#### Miyuへ 進学おめでとう。 いよいよ大学生、最高学府だ。 それを祝って、おんちゃんらしく、本を贈ろうと思います。 これらの本は、「今すぐ全部読むこと!」とは考えていません。 いつか、Miyuの人生のどこかで、何かのきっかけなればいいなと思っています。 Miyuの糧になることを願って。 ## 自分の小さな「箱」から脱出する方法 ![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71g0DkP4VIL.jpg =150x) しょっぱなでこう言うのもアレだけど、この本はMiyuには必要ないかもしれない。 というのも、同時期のおんちゃんと比べてMiyuは人生経験が豊富で大人な気がする。 ...買いかぶりかな? 石巻には独特の空気がある。 出しゃばった者を叩く空気というか、人とはちがう能力を揶揄する空気。 日本のムラ社会には少なからずそういうところがあって、むろん栃木にもあるんだけど、 石巻は「船でひとりが勝手な行動をとったら最悪全員が死ぬ」というような漁村社会の ルールがベースになっているのに対し、栃木は「田植えに参加しないと全員が迷惑する」 といった農村社会のルールがベースになっているような気がする。 変化は起こさない、やるならみんなで。 "空気"を乱さないこと。 そこでは人々は処世術として本音を隠す。ホンネとタテマエを切り換える。 大きな流れに逆らわないで、本書で言う「箱」に入った状態になるわけだ。 でも、いろんな人に接してみるとわかる。 "空気"に流されない人がいる。 ホンネとタテマエをあまり使い分けない人が。 仕事の自分とプライベートの自分を切り分けない人が。 彼らは気苦労せずにのびのびと能力を発揮しているように見える。 どうしたらそうなれるだろう? その答えのひとつがこの本です。 30歳過ぎてからこの本を読んで、10代の頃に出会っていればとあれこれ考えさせられました。 思うところがあれば、読んでみてください。 ## 銃・病原菌・鉄 ![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81G8Otf51-L.jpg =150x) 国際学部!!。 "国際"とつくからには卒業生は世界をマタにかけて活躍し、エライ人を裏から操ったりするんだろうな! (個人の感想です) 「銃・病原菌・鉄」と聞いて何を連想するだろうか? この本は文明の流れの分析を試みた本です。 ヨーロッパの文明がなぜ近代の主流になっているのか、ひとつひとつ説明していきます。 丁寧に説明を試みているので、テーマの小難しさの割には読みやすいです。 もちろん諸説ある中の一説ではあります。 しかし、国際社会の成り立ちを知るという意味で、**国際学部必読の書**といえるかもよ。 読んでみて興味が湧いたら銃・病原菌・鉄(下)も見てみてください。 ## ザ・ゴール ![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71rlTV651RL.jpg =150x) Miyuは大学卒業したら何の仕事をする? 教師? それとも世界をマタにかける人? 操って暗躍する人? でも、あらためて、"仕事"って何だろう? この本はある工場長の物語です。 彼の経験から多くを学んでください。 オススメです。 とは言っても工場勤めをオススメしているわけでは無いですよ。 僕は仕事とは「問題を解決すること」と考えています。 この本の主人公もさまざまな問題に直面し、問題解決の方法を学んでいきます。 仕事に対するスタンスを学べると思います。 読んでみてください。 将来の**就活にも役立つ**かも!? といいつつ、本当に読んで欲しいのはこの次の巻の「ザ・ゴール2 思考プロセス」だったりするので, おもしろかったらぜひ次巻も読んでみてください。 ## 死都日本 ![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51wKc7VvYbL.jpg =150x) ヤバいヤバい日本がヤバい。 現代日本人は津波のヤバさを知ってしまいましたが、日本は火山もヤバいって、知ってましたか? この本は小説です。ストーリーもそれなりに面白いです。 でも特に、この作者は火山に関する知識がすごすぎて、火山が文章ににじみ出てしまってます。 ヤバい。 地震・津波だけじゃ無くて、火山の怖さも知っておこうという話。 実は日本って、住むのに適して無いんじゃないか...。 ## 旅のラゴス ![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71BjKgQp1+L.jpg =150x) さて最後に。 Miyuの人生の転機にふさわしい爽やかな物語を紹介します。たぶん。 筒井康隆は多作で、以前ハマってだいぶ読んだんだけど、エログロナンセンスの黒いツツイ、同じ人が書いたとは思えないさわやかな光属性のツツイ、バラエティに富んだ作者です。 (「時をかける少女」の作者です) その中でもこの物語はさわやか光属性で書かれていて、一人の男の旅の話です。 Miyuの人生という旅はまだ序盤。これからもいろんな苦難があるでしょう。でも、この主人公のように乗り越えていって欲しいと思います。 そしてその先にある楽しさを思い切り享受して欲しい。 Miyuの人生に幸多からんことを。 以上、おんちゃんより