--- title: 'TCGのすゝめ' disqus: hackmd --- # はじめに このページを開いてくれてありがとうございます。[デジクリ](https://digicre.net/)の[アドベントカレンダー企画](https://adventar.org/calendars/4266)の18日目の記事です。 様々な方が、技術系の話や趣味の話をしていますが自分は一番の趣味であるTCGの話を書こうと思います。 TCGの話といっても、あまり「このゲームの、このカードが強い」とか「ここの場面ではこの動きが良い」と言った戦術などの小難しい、TCG経験者向きの話をするつもりはありません。「TCGとは何?」といった話や長所、短所を中心に書いていこうと思います。 また後半では、自分がやっている(それなりに知っている)カードゲームについて紹介する(布教する)ので、この記事を見てTCGへ興味が湧いた方がいらしましたら、参考にしていただけると幸いです。 こういった記事を書くのは初めてで文章力が著しく低くく、正直不安が大きいですがどうか温かい目でご覧ください。 ****一緒にTCGをする人が欲しい(切実)**** ## ショートカット そもそもTCGを知らない方→[そもそもTCGってなんぞや?](#そもそもTCGってなんぞや?) TCGを始めるか悩んでいる方→[TCGを勧める前に……](#TCGを勧める前に……) やりたいとは思ってるけど、どのTCGをやるか迷っている方→[私がやっているTCGの紹介(布教)](#私がやっているTCGの紹介(布教)) # そもそもTCGってなんぞや? ここまでTCG、TCG言ってますがTCGとは何かというと<span style="color: red; ">トレーディングカードゲーム</span>のことです。 TCGとはお互いにデッキ(通常40枚~60枚のカード)を用意して、基本二人で対戦を行うカードゲームです。「カードゲーム」とだけ言うと、「トランプ」や「タロット」も含まれるというのが一般的な考え方なので、ここでは「TCG」と限定して話を進めていきますが、実際のところTCGのことも「カードゲーム」というのが普通です。(これ以降、「TCG」のことを「カードゲーム」と表記します。) 他のゲームと同じように、友達とわいわい遊ぶエンジョイ勢から、最後の一枚までデッキを考えて構築してしっかり練習するガチ勢まで様々なプレイスタイルがあります。 日本だと、「[遊戯王OCG](https://www.yugioh-card.com/japan/)」「[デュエルマスターズ](https://dm.takaratomy.co.jp/)」「[ポケモンカード](https://www.pokemon-card.com/)」辺りが有名だと思います。 # デジタルとアナログ(紙) カードゲームと聞くと、「友達と集まって、勝ち負けで一喜一憂する」といったイメージがあると思います。実際そうです。そうでし<span style="color: red; ">た</span>。 今、TCGには大きく分けると二つの種類があります。それが<span style="color: red; ">デジタル</span>と<span style="color: red; ">アナログ</span>です。 アナログの方が、人と対面して紙のカード出し合って戦うゲームで、ほとんどの人が想像しているものです。TCGの界隈では「紙のカードゲーム」っていうことが多いです。 デジタルの方は、最近出てきたもので、スマホやPCを使って戦うオンラインのTCGです。TCGにD(デジタル)を追加してDTCGなんて呼ばれることもあります。 最近では、アナログとデジクリの両方に対応しているTCGが多いです(上記のポケモンカードと遊戯王はPC版が存在、デュエルマスターズもアプリ版が開発中です) ※追記 なんとデュエルマスターズのアプリは<span style="color: red; ">今日(12/18)から配信開始</span>したようです 長所と短所が両方にあるので、この二つに分けて比較し、紹介していきたいと思います。 # TCGを勧める前に…… 大前提としてカードゲームなので、どんなにいいデッキを組んだとしても、カードを引くという動作が発生するため、<span style="color: red; ">運ゲーになる可能性は他のゲームより高いです。それがどうしても嫌な人には、正直TCGを勧めることは僕には出来ません。</span> ただ運ゲーになりづらいようにカードを引く能力を持ったカードを多くデッキに入れたりとか、自分の手札のカードの使うタイミングを考えたりだとか、「運ゲー」と一言言って切り捨てるには勿体ないほどの面白さがあると自分は考えています。 そもそも、『このカード引けたら勝てる……それ以外なら負け……』という時にそのカードが引けたらとても気持ちいいです( ´∀` )。~~~~まあその分、引きたいカードが引けなかった時とか、相手に理不尽に負かされた時はキレそうに自分はなりますが。~~~~ ここまで長々と書いてきましたが、ここから紙のTCGとデジタルのTCGに分けて、長所と短所を書いていこうと思います。 # TCGのすゝめ:アナログ編 ## 長所 ### ①ワイワイやれる 対戦しようとすると、必ず二人以上必要となるので、必然的人が集まることになります。やっぱり対面して、一喜一憂するのは楽しいですね。また共通の趣味の人が集まるはずなので、話も盛り上がります。 ### ②コレクションとしてもよい デジタルのカードは残念ながらデータでしかないです。それに対して、紙のカードゲームは実物があります。綺麗なカードを眺めているのもいいですし、金銭的な価値があるものも多いので、コレクションとしてもおすすめです。 少しだけカードの紹介をします、させてください。 前作のポケモン「サン・ムーン」のヒロイン、リーリエが写ったカードなら少なくとも10枚は存在します。100円ぐらいの物から、5万円以上の価値がある物もありますね。(どれだか当ててみてね。) ![](https://i.imgur.com/Z7Eua4z.jpg) 貴重なカードも一枚紹介します。 ![](https://i.imgur.com/d9fM8pg.jpg) 後に紹介するので、詳しく書きませんが、最初に発売されたTCG「[マジックザギャザリング](https://mtg-jp.com/)」の最強のカードの一つ「Black Lotas」です。知らない人からしたらただのカード一枚ですが、なんとこのカード少なくとも<span style="color: red; ">100万円</span>はします。(オークションで1800万円で落札された歴史も……)。もはや骨董品ですね。なぜこのカードが高いのかは是非調べてみてください。 ## 短所 ### ①遊べる状況が限られる 上でも述べていますが、遊ぼうと思ったら少なくとも、一人相手がいなければいけません。時間や場所を合わせる必要があるために自分が遊びたい時に遊べるとは限らないです。 そもそも周りに同じカードゲームをやっている人がいないとなったら、最寄りのカードショップに行って、そこにいた人達と勝負する形になると思います。最寄りと言っても、そんなに多くカードショップがあるわけではないので、移動に時間やお金がかかることもあります。 ### ②お金がかかる ****とにかくお金がかかる(泣)。**** 0からカードゲームを始めようとすると、どのカードゲームでも最低5千円はかかってくると思います。 それだけで終わればまだいいのですが、定期的に新しいカードパックが発売される(3か月に1回とかが多い)ため、その度に購入しなければなりません。 また、強いデッキ組もうとすると、強いカードが必要になり、それらのカードは大体高いので、デッキも相対的に高くなってしまいます。 カードゲームやろうと思っても、お金がかかるから避けてしまう、また金銭的に余裕が無くなって辞めてしまうという方は多いです。カードゲームを始めるにあたって最大の障壁だと自分は思っています。 # TCGのすゝめ:デジタル編 ## 長所 ### ➀いつでも遊べる 遊ぶ媒体がスマホとかPCだから、通信環境があればいつでも遊べます。今の時代当たり前だろって思うかもしれませんが、カードゲームやってると、このありがたみが身に沁みます。 ### ②エフェクトが派手 紙のカードゲームでは、BGMや効果音や演出はありません。~~~~自分でやればいい。~~~~ ですが、デジタルの方にはそれがあります。派手なエフェクト、BGMがあると、それだけモチベーションが上がります。 ![](https://i.imgur.com/oK1R0Cg.jpg) ↑「[シャドウバース](https://shadowverse.jp/)」の「バハムート」と言うカード。「自分以外の場に出ているカードをすべて破壊する」という派手な効果を持っていますが、それに見合った派手なエフェクトをしてますね。ちなみに僕はこのカードに悪い思い出しかありません。(白目) ### ③お金がかかりづらい 大体のDTCGはチュートリアルが終わった後に、カードパックやサンプルデッキが貰えるので、まず始めるときにお金がかかりません。 さらに、ミッションやクエストをクリアしてけば、後からカードが貰えるはずですし、コツコツやっていけば無課金でも1,2個であれば強いデッキが作れるはずです。 紙のカードゲームと違って、同じレアリティあれば強いカードでも弱いカードでも等価であるもので多いので、弱いカードを強いカードを変えることも可能です。 流石に、いくつもデッキを作ろうとすると、無課金でやるのは厳しいですが、紙のカードゲームと比べたらコストは低いです。 自分は、二つのDTCGをやっていますが、二つ合わせても3か月で3000円程度課金していますが、十分にデッキを組んで遊ぶことが出来ています。 ## 短所 ### ➀コレクションとしての価値は低め 紙のカードゲームとは違って、基本同じカードに対しては一種類のカードしかありません。(そうじゃないゲームもあるが、それでも2,3種類) 同じレアリティであれば等価なので、金銭的な価値も少ないです。というか、そもそも他のプレイヤーとカードを交換するシステムやカードを他の人に売るというシステムがないのが普通なので、そもそも価値がないです。 ### ②多分、飽きやすい DTCGも、3か月に1度程度、カードパックの更新を行うことが多いです。他のアプリと比べると、この更新のスピードはかなり遅い方だと思います。また、イベント等も開催される頻度も他のゲームと比べると少ないです。 強いデッキが作りやすい以上、相手が使ってくるデッキも強いデッキになりやすくなるので、マンネリ化しやいです。デッキが少ないと、独りで淡々と同じデッキで遊ぶことになり、相当カードゲームが好きな人でなければ、飽きてしまうと思います。 筆者も、今はポケモンに浮気してます。 # 私がやっているTCGの紹介(布教) TCGの特徴を述べ、興味持ってもらえたと思うので、ここからは自分がやっているカードゲームの布教をします。 ## ➀ポケモンカード 皆さん大好きポケモンのカードゲーム版です。しかし、カードゲームとしては、プレイヤーのライフを減らしていくというシステムではなく、相手の場のポケモンを一定数倒すという斬新なシステムで、他のカードゲームと差別化されています。 そして、ゲームベースのキャラクターが登場するので、上に挙げたリーリエみたいに、これから剣盾の色んなキャラクターの良いイラストのカードが追加されるはずです。好きなポケモンや好きなキャラクターのカード入れて楽しめるのも、いいですね。 原作の方が新しい世代に入ったの同様に、ポケモンカードの方でも、古いカードが使えなくなり今から始める人でも比較的始めやすい環境になりました。子供でも遊びやすいように一パック当たりの値段も比較的安めです。(1パック約170円) 剣盾でポケモンにハマった方、是非カードの方もやってみてはいかがでしょうか? ポケモンカード公式のリンク https://www.pokemon-card.com/ ![](https://i.imgur.com/two3ZDf.jpg) ↑さっそく、剣盾のヒロイン、マリィも登場しています。きっとこれから素晴らしいイラストのマリィが追加されていくはずです。 ## ②シャドウバース 日本のDTCGで一番プレイ人口が多いはず。 多くのカードに「進撃のバハムート」のイラストを使っていてカードが綺麗です。また、ほとんどのカードにボイスが付いています。 カードゲームとしても、一戦一戦が割と短くテンポがいいので、暇な時にやりやすいのがいいのですね。また,Cygamesのゲームというのもあり、UIが良く初心者でも遊びやすくなってます。 チュートリアルを終えると50パック貰えるので、いらないカードとかを交換していければ、すぐに強いデッキを作ることが出来ます。さらに今なら、<span style="color: red; ">たった10日間続けるだけで50パック貰えます</span>。 12月末に発売されるカードパックでは、「プリンセスコネクト Re:Dive」のキャラクターが登場するので、プリコネやっている人には特に勧めたいですね。 やっていたけど辞めてしまった ~~~~(多分、第四弾と第五弾の暗黒のカードパックにやられてしまっただろう)~~~~ 方も当時とはかなり使えるカードが変わったので、戻ってきてみてはどうでしょうか? シャドウバース公式のリンク https://shadowverse.jp/ ![](https://i.imgur.com/XZ13Bb0.jpg) ↑自分の好きなカード(能力も含めて)、載せときました。(右から「インペリアルドラグーン・アルドス」、「エイラの祈祷」、「ムーンアルミラージ・ラミナ」、「ネフティス」) こんな感じのイラストが好きな方是非どうぞ。 ## ③マジックザギャザリング(MTG) 世界で初めて開発されたTCGで、25年以上の歴史があります。なぜそんなに続いてるかって?面白いからです。 相手のターン中に能動的に干渉出来るカードが多数存在し、読み合いが他のTCGのより楽しむことが出来ます。 昔のカードを手に入れるのは至難の業なので、使えるカードの範囲で5つのフォーマットがあります。 * スタンダート(ここ1年半~2年のカードが使用可能、平和) * パイオニア(約7年前のカードから使用可能、最近できたフォーマットで発展途上) * モダン(約16年前のカードから使用可能、この辺からデッキの値段がやばいことになってくる) * レガシー(基本的に全ての期間のカードが使用可能、ただし強いカードが多く禁止されている) * ヴィンテージ(レガシーの禁止カードがない版、~~アルティメット札束カードバトル~~) ※ちなみに上で挙げた「Black Lotas」が使えるのはヴィンテージだけです。100万円のカードが実際使えるって凄いですね。 今から始めるなら、スタンダートから始めるのが普通です。下の方のフォーマットはとにかくお金がかかるので、とはいえスタンダートが掛からないわけではありませんが(最新パックの1パックの値段、1パック約350円)。逆を言えば価値があるカードが多いので、遊びながら使わなくなったら売ってしまってお金を稼ぐという人も多いです。 マジックザギャザリングは、TCGの中でもかなり難しい(処理が多い、読み合いが発生しやすい、効果が複雑なものが多い)と思うので、一度TCGをやったことがある人にお勧めしたいです。 マジックザギャザリング公式 https://mtg-jp.com/ PC版もあるので、オススメです https://mtg-jp.com/mtgarena/ # 最後に ここまで見てくれてありがとうございました。 ここに書いたTCGの特徴は、あくまで一介のTCGオタクによる独断と偏見で書いたものですので、人によっては違う見方をしていると思います。ご了承ください。 この記事を見て、TCGに興味持っていただけたら筆者は嬉しいです。さらにTCGを始めてくれたら、飛び跳ねて喜びます。 また、TCGについて質問があれば、喜んで応答しますので、気軽に質問してください。 **みんなも一緒にTCGやろうぜ!**
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