2021/12/22 # 3章 長旋法における和声進行 ## 通常の根音進行一覧 * よくある進行 略 ### 以下の三つの根音進行に着目 1. 根音の4度進行や5度進行 1. 根音が5度下降、もしくは4度上昇する * 1つの音を共有してる * Ⅴ→Ⅰは最強 * その他のⅡ→Ⅴなども強いが、Ⅴ→Ⅰほどではない 2. 4度下降、5度上昇 * 1.よりは弱い、釣り合いを取るような関係 2. 根音の3度進行(または6度)進行 * 二つの音が共通してる→変化が弱い * 強さ的には3度上昇 < 3度下降 4. 根音の2度進行(または7度)進行 * 根音の順次進行は強い進行とされる その他POINT * 根音が5度を超える動きはあまり使わない(オクターブは別) ## 和音の連結:二つの通則 ### 通則1:2つの3和音が1つまたはそれ以上の音を共有していれば、それらの[共通音]は同じ声部で反復(保留)され、残りの声部は2つめの和音のもっとも近い音に進む。 * 例外1 * Ⅱ→Ⅴかつ第四音(ファ)がⅡのソプラノのとき→共通音を保留せず、上3声をもっとも近い位置に下降させるのが通則 * 通則2 * 2つの3和音に共通音がない場合には、上3声はバスと[反対方向]に、しかしつねに使用可能な最短のⅠに動く。 * 例外2 * Ⅴ→Ⅵ * 導音は主音に上行する * 他の2声部は和音内の最短の位置に下降 * このときは[3音の重複]が普通である --- ## 実習の改善:通則を超えて 上記の通則を守れば型どおりの音楽は出来るが、これだけだと正直退屈である。 ### ソプラノラインの考察 ソプラノは本能的に旋律として聴かれるので、内声よりも注意するべきである。ソプラノラインについて考察する。 * 根音が反復されるとき 変化を与えるために、少なくとも上2声の、あるいはすべての位置を変えることを推奨。 * 開離から密集、またはその逆の変化 新しいソプラノを得るためのよい方法 * 第5音の省略 ソプラノを自由に動かすためのテクニック、3度の省略(空虚5度)は非推奨 * 第3音や第5音の重複 2022/01/05 ### 旋律の順次進行と跳躍進行 #### 順次進行と跳躍進行 * 跳躍進行の多用は要注意→特にアルト、テノール * バスは他声部より跳躍進行が多い #### 動きの規則 * 反行 * 二つの声部が逆に動く * 斜行 * 並行 * 平行 * 完全1度、完全8度、完全5度の平行は単一声部の重複とみなされることが多い→19cまでの作曲家には避けられてきた * 特にソプラノとバスの間では不快なものとされた * 平行4度は、その下に3度があれば用いられる ### 並達8度と並達5度 並行の結果、8度や5度に達すること * 二つの声部が跳躍の平行で完全8度や完全5度に達することは一般的に避ける * 例外 * 同じ和声の配置を変えるとき→跳躍による並達5度を自由に使える * ⅤーⅠ進行において(特にカデンツ)、導音が第5音度へ下降跳躍するときは並達5度を使うことが許される(導音が内声にある場合のみ) * ⅢーⅥやⅠーⅣでも一般的に並達5度が許容される * 一方の声部が順次進行、もう一つが跳躍する並行 * ソプラノ順次進行、バス跳躍進行→Good * ソプラノ跳躍進行、バス順次進行→避ける ### 導音の処理 導音→主音に上行するという指向性を持ってる(限定進行音) ⅤーⅠやⅤーⅥにおいて、導音がソプラノにあるとき、次の和音の主音に上行する。 * 導音とその上下の第4音度との間で形成される音程は3全音と呼ばれ、厳格対位法の時代には「音楽における悪魔」とよばれた。 ### 声部の重なりと交差 * 重なり * 2声部が並行で上行するとき、下声部は上声部によって空けられた位置よりも高い位置に動いてはならない。下行する場合も同様 * 特例:テノールの導音がバスの属音と同時に主音へ上行することは認められている ### 4声部の並行 3和音が根音位置の場合、原則としてよくない。最後のカデンツにおいて、特定のソプラノ音が要求される場合は、この限りでない
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