# TexChord 2 で手軽にコード進行を作る ## TexChord 2 の概要 TexChord 2 とは,コード進行をテキストの形で書くことが出来るアプリケーションである. 書いたコード進行をアプリケーション上で再生することができ、それを MIDI として生成することも可能である.生成した MIDI はドラッグ&ドロップで DAW に挿入できる.( DAW の仕様に依存する.) BOOTH にて 1000 円で販売している.無料版もあるが,制約が大きいため有料版を前提として以下の話を進める. ## TexChord 2 の機能紹介 ![](https://hackmd.io/_uploads/S1WrCqTeT.png) TexChord 2 の画面は上のようになっている.以下ではこれを元に機能を紹介する. 1. テキストの形でのコード進行の記入 中央の白い部分にテキストでコード進行を記入できる.階名表記と度数表記に対応しているほか,分数コードや sus ,aug などのコードも認識される.縦棒( | )やセミコロン( ; )が小節区切り,スペースが小節内区切りに対応している. コード進行の例で示される階名表記をコピーして貼り付けることも可能である.その場合は上部のバーの中にあるツールの “テキストからコード進行以外を除去” からコード進行のみを抽出するとよい. また,ツールには “度数表記へ変換” や “階名表記へスケールを指定して変換”があり階名表記と度数表記を相互に変換することが可能である. 加えて,記入したものはテキストファイルとして保存することや MIDI 形式で書き出すことができる.DAW がドラッグアンドドロップによる MIDI 挿入に対応している場合は画面右下の Export MIDI から挿入できる. 2. コード進行の再生・停止 画面中央下のボタンで記入されているコードに該当する音を再生.停止することができる.途中から再生したい場合はテキスト部分の再生したい位置をあらかじめクリックすることで開始位置を設定できる. 3. 拍子・テンポの設定 画面右上にある Time Sig および Tempo から拍子とテンポを変更することができる.ただし,自分が確認した範囲では複雑な拍子にすることはできなかった.テンポは 10 - 999 の範囲をとる. 4. オクターブ・ベロシティ・ Key の変更 画面左上にある Oct , Vel および Key からそれぞれ変更可能である.初期値はオクターブが C4 ,ベロシティが 100 ,Key が C となっている.ベロシティは 0 - 127 の範囲をとる. 5. 発音間隔・奏法の設定 画面右上にある Chord および Bass からそれぞれ変更可能である. Chord は全音符,2分音符,4分音符,8分音符,16分音符と裏打ちが選択でき, Bassは Chord で選べるものに加えオクターブを変化させて上下に鳴らす Oct 上下が選択できる. 必要でない場合は各パラメータ横のチェックボックスのチェックを外すことで音が鳴らないようにすることができる. ## おわりに お手軽価格で気軽にコード進行を作って直接 DAW に持っていけるので作曲の役に立つこと間違いなし! 特に MIDI キーボードを持っていない方にはオススメです.また,この記事を読んで少しでも作曲の敷居が下がり DTM に興味を持つ人が増えていただけると幸いです. みんなも DTM しよう!