# Climate Justice
この記事は[茨大 Advent Calendar 2021](https://adventar.org/calendars/6493) の10日目の記事です。
茨大アドベントカレンダー主催者へ敬意を表し、一日分頂きます。
SDGsやESG投資など、環境に纏わる言葉の1視点としてどうぞ。
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ある日、Youtubeのおすすめにコレが出た。
内容はCOP26、ボリビア代表のコメントです。
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筆者は知的なコンテンツばかり見ているので、おすすめされたに違いないが
端的に言って、理解できなかった。(笑うところ)
「2050年までに実質ゼロ」が世界を欺くまやかし?
脱炭素分野で植民地支配?
おいおい、「まやかし」とか「植民地」とか2021 COP26で
そんな話をしている場合かとすら思った。
筆者にはClimate Justice (気候正義、気候の公平性)の視点が欠けていた。
## Climate Justiceとは
>「先進国に暮らす人々が化石燃料を大量消費してきたことで引き起こした気候変動への責任を果たし、すべての人々の暮らしと生態系の尊さを重視した取り組みを行う事によって、化石燃料をこれまであまり使ってこなかった途上国の方が被害を被っている不公平さを正していこうという考え方です。
[引用元:FoE Japan](https://www.foejapan.org/climate/about/climatejustice.html)
つまり、気候変動は先進国に責任があり、地球1つ分未満の生活水準をしてきた途上国が
部分的にも責任を負うのは筋違いという考え方である。

[引用元:あなたの街の暮らしは地球何個分? |WWFジャパン](https://www.wwf.or.jp/activities/activity/4033.html)
## Z世代の気持ち
Z世代と呼ばれる若者は、私達もバブル世代に責任を問いたいと思うかも知れない。
**世代間の不公平**を感じるのは自然である。Climate Justiceの1視点だからだ。
しかし、その気持ちは途上国の人に通じない。(**国家間の不公平**)
途上国から見れば、先進国の人々はその責任の相続人だからだ。
先進性の恩恵だけを受けて、負債だけを相続放棄することはできない。
## どうする?
現在に言い分があるように、過去にも言い分がある。
責任転嫁を続けていても気候変動問題は情状酌量をしてくれない。
世代間不公平を感じるZ世代は、国家間不公平も理解できるはずである。
途上国への真摯な思いやりの気持ちが無ければ、
気候変動問題は平行線のままだろう。
少なくとも、この視点を知ることで思いやりが1つ増えたはずである。
この問題に対して**急に大きなことをするのではなく、**
自分の立場で負えるものを少し負ってみるモチベーションになればと思う。
最後に、もう1度COP26のボリビア代表のYoutube動画を見てもらえば
排出権取引が植民地支配に見えてくるかも知れない。