕掛けがすごい、カラクリがすごかったですね。 **加藤** やっぱり、未来で悩んでいるときの、何を聞いていたかが卒業ライブの歌だってことが3話でわかるって考えたときに、会議中に、「これできました」って言ったんですけど、「これもうできました」って何も書いてないんですけど、「もうこれできました」って。 **木村** 言ってた気がする。 **加藤** 木村さんはそれを聞いて、アハハハってウケてくれたんですけど、何でかっていうと、アイカツのシリーズを作っているときから、これでいけるなっていうことが思いつくと、「これであの、できました」って言って、「だったら早く書けよ」ってよく言われてたんで、そのことを覚えていたんだなっていう。時を越えて、と思ったのも思い出でした。 **木村** そうですね。 **MC** ありがとうございます。 そんな主題歌MY STARWAYのお話もお伺いできればなと思うんですけども、メロディー、歌詞とアニメの連動がとても素晴らしい楽曲で、早くフルを配信してくれというような意見も多々みられるんですけども。本楽曲がどのような経緯で制作されたのかというのをお伺いできればと思います。 **木村** そうですね。とりあえず、まずは新曲を作りたいよねっていう話から始まって。ソレイユは新曲でいきたいなって言って、で、3曲、新曲、結局作ったんですけど、その中で、ソレイユの曲は石濱くんに作曲してもらって、こだまさん作詞でという形で、今までの流れでそれがいいかなという感じでお願いしたような感じですかね。 **わか** なんかその、決起集会みたいな。 **木村** 決起集会あった。決起集会っていうか、石濱くんに呼び出されたんですよ。 **わか** ソレイユのことを考える会みたいな。 すごい、ざっくりと。 **木村** 作曲の石濱くんがどういう曲にしようかみたいなことをちょっと悩んでいるんで、飲みませんかってLINE送ってきて。いいよいいよって。 結局、石濱くんの好きなようにしていいんだよって、こうしてもらっていいよって、ずっと言い続けたんだけど、でも結局みんな呼び出されて。 気づいたら本当に。 **加藤** 新宿のね、焼き鳥屋さんでね。 **木村** まず俺と加藤くんが呼び出されて、わかちゃんが呼び出されて。 **わか** その時まだ、私知らなかったんですよ。 劇場版やるってこと何も知らないのに呼び出されて、ソレイユ、新曲、みたいな。 劇場版、なんか急にアイカツの新作作ろうと思って、みたいな。え、同人誌か何かって話ですかみたいな。なんかスタッフ本みたいな。 **木村** 同人誌には豪華だよ。 **わか** 本当に趣味で作っちゃいましたみたいな感じになるのか、みたいな。 **加藤** 何の思いを表明されたのかみたいな。 **わか** 急に、え、え、みたいな。 未来に向けてみたいな。 え、え、みたいな。 びっくりしたんですけど、「ソレイユ、新曲あるって」って、すぐにふうりちゃんとゆなちゃんにも送って、「うわぁ頑張ります」って。 えー、みたいな。 2人ともびっくりしてました。 **木村** その時はもうなんか、石濱くんに呼び出されたけど、結構その話をしてたのが本当に最初の1時間。 で、あとはただの飲み会だったもんね。 **わか** もうアイカツのことを語る会みたいな。 **加藤** そうだね。アクリル板を挟んだやつで焼き鳥を分け合う。 アクリルの隙間から焼き鳥を渡す。 懐かしいな。 **わか** すごいずっと楽しみにしてたんで、曲ができるの。 **加藤** それがこだまさんのとこに行ったわけですね。 その時にはもうシナリオも完璧にできててね。 **木村** 完璧に、完璧に出来てたっけ。 **加藤** 元々あれなんですよね、発注して、完全に連動させたかったんで、3話のシナリオを書く、完成させる時には、歌詞が必要なのである。っていうことでなるべくそういうスケジュールで進めていただきたいなってことをプロデューサーの大さんとお願いしてて、皆さんそうしてくださって、だから過去の、未来の自分を応援するのは今の自分だ、みたいなテーマはあって渡しているんだけど、細かいセリフとかは曲が上がってきてから書いている。 **こだま** 無かったです。 はい、シナリオは無かったです。 **加藤** 概要はね。 **こだま** 概要をいただきますね。 **MC** 概要から歌詞を膨らませている。 **こだま** そうですね、あと木村監督からの歌詞のイメージというのを、私はお手紙と呼んでいるんですけど、をいただいて、石濱くんからの曲が来て、あ、もう、できた。 **木村** 同じくできたんだね。 **加藤** プレッシャーとかあるんですか。 **こだま** プレッシャーですか。 **加藤** 今までの感じでやってきたことと同じ手法ではあるから。この曲がかかる時ってのは絶対良いシーンになるって分かっているわけじゃん。 **こだま** はい。 **加藤** そんな歌詞を書くっていうのは、 **こだま** そんな後からプレッシャーを。 **加藤** 成功しているから。 **こだま** でも一生懸命やるしかないですよね。 **加藤** なるほど。深い。 **木村** さっきお手紙を読み返して、確かにお手紙じゃないかなと思う。 結構でも、僕の書いていたことをちゃんと拾ってくれて、なんか、そうですね。昔カレンダーガールだった子たちが大人になって、みたいなことを、その人たちの背中を背負うな、みたいにしたいんです、みたいなことを、こう、長々と書いてあったんだけど、それをちゃんと拾っていただいてて。 **こだま** 印象的だったのは、自分の中のSHINING LINE、自分時間のSHINING LINEが確かに存在するんだっていうことが、はぁーって思って、すごい素敵だな、SHINING LINEをそういう風に言ってくださるんだと思って、で、書きました。 **木村** 石濱君の曲が、SHINING LINEのフレーズをすごいいっぱい使って、最後はそのままですけど。すごいいっぱい使ってあったんでね、SHINING LINEはやっぱり、テーマの中に歌詞にも入っているといいのかなとは思っていたんですけど。 **こだま** 自分の中の時間のSHINING LINEを別の言い方にすると、なんだろう。MY STARWAYだなっていう感じです。 **木村** なるほど。 **加藤** なんでそうなるんですか?その発想をちょっと分けてもらえるといいですね。 すごいね。いい歌詞で書いてきたなと思いました。 **木村** いつでもいい歌詞。いい歌詞しか書かないんですよ。 **こだま** ありがとうございます。 **加藤** うちではそんなそぶり見せないですけどね。我々ちょっと夫婦なんですけどね。普通にやってる感じするんですけどね。 **こだま** 早く書け、早く書けって言われて。MONACAさんからの締め切りよりも早く書けって言われて。 **加藤** 書く時間がね、欲しいから。 **こだま** 歌詞が早く欲しいって。すごいせっつかれました。 **木村** 石濱くんと最後のフレーズのところは、こだまさんどうするかなって石濱くんと話して、石濱くんは、「多分ちょっと変えてくるんじゃないかな」って。 ま、そうだろうねみたいな話をしてて、すごい楽しみだったんです。 **こだま** みんなに試されてるなって思いました。 **木村** ですよね、あれは試されてるなって思いますよね。 **加藤** あと僕は毎回、こだまさんの歌詞について、「2Aのこだま」っていうのを僕は思ってまして。2番の一番最初のAメロのところにハマる歌詞が来るんですよね。 今回、あおいの顔に、「そうやって叶える旅、生まれる勇気があって」って来た時に、あ、ちょっとこれ、出た、「2Aのこだま」って。 話してたら、それいいなって。 もちろん他のね、「眠れない夜は」のところもいいんですけども。 **こだま** テレビサイズに入ってなくてすみません。 **わか** 聞きたいと思ったら、今劇場に行くしかないですからね。 **MC** そんな楽曲、わかさん初めて聴かれたときどう思われましたか。 **わか** うわーって思いました。 (一同笑) **わか** なんか、最後のワンフレーズ、結構、来た瞬間に仮歌を聴きながら、歌詞を一緒に順番に追っていくんですけど、最後のワンフレーズ、なかなかもう聴き進められなくて。結構、1サビ終わって、「あぁやばい曲だな。」、2番終わって、「あぁやばかったな」みたいな。 「Dメロだ、これやばいな」みたいな。 1回1回止めながら、いつもだったらつるっと聴くのに、全然聴き進められなくて、最後のワンフレーズのところで、「これは、責任重大だなみたいな」、思いました。 いや、やばいな。 **木村** やばいよね。 石濱やったなって思った。 **わか** うわ、そうくるかーみたいな感じでしたね。 **MC** ありがとうございます。 パンフレットの方で、こだまさんがオープニング映像、MY STARWAYを使ったオープニング映像を見られたときに、喜んでましたというようなことが書かれていたんですけども、オープニングですとか、クライマックスも含めて、MY STARWAYが使用されているシーンを、ご覧になられていかがでしたでしょうか。 **こだま** やっぱり、パンフレットにも書いてありましたけど、いちごが振り返っていちごがいるというのは、すごく、そうしっかり描いてくださるんだ、映像で、というのが感激でしたね。 もちろんそういう意味で書いてはいるし、でも、違う受け止め方もする人もいるかもしれない。 キミが自分自身なのか、いちごだったらあおいなのか、誰でもソレイユなのか、もしかしたら見ている自分なのか、いろんな捉え方があると思うんですけど、一つ自分なんだよということを、きちんとそこで描いてくださったのが、なんか嬉しかったですね。っていう話をしたら、パンフレットに載っててびっくりしました。 **木村** えぇ、嬉しい。 **MC** ありがとうございます。 本編の方も、いろいろお伺いできればと思うんですけども、やはり先ほどの構成の話を見ました、4年後のいちご達、特に鍋のシーン、すごく印象的だったんですけども、あのシーンを生み出された経緯だったり、こだわった点、裏話みたいなものがありましたら。 **木村** あれはなんで鍋にしたんだろうね。 **木村** 必要性としては、やりたかった、そもそものお話上の意味合いというのは、やっぱり仕事の会話をしない関係性になっているということを見せるっていう、そのことがありながら、みんなの近況、4年後の心境を見せるということがしたくて、みんな別にそんな普通に、今日集まることになっていた、みたいなことになっても、そういうものを書く気もあまりしないし、ハプニング的に集まることになったっていう、みんなが鍋の具材が多くなっちゃったから呼ぼう、みたいなことでどんどん集まってきて、さらに増えて、みたいなことはまず考えていたんですよね。らいちも大きくなって、みたいな。 割とシナリオよりも、木村さんがあそこ膨らましてくれた部分が、結構あるシーンなんですよね。 **木村** そう、ちょっと膨らましています。 **加藤** エビ~とか。 あれ木村さんですよね。 **木村** エビ俺だ。 **加藤** そういうキャッチボールみたいなものもありながら、そういう日常っぽいっていうか、ゆったりしている感じっていうのは、そういう理由もあって生まれている部分もありますね。 でもお話の根本は、仕事の話をしなくても大丈夫なんだ、どこに立っていたってっていうのが、この話の根本ではある。 それをやろうと思ったのは、裏話的なことでいうと、僕結構実体験でそれがあって。昔、放送作家だったんですけど、20代前半の時に、アイドルと遊んだことがあって、プライベートで。 その頃僕はすごく若かったんで、普通に仕事の話もするのかな、みたいなことを思っていたんですけど、会っている間は一回も仕事の話しないんですよね。 ちょうど1週間後にその人は、ものすごいでかい会場で大ライブを控えていたんですよ。 見に行ったんですけど、完璧に格好良くやっていて、プロなんだなってその時は思っていたんですけどね。 これは、なんだろうな、メンバーがみんないたわけじゃないんで、シチュエーションは違うんだけど、仕事の話をしないプロフェッショナル性みたいなことは、その時すごく印象に残っていたっていうのが、それをやりたいと思ったというよりは、引き出しの中にあったものが出てきて合体したみたいな感じで、試しに作ったという感じでした。 **MC** ありがとうございます。 そんな本作で、放送開始から10年という時が経ちまして、皆さん自分の生活ですとか、仕事の中でアイカツのつながり、先ほどのお話で言いましたSHINING LINEを感じる時とか、あったらお伺いしたいなと思うんですけども、加藤、すみません、木村監督いかがでしょうか。 **木村** 僕なんかはアイカツばっかりで、スタッフもアイカツをやってくれた人との付き合いがすごく多いので、ずっとつながっている感じですね。 **加藤** アイカツで出来た、出会ったスタッフ・キャストとのつながりというのは、本当SHINING LINEですよね。 ずっとつながっていて、みんな変わっていくけど変わっていない。本当に似ている部分があるなというのと、今回何かっぽいことを言うと、ここまでは来られたというように自分も思いながらやっているので、その起点というか、ここまでの中にあるものの中でアイカツというのはものすごく大きなものなので、それがつながってきている、先までいけるのかなという気持ちになる時がある感じですかね。 **MC** ありがとうございます。 こだまさんいかがでしょうか。 **こだま** おっしゃっていた感じもそうですし、今全然違う作品とかで、自分の仕事をしていく中で、アイカツでご一緒させていただいた声優さんが、また違う作品で歌を歌ってくれたりとか、そういうつながっている、直接お話とかはそんなにしないんですけど、あっ元気かなとか、今も頑張っているなとか、向こうの方はどう思っているかわからないですけど、そういうつながりは感じますね。 うれしいですね、ご活躍されていると。 **MC** ありがとうございます。 わかさんいかがでしょうか。 **わか** 仕事って感じでもないんですけど、本当に当時アイカツを応援していた子たちが、実際にアイカツプラネットだったりとか、おりんちゃんもそうだし、そういう子たちが実際に一緒に仕事をする関係に、一緒にステージに立つ仲になったりすることもすごくSHINING LINEだなみたいな。ライブの会場とかでも言っているんですけど、プラス、この間大阪の会場で舞台挨拶させていただいた時とかも、当時応援していたリアルターゲット層みたいな子たちで、当時は反応というか実感があんまり、本当に好きでいてくれているのかなって不安になることとかもいっぱいあったんですけど、そういう子たちが大きくなって、「当時すごくハマっていました」「小学校の頃からずっと好きで」とか、「今年成人しました」とかっていうお話をいっぱい聞くことが、今この反応が10年経って返ってきているような気がして、それもすごくアイカツのつながりというか、アイカツが10年続いたから、こうして受け取ることができたお話なのかなと思ったりするのをすごい感じます。 **MC** ありがとうございます。 グループラインがあるみたいなお話もちらっとお伺いしたことがあるんですけど。 **木村** そうですね。 **わか** ありますね。 **木村** いくつかあるみたいな。 主に飲み会に。飲み会する用に。 **加藤** 映画見ましたとかね。今回の感想来たり。 **わか** ライブ見にいきましたみたいなお話もくれたりとか、「あけましておめでとう!」とかね。 **木村** 時効の挨拶とか。 **加藤** サンタのコスプレしましたよって画像送ってきたり。 **木村** 学園長の松谷彼哉さんがコスプレした写真を送ってくれるんですよ。 **MC** そんなずっと続いているというような。ありがとうございます。 まだまだいろいろとですね、ご用意していた質問もっといっぱいあるんですけども、そろそろお時間がないので、非常に悲しいですが迫ってまいりましたので、最後に本作を、本日お越しいただいた皆様にぜひメッセージをいただければと思います。 まずわかさんからお願いいたします。 **わか** はい、本当に10年続いてきたからこそ見れる景色というか、エモだなってすごく思うので、本当にいっぱい心に焼き付けてほしいので、何度でも見てほしいですし、私は今度のミュージックフェスタも2日間ありますので、そこでもまた今回の映画の楽曲だったりも、披露する機会あると思いますので、楽しみにしていてもらいたいなと思っています。 **木村** 楽しみ! **わか** よろしくお願いします。 (会場拍手) **MC** ありがとうございます。 配信でもご覧いただけますので、現地もそうですし配信でもぜひご覧いただければと思います。 ありがとうございます。 こだまさんいかがでしょうか。 **こだま** こんなに幸せな10周年を迎えられることができるなんて、本当に10年前の1話をリビングで見たときは想像もしなかったので、本当に幸せな10周年YEARだなと噛み締めております。 まだライブもあるし、あと10周年記念アルバム何枚か残ってますので、まだまだぜひ10周年皆さんと楽しめたらいいなと思っております。 今日はありがとうございました。 (会場拍手) **MC** ありがとうございます。加藤さんお願いします。 **加藤** 本当にありがとうございますという感謝に尽きるんですよね。 作らせていただいたことも本当にありがたいし、やりたいことをやらせていただける状態で書かせてもらえたっていうのもすごくありがたいなと思って、ご褒美をもらっているなという感覚になりました。 あと今回Twitterでタグ、アイカツ10thレポ、あれがあるので、あれを拝見しているんですけど、さっきわかちゃんもおっしゃってましたけど、やっぱり当時好きでしたとか、今までで一番可視化されているというか、皆さんの思いがすごく届いてきて、愛されている作品なんだなということを日々感じております。 本当にここに集まってくださるということも何よりの証拠だと思うんですけども、本当にありがたく幸せな気持ちにさせていただいております。 映画も、本当さっき12回という方もいらっしゃいましたが、やっているうちにもうちょっと見ていただきたいなと思いますし、本当にこれからの何かの支えに映画がなっていくといいなと願っております。 今日は本当にありがとうございました。 (会場拍手) **MC** 今日の感想も10thレポで呟いていただければと思います。 最後に木村監督お願いいたします。 **木村** 今日の挨拶の前にちょっと思い出したことがあって、さっきいちごたちを大人にする話の時に、僕最初のカレンダーガールのエンディングの時に、あれレコードをずっと回ってるんですけど。あれで、それでその話を加藤さんにしたんだなって今ちょっと思い出して。レコード回ってるんですけど、そのずっと回ってるレコードを最後に、すごい高層ビルの高層階に住んでいるいちごが、レコードを止めるっていうワンカットを入れようと思ってたんだよねって話をして。 **加藤** そうそうそう。 タワマンですかね?みたいな話をしたり。 **木村** でも今タワマンじゃねえかみたいな話をしたりして。そんなのもあったなって思って。 **わか** 大人になった想像で。 **木村** それで多分大人の話をしたんだなと思い出しまして。そんなこんなで本当に大人をやることになるとは思ってなかったですけど、でもこうやって皆さんに一緒にお祝いしてもらって、すごくとても映画が公開されて、その前からいろいろイベントがやってますけど、とても嬉しく思ってます。 もう少し映画もやってますし、10周年の間、皆さん一緒に楽しくお祝いしていただけると、僕としてもすごく嬉しく思っていますし、またこれから皆さんがアイカツで楽しい気持ちになって、この後も楽しく生きていただけたら、本当に嬉しいなと思っております。 今日は本当にありがとうございました。 (会場拍手) **MC** とても素敵なお話ありがとうございました。 それではこちらにてですね、「アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~」の舞台挨拶を終了とさせていただきます。 改めまして皆様拍手でお見送りください。 **一同** ありがとうございました。 (会場拍手) (BGM: MY STARWAY) **MC** ありがとうございました、 改めまして本日は「アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~」の舞台挨拶にお越しいただきまして誠にありがとうございました。 こちらで舞台挨拶を終了とさせていただきます。 皆さん順次ご退場いただければと思います。 ありがとうございました。 (会場拍手)