# **通学中にiPhoneで曲を作ろう(ループ音源編)** > こちらは、芝浦工業大学公認サークル デジクリの企画 Advent Calendar 2022 の8日目の記事となります。 デジクリについては[こちら](https://digicre.net/)のサイトをご覧ください。 前回の記事はわた[み]さんの [「ネタがないよぉ~~~~」](https://note.com/mob_wtmk_mob/n/n471991c397e1)です。ぜひこちらもご覧ください。 皆さん初めまして、デジクリDTM班の小どばとと申します! 皆さん、デジクリしてますか? 皆さん、DTMしてますか? 皆さん、DTMしてないんじゃないですか? してないと思います。 わかりづらいから。 何がわかりづらいかってまず、音楽が全く分からなかったり、コードがわからなかったり、楽器の鳴らし方がわからなかったり、何と言っても**何から手を付ければいいのかがわからない**方が大半だと思われます。 そこで今回は、「デジクリを全員DTM班にする」を目標にこんな記事を書いていきます。 ## 通学中にiPhoneで曲を作ろう というわけで今回は皆さん(iPhoneユーザーに限る)のお手元にあるiPhoneに入っているGarageBandを使って曲を作る手順をまとめてきました。ぜひ読んでいってください。 しかし、いきなり一から曲を作るというのはなかなか難しいと思いますので、曲を作る目標の第一段階として、デジクリDTM班で行っている「オリジナルアレンジ企画」「アレンジリレー企画」のふたつに参加できるように手順をご説明いたします。 今回はその例として、2022年度前期オリジナルアレンジ企画よりmelody 1をお題曲として使用していきます。 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ajqYpkMp45c" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> ※「オリジナルアレンジ企画」と「アレンジリレー企画」とは、どちらもお題となるボーカル音源が与えられて、そこに自身による編曲を加えていく企画です。アレンジリレー企画のお題は既存曲、オリジナルアレンジ企画のお題はデジクリメンバーによって製作されたオリジナル曲です。 ※また、この記事は普段Studio Oneを使用して作曲をしている一初心者が、サークル内にもっとDTMメンバーが増えたらいいなという思いで書き上げているものですので、内容や説明にところどころ誤りなどがあるかとは思いますがご容赦ください。 ## 1.BPMとキーの設定 まずは、作成する楽曲のプロジェクトを開きます。 GarageBandを開いて出てくるこちらの画面から、「書類を作成」を選び、ファイルを開きます。 ![](https://i.imgur.com/QjZGSOc.png) 次の画面から「AUDIO RECORDER」の「ボイス」を選択します。 ![](https://i.imgur.com/bqsqOJW.png) 次に開く画面から赤丸で囲っている部分を押し、トラック画面を開きます。 ![](https://i.imgur.com/H7IWf1X.png) 開いたトラック画面の右上にある歯車マークを押し、そこから引き出されるメニューから「曲の設定」を選択します。 ![](https://i.imgur.com/PFCxzRT.png) すると、キーの設定やBPMの設定ができる画面が開きますので、こちらから設定を進めていきます。今回は、ボーカル音源のBPMが157、キーがF#mだったので、そのように指定しています。 自分のアレンジしてみたい曲を検索することで、このBPMやキーは簡単に調べることが出来ます。 ![](https://i.imgur.com/QY5Ct5x.png)   ## 2.ボーカル音源の読み込み それでは次にボーカル音源の読み込みを行っていきます。読み込む前の下準備として、トラック画面内赤枠の、+ボタンを押して小節の長さを調整します。 ![](https://i.imgur.com/sbefXIY.png) 開いた画面からセクションAを選びます。 ![](https://i.imgur.com/6vWSqjN.png) 次に、セクションの長さの「自動」をオンにして完了を押します。 ![](https://i.imgur.com/gJdMXl0.png) それでは、ボーカル音源を読み込んでいきます。トラック画面から、先ほど押した設定ボタンの隣の、輪っかのようなボタンを押し、「ファイル」タブを選択してこちらの画面が開いたら、「"ファイル"から項目をブラウズ」を選択します。 ![](https://i.imgur.com/hsAgOk9.png) そうするとファイルの画面が開くので、事前にファイル内に取り込んだ音声ファイルをタップし、GarageBandにブラウズします。 ![](https://i.imgur.com/C7EvKNT.png) ブラウズしたデータを、トラック内にドラッグ&ドロップすることで、読み込みは完了です。 ![](https://i.imgur.com/EcN5V9D.png) ## 3.ループ音源の選択 それではここから、編曲に入っていきます。 先ほど選択した輪っかのボタンを再度押して、今度は「Apple Loops」タブを選択します。 すると、様々なループ音源(2~8小節ほどの簡単な音源素材)があることが確認できます。 ![](https://i.imgur.com/Ka8QpCh.png) これらを、先ほどと同じ要領で、トラック内に、ドラッグアンドドロップをしていくことで、編曲ができます。 ここからは編曲のアドバイスのようになりますが、まず初めにドラムなどのパーカッション音源からイメージを固めていくとやりやすいと思われます。なので、先ほどの画面から「音源」のボタンをタップして、「全てのドラム」を選択しましょう。 ![](https://i.imgur.com/ttQSkB1.png) さらに、「ジャンル」のボタンを押して、自分の作ってみたいイメージのジャンルを選んで見ましょう。 ![](https://i.imgur.com/9aCnMyf.png) すると、データの画面は以下のようになり、自分の選んだジャンルのドラム音源だけが並びました。(今回はエレクトロニックを選択しました。) ![](https://i.imgur.com/MxvAiqe.png) あとは、自分で楽曲をファイルをタップして試し聞きを何度もしながら、ボーカル音源に合いそうなループ音源を探して、ひたすら重ねていってみてください。 コツとしては、ドラムとベースを最初に固めて、低い音から高い音まで、まんべんなく音が鳴るように選んで見ると良いかもしれません。 ![](https://i.imgur.com/kR2VYix.png) さらにおまけとして、追加したループ音源をダブルタップするとこのようなメニューが開きます。 ![](https://i.imgur.com/ftqfsdv.png) ここから「設定」を選び、「ループ」の選択をはずすと、ループ音源が1ループだけ流れるようになり、切り貼りすることが出来るようになります。 ![](https://i.imgur.com/RjVu2u4.png) こうすることで、ループ音源のフレーズ一部分のみを使用することなどができます。 ## 4.音量の調整 全ての編曲が自分好みに仕上がったら、トラック画面の左を右側にスワイプしてこのような画面を開いてください。 ![](https://i.imgur.com/OxgQsXG.png) こちらの画面では、各トラックの音量を調節できます。 オススメとしては、ボーカル音源がはっきり聞こえるまでスマホ本体の音量を上げてから、明らかに音が大きすぎるトラックを下げながらバランスを見ていくといいと思います。 ## 5.音源の書き出し 最後に、完成したファイルの書き出しを行います。左上の下矢印空メニューを引き出し、「My Songs」を選びます。 ![](https://i.imgur.com/9tBiaD7.png) 今作成したプロジェクトを長押しして「共有」を選択します。 ![](https://i.imgur.com/GDuovxQ.png) するとこのように、曲を送信という画面が出ますので、左の「曲」を選びます。 ![](https://i.imgur.com/rcrXNbp.png) 続いて出てくる画面から、非圧縮(wav)を選択し、自分にわかりやすい場所に保存すれば完成です。 ![](https://i.imgur.com/m37SeJA.png) ## 最後に というわけで、以上のステップを踏んで私が作ってみた完成音源がこちらです。お聞きください。 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/U1fay9DLr-8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> ここまでご覧いただいた皆様、いかがでしたでしょうか。 正直言って、「感覚に任せすぎだろ」というところがあると思います。 確かに音楽の難しいところとして、「感性がなければ作れなさそう」という面があるとは思うのですが、その一方で、「感性がなくてもできる作り方は誰がやっても同じ感じの曲ができる」という問題点もあります。 なのでまずは、音楽ができていくフェーズを自分の感性で楽しむという意味で、こういったループ音源での編曲を、通学時間などに楽しんでみてはいかがでしょうか? とはいっても、このままではデジクリ全員をDTM班にする夢がかなわないままになってしまうので、明日のアドカレでは、もっと簡単に、感性によるものではない編曲というものを紹介していきます。それでは、アドカレ9日目「通学中にiPhoneで曲を作ろう(コード編)」お楽しみに!! ### おまけ こちらの記事で紹介したオリジナルアレンジ企画にデジクリDTM班で挑戦した完成動画がデジクリYouTubeチャンネルに上がっていますので是非ご覧ください!動画は[こちら](https://www.youtube.com/watch?v=tfM2APqh5TQ)からどうぞ。