# ボクの初恋にっき。 ## 2018年6月13日 今日、生まれて初めて恋をした。 仕事柄色んな女の人の相手をしてきたけれど、誰にもときめいたことはなかった。 誰も好きにならなかったから今の仕事<ホスト>に向いているんだと思う。 人間は好きになった相手の感情・求めるものはわからなくなるらしいからね。 多分、好きな相手への「こうでいて欲しい」と言う強い期待感情が心を埋め尽くして、冷静な相手への分析を狂わせるんだと思う。 ボクが一ミリも愛情を注いでいない太客だって、 「レオくんは絶対私のことだけ見てる」なんて言って友人にドン引きされているし。 あいつ普段は家に帰って何度も吐くほど人の気持ちがわかって気を使いすぎるくせに。 逆に誰も好きになれない僕は、相手の感情・求めるものをずっと冷静に分析し続けれる。 だからこそそれを提供し続ける仕事<ホスト>で飯を食えてる。 でもボクだけこの心を埋め尽くすほどの強い感情に溺れたことが無いってのは、なにか寂しかった。 ボクには社会の中の機械(「自分の求めるものはこれで、相手の要求はこれでそれをうまくすり合わせるにはこうやるのがいい」だなんて機械的に処理するだけ)しかないのに、# 他の人にはそう言う利益・理屈を抜きにした強い自分?感情のようなものがある感じがして、 好きと言う感情を剥き出しにして甘えられる相手がいるような感じがして、 心底羨ましかった。 金づるでしかない太客にすら嫉妬した。太客にはボクがいるのにボクには誰も居なかった。 でもそんな日々も今日で終わった。 記念すべき今日に初めて僕は日記を残した。 なぜならそんなボクも恋をしたんだ。 恋じゃ無いのかな?愛だろうか?友好感情だろうか?執着だろうか? わからない。わからない。全然わからない。 でもテレビのニュースを見た瞬間から胸の鼓動が止まらないんだ。 ボクの初恋の相手はまあさちゃん<自殺した女子中学生>なんだ。 ## 2018年8月12日 今日は、ボクの好きなまあさちゃんについて書こうと思う. まあさちゃんは不器用な女の子だったらしい。 具体的には空気を読むのが苦手だったらしい。 親近感が湧いた.