# (ちょっと複雑な)目のメイキングをします。
## はじめに
本稿ではClipStudioPaintを使う事を前提としています。
「目塗るときこんな事する奴もいるんだーへー」みたいな感じで見ていただけると嬉しいです。画像を流し読みで見てください。
今回作る目はこちらの青目です。

レイヤーの構成がとても複雑になります。
文章では表しきれないのでこちらを参考にしながら流し見てください。

## 形
まつ毛をデフォルメした形です。

## ベースの色塗り
黒目の色は輝度の高くもなく低くもないものを塗りつぶします。
白目は境界をぼかしてからエアブラシ(柔らか)の透明色を選択して境界を削っていくとなじみます。

## 瞳孔
瞳孔です。
1. 新しくレイヤーを作り、合成モードを乗算にし、薄めの暗い青を楕円を描くように入れます。
2. 新しくレイヤーを作り、合成モードを乗算にし、濃いめの暗い青を手順1より少し小さめの楕円を描くように入れます。
3. 不当明度70%の通常レイヤーを作り、ベースの色と同じ色をさらに小さめの楕円を描くように入れます。

この段階だとちょっと不気味ですね。
## 影
白目と黒目に影を塗っていきます。
まず白目の影を塗ります。
1. 白目の塗りの上に乗算レイヤーを作り、薄紫色をブラシで塗ります。
2. 境界に鉛筆で線を引き、ぼかします。
3. 目の色と同系色の明るい色を上瞼と黒目の間のあたりに塗ります。

黒目の影を塗ります。
1. 瞳孔のレイヤーの下に乗算で瞳孔の手順1と同じ色で黒目の広範囲に塗ります。完成したときに暗くなる部分を作るイメージです。
2. 瞳孔のレイヤーの下に乗算で瞳孔の手順2と同じ色で黒目の狭い範囲に塗ります。白目の影の延長として塗るイメージです。
3. 手順1の境界をぼかします。

## 発光
目の下の方に明るい所がありますよね?ここを発光させると一気に生命が宿ります。
1. 加算(発光)レイヤーを作り、黒目と同系色の明るい色を明るい所に円を描くように塗ります。
3. 境界を透明色のエアブラシ削ります。
4. 明るすぎるので不当明度を60%まで下げます。

## ハイライト、反射光
通常、加算(発光)、覆い焼き(発光)辺りでハイライトや環境光を入れます。
まずハイライトを入れます。線画の境界をまたいでハイライトを入れることでより「ハイライト!!」って感じになります。
1. 線画レイヤーの上に通常レイヤーを作ります。
2. 線画またいで円やひし形をイメージしながらハイライトを入れます。
3. お好みで曲線のハイライトを入れます。
反射光です。周りの環境から発せられる光の反射です。これを入れるそのものを目立たせる効果があるような気がします。とりあえずきれいなので入れましょう。
1. 黒目色彩レイヤーの上に通常、加算(発光)、覆い焼き(発光)あたりのレイヤーを作ります。
2. 明度の高い色を配置します。

## 仕上げ(お好み)
肌になじませるために目尻と目頭を赤で塗ります。黒のままだと目立ちすぎちゃうんですね。スプレーで調節しながら塗りましょう。
また、白で横線を入れてぼかしたり、目の反射の青を入れてみたりすると楽しいです。
黒目にもスプレー(飛沫)で模様を入れてみたりするといいかもしれません。

## 完成
以上が私の目の塗り方です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。