# 自PCぬいを、作るぞ～～～！！！！

この記事は[みす老人会 Advent Calendar 2024](https://adventar.org/calendars/10110) 21日目の記事です。
<font size="+5"><b>鰯と柊、両ロス～～～～～！！！！！！！！！！！！！！！！ </b></font>
<font size="+1">あ、ちょっと行かないで。
まぁまぁそこのオニイサンオネエサン、未来が断たれた自陣でも見て行ってよ。
皆に覚えてもらうことで彼らはみんなの記憶の中で生き続けるからね。</font>


白い方がララ　黒い方がなな(画：ここなつ)です
かわいいいのちだね
命無くなっちゃったけどね
でも
<font size="+2">だからアタイがもう一度この世界に生み出してあげるの </font>
<font size="+3">そう </font>
<font size="+4">ぬいとして！！！！！！！！！！ </font>


メガネはなな用に買ったやつですね

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<font size = "+2"><b>本アドカレにCoCシナリオ「鰯と柊」のネタバレは一切含まれないので安心してください。
つらいということ以外は。</b></font>

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## 初めに
おはこんばんにちは。53代のRimです。
出オチ狂気申し訳ありません。

社会に出ても相変わらずTRPG狂いをやっております。
何故か学生時代より健康で文化的な生活を送ることができています。ホワイトリサーチャーさいこ～。
とはいえ環境が変わって一年目。趣味に仕事に気ぜわしく過ごし、気が付けば冷たい風が吹きすさぶこの時期。アドカレの募集が始まるのを観測し勢いで登録したものの、（卓こそやっていたが）特に書くようなこともなく……と困っていました。
折角だからなんか作りたいよな。自PCのグッズは自分で作らないとできないから作ろうかな。せっかくだから自分で手を動かして作りたいな。
……
………………
作るか、ぬい。

ということで買いました、本。


実際にぬいを作ろうと考え始めたのはいわひら両ロスするより前だったのですが、両ロスしちゃったからには本当に作らざるを得なくなっちゃったよね。

りむちゃんこれでも中高家庭科部。ぶきっちょだけど作れるはずです。
<font size = "-1">中学校はサボって絵を描いていたけど……高校はお菓子作りしかしてないけど……</font>
……
<font size = "+2"> うるせぇ！！！！為せば成る！！！！！！！とりあえずやってみよう！！！</font>

ということで、両ロスの現実から目を逸らして空元気を出さないと今にも吐きそうな行き当たりばったり不器用裁縫10年ぶりオタクのハチャメチャぬいづくり、始まるよ～～！

## 注意
先にも書きましたが行き当たりばったりO型ぶきっちょ適当人間の裁縫です。
裁縫が得意な方には悲鳴を上げたくなるような所業も随所にみられるかと思いますが、温かく見守ってください。
アタイ、皆の希望になりたいの　こんなアタイでも、ぬい、作れるっていう……
あと今回は製作時間の都合上(数日いわひら両ロスで寝込んでいたため)Rim側のPC（ララ）のみの制作です。
これ書き終わったらななも作るよ～～～～～～～～～～！！！！！！

## デザイン
あらためて、今回はこの子(神宮ララ)を作っていきます。鰯と柊、教祖です。
ちなみに成人男性です。いつもの。うちでよく採れる特産品です。


本を読んだらぬいのデザインをしようと書いてあったので、この情報量を何とかデフォルメしていきます。

ቺቻቺቻ……
こんな姿になっちまって……

## 材料購入
<font size="+2"><b>後戻りできなくするためにとりあえず金をかけておきます。</b></font>
材料を求め向かった先はアマゾンの奥地（横浜ベイクオーター）。
本に書いてあった通りに買います。
布や刺繍糸等はちゃんとしたものの方がいいかなと思い手芸用品店のユザワヤで、針とかは適当に百均で買いました。


勢い余って服もいくつか買っちゃった。
今回、相方の他にもいろいろなPCをぬい化しようともくろんでいるため多めに買ってあります。
制作中に違う布試したくて買ったりしたのを含めると、材料費だけでおよそ15000~20000円くらい。
写真外で追加した材料も含めると大体4体くらいできる見込みです。
## 型紙を切る
まずは型紙を準備します。この本は付録で型紙pdfがついていたのでセブンに駆け込んで印刷してきました。
体とかの共通パーツやよくある型の前・後ろ髪の型紙は用意されています。
髪の毛に関しては自分でデザインできるようなテンプレートも用意されていました。
今回、前髪はアシンメトリーだったりする関係で自分でデザインしました。
型紙の写真はそのまま載せるのはよくないので割愛します。

## 顔刺繍（難関）
むずかし～～～けどたのし～～！！！
好きな物は一番最初に食べるタイプなので、ぬいの出来に一番影響する顔を一番最初に作りました。
まずは先ほど切った型紙を肌の布に移していきます。
顔については本に掲載されていたデザインの一つがドンピシャだったので、そのまま使いました。
刺繍の図案を特別な複写紙を使って図案を布に複写していきます。
ほかにも刺繍シートを使う方法もあるそうです。


複写したのがこんな感じ。この時裁縫ができるほどの余白のある机がなくて床で作業してます。机を片付けろ。
刺繍はまず複写した線をアウトラインステッチでなぞります。線画みたいなものですね。
なぞり終わったら線の隙間をサテンステッチで埋めていきます。
睫毛が一番難しかった……顔の刺繍で週末が一日溶けましたが、楽しかったのでヨシです。
ララさんはおめめがきらきらなのでハイライトはきらっきらのラインストーンにしました。
あとローテーブルが届きました。


## 髪の毛作る（最難関・失敗）
顔ができたので次は髪……ララさんにピッタリのモフモフ生地買ったんだ～……
モフモフで毛足の長い生地……
さてチョキンチョキンとな
<font size = "+2">ぎゃ～～～～～～～～～～～～！！！！！</font>
<font size = "+5"><b>大　惨　事</b></font>
突然の実写オタク。もう切った端から毛が舞う。毛が長すぎて前髪の分け目とかがうまく表現できずしっくりこない……。
毛足の長い生地は初心者には荷が重かった。

おとなしくぬい用のボア生地を買ってリベンジすることにします。

## 体を縫う
気を取り直して、注文した生地が届くのを待っている間に今度は体を作っていきます。
型紙に合わせて布に裁断ライン・縫製ラインを写し、裁断ラインで切ります。
切ったのがこちら。先ほど大惨事を引き起こした髪の毛も一緒に。
後頭部は間違えて肌と同色で切ってしまいましたが本来は髪と同じのを使います。途中で気づいてよかったね。

まずメインの体を縫います。前面と背面(2パーツ)の合計3パーツについて本と睨めっこしながらぬいぬい。


耳もぬいました。これが耳に……？


後は下あごや後頭部とかが残ってますが、これはまた後程頭を組み立てるときに縫い付けます。

## 髪の毛作る（リベンジ）
さっきの大惨事よりは扱いやすいぬい用の布が届いたので、前髪、後ろ髪、後頭部を型紙に合わせ切っていきます。
後頭部を髪の毛の布と同じにしないとハゲてるみたいになっちゃうので注意。
後ろ髪は布の裏が見えてしまうので、裏に同じ生地を貼ってどちらも表ということになってもらいます。


切ったものがこちら。机と同化する色。
チャコペンの色が残ってますが、こちらは時間がたつと消える優れモノなので大丈夫です。
そして流石ぬい用の布。ちょうどいいモフモフ感です。

## 合体
全てのパーツがそろい、今合体させるとき……
まず布を立体にするためのダーツがあるパーツについては全て縫い合わせておきます。
↓こういう感じ 後頭部パーツもあるけど前述のとおり間違えて切っちゃっただけで使ってません。

あとはひたすら
<font size = "+1">縫う！組み立てる！</font>

<font size = "+2">縫う！！組み立てる！！</font>

<font size = "+3">縫う！！！組み立てる！！！</font>
<font size = "+4">抜け殻ができました！</font>
ララさんの後ろ髪はレイヤーが入っているので、この段階では短めの後ろ髪を縫い付け、あとで長い部分を貼り付けパーツとしてくっつけることで表現します。
また、写ってはいませんがアホ毛は前髪と後頭部を縫い付けるとき間に挟みこむことで作っています。

## 綿を入れる
命を吹き込んでいきます。合体させた時点で後頭部に綿を入れるスペースを開けてあるので、そこからどんどんどんどんパンパンになるまで入れていきます。想像の5倍くらい入ります。
あと長さのバランスを見つつ後ろ髪も作って貼り付けました。


7割くらいいれたときの図。すでにかわい～～！！！合体させる辺りからテンションが上がってきちゃって平日にもかかわらずひたすら作業してしまいました。この時何と夜の3時。定時が8時30分の人間が起きていていい時間じゃない。

## おしりをつくる
ぱんっぱんに綿を入れた後はかわいいお尻を作っていきます。
私が作りたくて作るんじゃなくて本にちゃんと書いてあるんです。信じて下さい。
まあぷりぷりのお尻なんてなんぼあってもいいですからね。

## 血色をつける
いよいよ作業も大詰め。次はほっぺたとか手足、おなか、おしりなどに血色感をつけていきます。
使うのはその辺のアイシャドウとかチークとか。
ブラシはきれいに洗って乾かしてから使いましょう。


使ったのはこのあたり。ズーシーもフラワーノーズもパケがマジでかわいいんすわ。
薄ーくブラシにとってちょっとずつポンポンと色付けしていきます。自分の肌より100倍丁寧に塗った。


かわい～～！！！いのちだ。組み立ててみたら想像より大きくてかわいい。
ララさんの髪の毛は白ですがほんのりピンクや黄色みを帯びているので、髪の毛にもほんのりピンクを足してあります。

## 服着せる
一番楽しいところ。
実は綿入れて体ができた段階で嬉しすぎてぬい服を10000円分買ってしまいました。
同じ値段の自分の服は2か月悩んでるのにね。

まずは冒頭にも載せた衣装。ズボンは自分で縫いました。
教祖の貴重な私服かわいいね！

お次はもふもふウサギポンチョ。可愛すぎる。デカすぎる頭が。
パモさん、ララさんだよ。
ララさん、パモさんだよ。

お次は………………

<font size = "+4">オイ！！！！！！！こんなことしていいんか！！！！！！</font>
いいんだよ。ほんとに～～～～～～～！！？！？！？！？！
<font size = "+4">た～～～～～～～～～のし～～～～～～～～！！！！！！</font>
リカちゃん人形で遊んでいたオチビ時代に戻った気分です。
用意していたポーチ入れたらこんな感じ。

ぎゅむぎゅむ過ぎる。

## 反省点・気づき
とりあえず形にはなりましたが、縫い跡も目立つし刺繍も下手だしまだまだ改善の余地あり。社会人らしくPDCAを回していきたいと思います。ところでPDCAってP(プリン)D(ドーナツ)C(キャンディ)A(あんぱん)ですよね？

- ボア生地の方が可愛いし、縫い跡も目立たない！
- 今回肌はぬいクロスという薄い布を使いましたが綿をパンパンにいれると(私が縫うのへたくそなのがいけないのですが)縫い目が出てきてしまう。髪の毛に使った生地は綿入れても毛足に隠れて目立ちにくかった。触り心地の意味でも使う記事の毛足の長さをそれぞれ一段階あげてもいいかも。
- 血色はダーツを縫う前に付けた方がいいかも？
- 特に顔。ちょうどチークの位置にダーツがあるので、縫ってからだとムラができてしまう。
- チャコペンは水で落ちるやつじゃなくて時間経過で退色するやつの方が便利
- 最初は水で落ちるタイプ使っていたんですが都度洗うのも面倒だしうまく落ちない。時間経過で退色するタイプは最初不安になるくらい色濃いけど数日でちゃんと退色します。色濃いのも見やすいって利点あるし。

## さいごに
製作途中終わらないかもと不安になりましたが、何とかアドカレまでに（1人は）間に合わせることができました。
製作期間は約10日。卓ない日の余暇時間はほぼこれに費やしました。
慣れたらもうちょっと早くできそうです。
ななも早く作って自陣PCぬい連れ歩く異常成人女性になるぞ～～～！
それではここまでお付き合いいただきありがとうございました！また来年！ぬいはいいぞ！