# ディジタル信号処理 11/20 ## 今日の内容 ### 前回の復習 - 解析信号(analytic signal) - コーシー・リーマンの関係式を満たす複素信号 - ヒルベルト変換 - 片側スペクトルの逆フーリエ変換で得られる - 応用例:振幅変調信号の変調波と搬送波の分離 - 元信号を解析信号にした上で - 絶対値→変調波 - 位相情報→搬送波 ### フィルタ - 特定の情報を抽出(付加)するもの - 音響信号処理においては特定の周波数成分の抽出、雑音の除去、響きの付加など - フィルタを用いて処理することをフィルタリング(filtering)という - 特定の周波数に対してフィルタリング - 低域通過、高域通過、帯域通過、帯域遮断 ### FIR - finite impulse response(有限インパルス応答) - FIRフィルタ・・・有限長のインパルス応答として表されるフィルタ - フィルタリングするにはFIRフィルタと元の信号を畳み込む - 残響(室内インパルス応答)と任意の音源を畳み込んで残響を付加 ### 窓関数法 - 特定おn周波数を通過させたり遮断するFIRフィルタを設計する方法 - スペクトル上で設計したフィルタを逆フーリエ変換して元信号に畳み込む - スペクトルの積と時間信号の畳み込みは一致 #### 周波数 $$ \begin{array}{ccccc} 元信号のスペクトル &× &フィルタ(スペクトル) &= &フィルタリング後(スペクトル) \end{array} $$ $$ \uparrow \mathcal{F},\ \mathcal{F}^{-1} \downarrow $$ #### 時間 $$ \begin{array}{ccccc} 元信号 &* &フィルタ &= &フィルタリング後 \end{array} $$ ### 窓関数法によるフィルタの実装 1. スペクトル上で通過させる帯域は **1** 、遮断する帯域は **0** にする - 低域通過フィルタなら遮断周波数以下は **1** 、他は **0** 2. 逆離散フーリエ変換して自慢信号に変換 3. 円状シフト、窓かけ