# コンセプトワークメモ ## 参考 * 読んだ本 * [コンセプトのつくりかた](https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%9F-%E7%8E%89%E6%A8%B9-%E7%9C%9F%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4478022399/) * 注意 * この要約は本書で使用している単語をよりわかりやすい別の本書で使っている単語に置き換えている部分があります ## 四つの人格について 本書ではRPGを例にしながら、霧のかかった場所から「未知の良さ」を見つけ出しコンセプト(世界を良くする方法)を獲得するという比喩が使われている * コンセプトワークをするあなた * コンセプトを紡ぎ出す勇者 * 使命は「世界をよくする」という思いを持ちながらコンセプトを考え抜くこと * プロジェクトを行うあなた * 実際に敵と剣を合わせる戦士 * 具体的なアウトプットを生み出すために必要な作業のことをプロジェクトと呼ぶことにする * プレゼンするあなた * 仲間をやさしくあたため励ます僧侶 * コンセプトをステークホルダーやチームに伝えて理解してもらう役割 * 生きるあなた * 自らの欲望に素直になれるゆえに賢者たる素質を秘めている遊び人 * 以下の2点をコンセプトワークにもたらす * 心の底から同意し、それを行えば自身が幸せになれると信じていること * あなたや会社が生きていけること(お金が手に入る、永続性がある) ![](https://i.imgur.com/1qdlULN.png) ## コンセプトワークのステップ 0. アイスブレイク 1. 「遊び人のあなた」が悪口をいう 2. 「勇者のあなた」が、ズラす質問を投げかける 3. 「僧侶のあなた」が、まとめて「わかる」 4. 「戦士のあなた」のために言語化する 5. 不安を乗り越える ### 前提 * コンセプトテーマ(ミッション)が決まっている * 例:ゲーム人口の拡大を新しい据え置き型ゲーム機の開発によって達成せよ * ここでの「ゲーム人口の拡大」は会社のコンセプト * ルール * 発言は自由だが仲間の意見を否定してはいけない * 発言をしっかり声に出し、付箋に書く * 意味の似ている付箋同士は近くに置く ### 1. 「遊び人のあなた」が悪口をいう * 競合他社や自社、業界についてなどざっくばらんに不満や悪口を吐き出してみる * 無理にポジティブな方向に向かわなくてもよい * ネガティブでも楽しく話せれば良い * 一通り悪口を出し切ったところまで進んだら次のステップに進む ### 2. 「勇者のあなた」が、ズラす質問を投げかける <details><summary>主にファシリテーター向け</summary> * 強烈な負のオーラをまとっている付箋をピックアップする * ファシリテーターはズラす質問を投げて話を広げる * 9つの質問 1.逆(反対のイメージ)に言うとどうなる?さらに突き詰めていくとどうなる? 2.悪いことを「絶対に避けられないこと、それが真実だ」と仮定するとどうなる? 3.立場を変えたらどうなる?能動的/受動的かを変えるとどうなる? 4.関係ないもの後を無理やり繋げるとどうなる? 5.悪いことについて「自分も悪いことをしていると」仮定するとどうなる? 6.本音/建前としてはどう? 7.2つの悪いことを掛け合わせる(同時に起きる)とどうなる? 8.時期(来年, 去年, 朝と夜)をずらしたらどうなる?死ぬ直前でも同じ? 9.ドラマ・小説・映画・アニメ・音楽に例えるならどうなる? * 結論ありきで説明しない </details> ### 3. 「僧侶のあなた」が、まとめて「わかる」 * 付箋を俯瞰し、「星座」をつくりそこに隠れた「物語」を見つける * グループ化は直感に従う #### 手順 1. 最大でも付箋8枚くらいまででグループ化する 2. グループ化の過程で新しい付箋を思いついたら追加しグループに入れる 3. 大きな空白がある場合、そこに大きなヒントが潜んでいることを意識し、できたら付箋を追加してみる ### 4. 「戦士のあなた」のために言語化する #### 手順 1. 正反対の意味を持つグループの間に進んでいきたい方向の矢印を引く 2. 複数の矢印を強引に1つの大きな矢印にまとめ、始点と終点にSとGを置く 3. SからGまでのグループ名を順に使って文章(仮の物語)を作ってみる 4. 仮の物語を足がかりに付箋とグループを増やす 5. まだ解釈ができない部分(仮の物語に載っていない場所や空白地帯)に解釈を加える。ルートが複数ある場合はすべてに矢印を引く 6. 参加メンバー全員の同意が得られるまで物語化を続ける ### 5. 不安を乗り越える * コンセプトはビジョンとアイテムから成り立つ * ビジョン(仮の物語)のままだと、まだ不安だと感じると部分も多いため、より具体的にすることで自信を持ってコンセプトを信じることができるようになる #### 手順 1. 4でまとめたルートの近くに優先度の高い問題が隠されていることを意識しながら、実現に必要なもの(アイテム)を洗い出す(付箋で付け加える) 2. 商品・サービスの大枠の方向性がイメージできる程度にアイテムを示す 3. より具体的になった物語を言語化する 4. 20文字程度の言葉に凝縮する