# **通学中にiPhoneで曲を作ろう(コード編)** > こちらは、芝浦工業大学公認サークル デジクリの企画 Advent Calendar 2022 の9日目の記事となります。 デジクリについては[こちら](https://digicre.net/)のサイトをご覧ください。 前回の記事は[「通学中にiPhoneで曲を作ろう(ループ音源編)」](https://hackmd.io/@Peristeronica/B1kWVsQDo)です。こちらの記事は前回の続きとなりますので、ぜひこちらもご覧ください。 皆さん改めましてこんにちは、デジクリDTM班の小どばとと申します! 昨日の[「通学中にiPhoneで曲を作ろう(ループ音源編)」](https://hackmd.io/@Peristeronica/B1kWVsQDo)はご覧いただけましたでしょうか? 今回は、前回の最後に紹介した、iPhoneのGarageBandを使用した、感性によるものではない編曲の進め方をご紹介していきたいと思います。 また、今回の記事でも前回と同様、2022年度前期オリジナルアレンジ企画よりmelody 1をお題曲として使用していきます。 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ajqYpkMp45c" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> ※「オリジナルアレンジ企画」と「アレンジリレー企画」とは、どちらもお題となるボーカル音源が与えられて、そこに自身による編曲を加えていく企画です。アレンジリレー企画のお題は既存曲、オリジナルアレンジ企画のお題はデジクリメンバーによって製作されたオリジナル曲です。 ※また、この記事は普段Studio Oneを使用して作曲をしている一初心者が、サークル内にもっとDTMメンバーが増えたらいいなという思いで書き上げているものですので、内容や説明にところどころ誤りなどがあるかとは思いますがご容赦ください。 なお、この記事だけを読んでもある程度内容は把握できるよう、「手順3」と「最後に」以外は前回記事とすべて全く同じ内容が書かれていますので、すでに読んでくださっている方は飛ばして大丈夫です。 ## 1.BPMとキーの設定 まずは、作成する楽曲のプロジェクトを開きます。 GarageBandを開いて出てくるこちらの画面から、「書類を作成」を選び、ファイルを開きます。  次の画面から「AUDIO RECORDER」の「ボイス」を選択します。  次に開く画面から赤丸で囲っている部分を押し、トラック画面を開きます。  開いたトラック画面の右上にある歯車マークを押し、そこから引き出されるメニューから「曲の設定」を選択します。  すると、キーの設定やBPMの設定ができる画面が開きますので、こちらから設定を進めていきます。今回は、ボーカル音源のBPMが157、キーがF#mだったので、そのように指定しています。 自分のアレンジしてみたい曲を検索することで、このBPMやキーは簡単に調べることが出来ます。  ## 2.ボーカル音源の読み込み それでは次にボーカル音源の読み込みを行っていきます。読み込む前の下準備として、トラック画面内赤枠の、+ボタンを押して小節の長さを調整します。  開いた画面からセクションAを選びます。  次に、セクションの長さの「自動」をオンにして完了を押します。  それでは、ボーカル音源を読み込んでいきます。トラック画面から、先ほど押した設定ボタンの隣の、輪っかのようなボタンを押し、「ファイル」タブを選択してこちらの画面が開いたら、「"ファイル"から項目をブラウズ」を選択します。  そうするとファイルの画面が開くので、事前にファイル内に取り込んだ音声ファイルをタップし、GarageBandにブラウズします。  ブラウズしたデータを、トラック内にドラッグ&ドロップすることで、読み込みは完了です。  ## 3.アレンジの制作(ここから本記事オリジナルです) それではここから、編曲に入っていきます。 ### 3.1 ビートシーケンサーの追加 トラック画面右下の+ボタンからトラックを追加します。  音源選択画面から「DRUM」の「ビートシーケンサー」を追加します。  ビートシーケンサーでは、この16列のボックスをタップすると、そこが光り、特定のパーカッションが鳴ります。これを自分の好きなように配置することでループドラムが簡単に作ることが出来ます。 下の電源ボタンが緑色になっていれば、白い枠が左から右に動き続け、入力したリズムパターンを聞くことが出来ます。  また、左下のボタンをタップすることでプリセットのパターンを開くことが出来ます。  もちろん、プリセットパターンから曲に合うものを選んでもいいですが、ドラムパターンにはお決まりのものがありますので、その一部の打ち込み例を下に紹介していきます。 8ビート  ドンツー  16ビート1  16ビート2  以上のリズムの中から好きなものを選ぶだけでも十分だと思います。 好きなパターンが完成したら、電源マークが緑色になっていることを確認したうえで、上の赤丸の録音ボタンを押せば、リズムパターンが録音されます。 ### 3.2 ベースのオートプレイ流し込み ここからはベースを打ち込んでいきます。 先ほどと同じ要領でトラックを追加し、「BASS」を選択します。  次に出てくる画面右上の、歯車マークの一つ隣のボリュームノブマークを押します。  ここから、オートプレイのプレイスタイルを選択したり、コードを選択したりできます。 ですがその前に、ベースを流し込んでいく前準備をしていきます。 一般的に曲にはコード進行というものがあり、その通りにそれぞれの楽器を演奏していくとまとまりが良く聞こえます。(信じられないほど説明を省いていますが、著者が体調不良なので今書ける説明の限界がこれです。許してください。) なのでまずは、アレンジを制作する楽曲のコードを調べてみましょう。「(曲名) コード」で簡単に出てきます。しばしばギター演奏用のページが出てきますが、その際には「カポ」と書かれている場所を0にすることを忘れないようにしてください。 今回の楽曲は我々の自作ですのでコード進行は決めていませんが、これでも良い感じになるのでは?というコード進行を持ってきました。以下の通りです。 (コード一つが2拍分、「-」は前のコード引き延ばし、「/」は小節の切れ目だと思ってください。) F#m7 - / D - / E - / A AonG F#m7 - / D - / E - / A - F#m7 - / D - / E - / A - (小室進行) それではこのコードで編曲を進めていくための準備をはじめていきます。 先ほどの画面の右上の歯車マークから「曲の設定」を開きます。  次に開く画面から「コードの編集」を選択します。  ここで、編曲に必要となるコードを下の8つの枠に入れていきます。 例えば今回使用するコードは「F#m7, D, E, A, AonG」の五つなのでこれを入れていきます。 ちなみにこの辺りは、コードの読み方などを別途調べていただいた方が詳しい説明が見られるとは思いますが簡単に説明すると、カスタムコードの画面は左から順に「ルート、コードの種類、テンション、ベース」を意味しています。そして一般的にギターの譜面などで表記される、「F#m7, AonG」などは、「(ルート)(コードの種類)(テンション)on(ベース)」といった風に表記されます。(Majの場合はコードの種類は省略、Minの場合は「m」mに省略、テンションとベースはない場合は表記なし) なので、先ほど書いたF#m7は、ルートがF#、コードの種類はMin、テンションは7、ベースはなし、となり、AonGはルートがA、コードの種類はMaj、テンションはなし、ベースはGといったようになります。  次に、先ほどの画面から、コードを試しに一つおして鳴らしてみて、「AUTOPLAY」のノブを回していろいろ聞いてみて、すきなプレイスタイルを選んで見ましょう。  あとは、先ほどと同じように赤丸で録音ボタンを押して録音となりますが、今回は自分でテンポよくコード譜通りにコードを切り替えて演奏を行います。 あとは全く同じようにベース以外の音色を足していき、自分の好きな楽曲に仕上げていきます。  ### おまけ 打ち込んだトラック画面から、特定のトラックをダブルタップして編集を選択すると、DAWと同じようにノートの編集を行えます。ちょっと長さが物足りなかったなといった点があったらこちらからも修正可能です。   ## 4.音量の調整 全ての編曲が自分好みに仕上がったら、トラック画面の左を右側にスワイプしてこのような画面を開いてください。  こちらの画面では、各トラックの音量を調節できます。 オススメとしては、ボーカル音源がはっきり聞こえるまでスマホ本体の音量を上げてから、明らかに音が大きすぎるトラックを下げながらバランスを見ていくといいと思います。 ## 5.音源の書き出し 最後に、完成したファイルの書き出しを行います。左上の下矢印空メニューを引き出し、「My Songs」を選びます。  今作成したプロジェクトを長押しして「共有」を選択します。  するとこのように、曲を送信という画面が出ますので、左の「曲」を選びます。  続いて出てくる画面から、非圧縮(wav)を選択し、自分にわかりやすい場所に保存すれば完成です。  ## 最後に というわけで、以上のステップを踏んで私が作ってみた完成音源がこちらです。お聞きください。 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/GKUmac7cwxk" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> というわけで、以上二編をもちまして、通学中にiPhoneで曲を作ろうは完結となります。 ループ音源編と、コード編を両方ご覧いただいた方は、どのような印象を抱かれたでしょうか? 自分の考えとしては、コード編は理解できれば作りやすいけど広げずらい、ループ音源編は広がりすぎて作りづらい、といったところがあると思います。 ですので自分からは、コードの下りが理解できればまずはコード進行から作ってみる、理解できなければ、ループ音源を使用してただただ自分の好きなリズムやトラックを重ね合わせるのを楽しんでみるというのをお勧めしたいと思います! こちらのふたつの記事が「DTMやってみたいけどなあ…」「大学生になって時間あるから何か始めておきたいけどなあ…」といった方々の一助になればと思います!! 読んでくださり本当にありがとうございました。小どばとでした。ぽっぽっ。 ### おまけ こちらの記事で紹介したオリジナルアレンジ企画にデジクリDTM班で挑戦した完成動画がデジクリYouTubeチャンネルに上がっていますので是非ご覧ください!動画は[こちら](https://www.youtube.com/watch?v=tfM2APqh5TQ)からどうぞ。
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