# 会計ノートをデジタル化したお話 ## はじめに この記事は[NITMic Advent Calendar 2023](https://adventar.org/calendars/8701) の 19 日目の記事となっています. 短めの記事ではありますが,読んでいただけると幸いです. ## デジタル化のきっかけ あれは,会計の引継ぎが目前に迫る2023年11月21日,仲の良い友達に言われたことであった. **「会計デジタル化ってしてないの?した方が良くない?」** もう引継ぎは目の前に迫っている,けどそれを言い訳にするのは違うな.デジタル化,しよう. こうして私の会計ノートのデジタル化計画が始まったのであった... ## デジタル化の概要 細かいことは今からやっても間に合わなさそうだ,と考えたのでとりあえず普段の運用ができるレベルを目指しました. 何を使ってデジタル化をするかは非常に迷いましたが,NITMic には Google アカウントが存在するので(~~廃止しようとしてた気もするけどそんなことは知らない~~),Google スプレッドシートで管理できるように設計しました. また,ちょっとした事情があり現在 ZDR というサークルの部費も NITMic が管理することになっていたので,それぞれの金銭の動きを可視化できるといいな,と考え反映させました. ## 細部の紹介 以下に示す画像はデジタル化を終えたのち,今年分を反映させたものです. ![スクリーンショット 2023-12-17 141405](https://hackmd.io/_uploads/ByLaX-hIa.png) まずは色分けにより NITMic と ZDR のそれぞれの動きがアナログのときよりは分かりやすくなりました.(なったはず) 次に,右側の諸々について. 下の四角で囲んだ場所には,財布および口座残高の一番最後に数字が書かれた列が書かれるようになっています.この数字を利用して,一番最新の各残高を右上の残高(財布),および残高(口座)に自動的に書き込んでくれます. また,収入・支出については各列( C ,D 列)の項目の総和をとる関数を利用することで自動的に右上に書き込んでくれます. 使い方はとても簡単! **日時,収支の内容,金額,残高**の記入を都度するだけです. しかも各セルにも関数が適用できるので,同じ金額のものを複数買ったときなどは,かけ算して記入することも可能です. ## デジタル化して思ったこと サボらずにもっと早くやっていればよかった!!! 特に,部費回収は集めた人数を数式入力で変えればいいだけなのでとても楽になりました. アナログだとどうしても一定時間で回収するから同じ項目が増えて面倒になるんですよね... また,総収支を関数で自動化したことで引継ぎ前に慌てて計算する必要がなくなりました!素晴らしい! そして,スプレッドシートを使っているので,新たにシートを増やせばそこで部費の回収状況,今年でいえば部誌やCDの代金の回収状況をまとめて管理することができるのも強みだと思います. ## おわりに 今後の NITMic 会計の方が少しでも便利に感じていただけたら幸いです. 備品を買うためのお金の請求なども行ったので来年はより役に立ってくれるんじゃないかな?... また,あくまで最低限の機能しか備えていないため来年以降の会計がより使いやすく改変することは大歓迎です! ~~ちなみに,これを作る対価として私の中間試験の勉強時間が減りました.(なんとか耐えたのでセーフ)~~