「お片付け」学 〜プチリフォームの設計と実装〜 === ## はじめに - 全ては「独学」かつ「実学」です - 本を読んだわけではないので学術的に正しいかはわかりません - 無論「合わない人もいる」のは前提 - 「その考えに賛同出来ない」「実践したけど上手く行かない」は、大いにある「偏りのある話」だと思ってください ## なぜ「部屋がちらかる」「ゴミ屋敷が出来る」のか ___みうらかずひと 曰く___ - 全てのモノが入る「収納」を設計していない - 家の「内部設計」において、「デフォルト(初期)状態」は… 1. 全てのモノが収納できるところが決まっている 0. 全てのモノが収められる収納が存在する 0. 「増える」ジャンルのものには「余分のキャパがある」 - 「整理」はできても「整頓」を考えていない - 例えば「タンスが10個あった」として… - 「引き出し一つにぐっちゃぐちゃ」なら意味がない - 「引き出しの位置に意味が無い」なら習慣づかない - 「意味的に連想出来ない」「”そうなるはず”が直感的にそうならない」は「仕舞う時に惑う」につながり、転じて「テキトウにそのへんに置く」「散らかる」の温床となりえる - 一つの「堤が壊れる」と「なし崩し的にモノを置いて良い」となる - 俗に言う「割れ窓理論」 - 例えば、一個「地べたに置く」とこからはじまり、「その上に衣服やタオルを置く」などしたら、「そこに置いてもいいんだ」って言う「精神的ルール崩れ」が始まり、無法地帯となり「それでいい」となってしまう …しかし、上記の「すべて」は「俺が昔出来なくて、試行錯誤の結果にたどり着いた事」である。 さらにさらに言うと「自分すらも守れてない」「今でも、すきあらばすぐ”ゴミ屋敷”を創りだす」のは、治ってないのです…。 つまり「みんな気づきさえすればわかるよ」「すぐ出来るし出来なくなったりするよ」「出来なくてもしゃーないよ」の類ってこと! ## 有用な考え方 - 「地べた文化」をやめる - 2つの観点「”なし崩し的な破壊”の防止」「衛生面」 - 収納になんらかの「論理的”軸”」を置く - 自身がモノを仕舞おうとする時「考えたら、ここだよなぁ」という「論理的な理由」を見つける - ↑それを「軸」として「置き場を設計」していく - 例えば「近いもの」「衣服なら”身体の上から下”」「人別」「頻度順」「使う順」「大きい物順」など - ある程度自由に考える - ここを縛ると「自由発想」「アイディア」「利便の考慮」を阻害するので - 「統一感」とはトレードオフ - ソートの設計 - 基本は「後入れ先出し」 - なので、「引き出しなど”奥を扱うことに簡易”な仕組み」を多用する - 場合によっては「横」っていう並びもあり - 「動線」を意識する - これは厳密には「片付け」の範疇ではなく「利便」の話 - 論理的に分類できたら「利便」で再設計する ## プチリフォーム実例 ### ケース1 PCデスク周り #### before - 座卓 - 書類と書籍、郵便物が無秩序に床とデスクの上に積んである - 棚が足りず、衣装ケースを別の区画から持ってきて、これも床に置いている - PC作業とは関係のない、衣類や雑貨を同じ区画に置いている #### after ### ケース2 衣類収納 #### before - 収納ボックス(引き出し)が足りず、床にボックスを置いて、平積みにしている - 同じ理由で、家族の衣類を同じ引き出しの中に混ぜている - 収納ボックスがあるために部屋の入口からベランダの導線をふさいでいる #### after ## リフォーム対象の人からのフィードバック ### 片付けられない理由 - 散らかっているものを片付けるのにどのくらいの収納家具が必要かが自分で見積もれない - 日常の狭さが普通であって、これを超えられると思っていない - どこに何があるのかは記憶に頼っている - 新たにものを買うと部屋が狭くなるのでは?と思ってしまう - 細かいこと(収納する方向など)を日頃あまり考えない - 置く場所がないから、ここにしかコンセントがないから、などと変えられることなのに、片付けない理由にしがち ### 一緒に片付け(プチリフォーム)をしてみて - 片付けができない部類の人間からしたら、ぐいぐい言ってもらって変えてもらって、教育までしてもらって良かった - 日々、部屋の秩序がマイナス値に落ち「定着」してしまっていて、ゼロ地点に戻すのにパワーが必要 - 最初の一歩で維持できるための心がけまで学ばないと、何度でも繰り返しそう - 設計が良くても、理由をきちんと聞いて、納得し、自分でもの納める。納得できなければ、代わりの理由を述べる、までをしないと意味がないように思った。 - 今後、精神崩壊して、元に戻ってしまったらどうしようという不安がまだある ## 一例やってみて(実践の気づきとまとめ) - 「指導する方」からすると「一切の忖度をやめ」て、厳し目に「原理原則」を教えた方が効果がある - ただしこれは「教える方と教わる方のスキル的信頼関係が始めからあった」からこそ上手く行ったこと - 以前「自身の母親」に同等のやりとり・片付けをしたが上手く行かなかった - 当事者で無い側が「一度、思う感じに設計してみ」て、当時者が「設計に不満・違和感の在るところ」を表明・議論したらいいのではないか - 基本的に「ゴミ屋敷を作ってしまった本人」は「それになれてしまっている」「微妙に意地がある」ため「客観的な設計をし難い」と思われる - 上記でもあるが「喧嘩になる」ので、キツイ物言いはほどほどに ## なぜ「この考えに行き着いた」のか 上で「俺が昔出来なくて、試行錯誤の結果にたどり着いた事」と書きました。 しかし「人間が生まれ変わるわけじゃない」ので、「何かから編み出した」のだと思います。 その理由は… - プログラムの「設計」を学んだから です。 プログラミング自体ではなく「設計」です。(イメージ的には詳細設計かな) - 置き場をつくっとけ - 拡張ポイントは明らかにしとけ - でも、容量は計算し出来る限り潤沢にとっとけ - でも、上限は在る前提に設計しとけ というのが、実は「プログラムの設計を学ぶことにより得られた事」だったりします。 つまり「プログラムの"設計手法"を片付けに応用した」というのが、今回の結果だったりするわけです。 ### これを「一般化する」としたら… 旦那や親族に「エンジニア」と思しき人材が居たら、その人と「一緒に設計」を行えば、その「設計脳」を借りれる、そして上手く行くのではないか?という仮説を持っています。 なぜならば、 - 教えるのが「上手く行く」と喜ぶ - 自分の設計が「賛美」されると喜ぶ - 論理的な問答には興味を示す - before & Afterのエヴィデンスはわりかし取りたい(俺 がエンジニアの特性としてあるからです(偏見 いつも家事や片付けに興味の無いエンジニアの旦那さんを持つ奥さんであれば、この資料と「片付けたいゴミ屋敷地帯」を見せれば、俄然やる気になったりするかもしれませんw --- なので、 「●●を買って、ハワイへ行こう!」 という「昭和の宣伝文句」がありますが、 「プログラムの”設計”を学んで、片付けをしよう!」 というのが、自分が言いたいことです♪ ♪ブヒ( ◜ω◝و(و ブヒ♪ --- ## 未整理 - 3つの段階がある 1. ゴミ判定(要るもの要らないもの分離) 0. 整理 0. 整頓 - 「収納アドバイザー」「空間デザイナー」は「片付け」の”後”の状態である - 多くの場合「んなもん、一度”片付けた”状態までも行ってねーんだから、 しゃらくせえ!」てなもんである
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