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RTA EXPERIENCE スタッフマニュアル

設営

  • 初期配置
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やること

  • 机の位置を変える
    • 本番用・練習用・スタッフ用に2つずつ使います。
    • 余った机は、右側の柱のあたりに配置し、フリースペースとします。
      • 最近フリースペースが盛況なので、長机も設置します
  • 配信機材の準備

机の配置

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観客イスは、9面モニターの裏に置いてあるので、いい感じに配置してください。

電源タップの配置

電源タップを机2つに1個くらいの感じで配置
床にコンセントがあるので、電源はそこからとる。
コードをきちんとフタの隙間から出す。
設営が終わりそうになったら、養生テープでコードの浮きを抑える。

モニターの配置

本番用、練習用は、ROG Swift 360Hz PG259QNRを使用(足が細いほう)
練習スペースに2台、本番スペースには1台(並走があったら2台)
フリースペースは、TUF Gaming VG259QRを設置(足が平たい方)

配信機材の準備

3色端子は、RetroTINKを使ってHDMIにする。

  • ゲーム映像・音声
    ゲーム機 → HDMI分配器 → ※キャプボ → 持ち込みノートPC → 床HDMI → マトリクススイッチャー → ATEMスイッチャー → 配信PC
    • ゲーム音は、音声分離機でX32に入れる
    • 持ち込みノートで、レイアウト + ゲーム画面を合成
      これを床のHDMI端子からスイッチャーに送り、ATEMスイッチャーでカメラ映像と合成し、配信PCへ入れる。
  • 走者の声
    ヘッドセット → X32 → マイクコンセント → ATEMスイッチャー → 配信PC
  • カメラ (走者席・インタビュー用それぞれ)
    カメラ → SDIケーブル → ATEMスイッチャー → 配信PC

運営がやること

会場の機材を使う場合は、物品リストに使う個数を書き込む。


受付

来場者への案内をし、名前を書いてもらう。
「初めてですか?」と聞いて、リピーターだったら説明を省いてOK

全員に案内すること

妖精さんが印刷してくれた神があるので、それを見てください。

  • 飲食物の持ち込みはダメです🙅
    ラベルをはがしたペットボトルの水かレッドブルはOK
  • レッドブル1缶もらえます
    バーカウンターにあるLINEのQRを読んで、店員さんに見せると、1缶サンプリングしてもらえます。
  • お菓子があります
    カウンターにお菓子があるので、その場で自由に食べてください。
    ごみは備え付けの袋に捨ててください。

関係者への対応

  • 名札を持っていない場合、名札を渡す。
    • 走者は赤、スタッフは青の名札
    • 解説の名札はないので、赤い名札を渡す

観覧者への対応

  • 500円を受け取る。
    • nagoyartaチャンネルにサブスクしている人は無料
    • 自己申告制で大丈夫です。「サブスクしてますか?」って聞かなくてよい
    • 余裕があったら「primeサブスク余ってたら、今サブスクすると無料ですよ!」みたいなことを言っていいかも

やりたかったけど見送ろうと思っていること

今回は無し


配信PC操作

OBS・NodeCGなどの操作とツイートをします

NodeCG

RTA in Japanで使われているシステムを流用しています。
レイアウト部分は僕が作ったので、へっぽこです。

操作する部分がこれです。
右側のTwitterは使わない。

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準備

左下にあるチェックリストを元に準備をする

  • ゲーム情報の切り替え
    中央の 「次 →」とかかれたボタンをクリックすると、情報が変わります。
    押しすぎたら「← 前」をクリック
    あからさまに間違っていたら、下の方にある「編集: 現在のゲーム」をクリックして、編集してください。

  • Twitchの配信情報を確認
    Twitchの配信タイトルは、自動で切り替わります。
    カテゴリー(ゲームタイトル)の部分は、切り替わらないので、手動で設定。

  • 走者の準備
    ゲームのセッティングをしたり、走者の心の準備を待つ

  • ゲーム画面のクロップ
    OBSのゲーム画面にある、余計な部分をクロップする。(主に4:3のゲームの黒枠)
    ソースを右クリック → フィルタ → クロップ/パッド から数字を調整して、クロップする。
    余計に1, 2ドット削るくらいの気持ちで

  • トランジション
    スイッチャーが画面を切り替えるのを待つ

出走

チェックリストが埋まると、タイマー開始ボタンが解放されます。

タイマースタートは、「開始」ボタンを押す。

完走

タイマーストップは、名前の横の「完走」ボタン

間違えて「完走」を押した場合、焦らずに「再開」(同じボタン)を押してください。
内部的にタイマーが動いているので、正しいタイムで動き始めます。

「停止」は走者がトラブった時に、「リセット」は走り直すときと次のゲームのセットアップ中に押します。

ツイート

NodeCG内の"STAFF.html"にツイートのテンプレがあります。
コピーをして、Ctrl+Shift+V(書式なしで張り付け)でTwitterの投稿フォームに貼り付けてください。(普通に貼り付けると表示が崩れる)

クリアタイムは、テンプレページを更新しないと反映されないので、
完走ツイートは、テキストをコピーする前にページを更新してください。

Discordの#現地写真に赤猫さんが写真を載っけてくれるので、その画像をコピーしてTwitterに貼り付けてください。

出走・完走のツイートはマストで、途中経過のツイートは、余裕があったら30分くらいに1回お願いします。
さらに余裕があったら、一言感想などを付け加えてツイートをしてください。

切り替え後

走者からNGが出なければ、記念撮影とインタビューを行います。
NodeCGは、記念撮影が終わるまで触らない。


ミキサーの操作

機材構成

X32(主にこの操作) → マイクコンセント → MGP32X → 会場・配信

ミキサーは、1つのフェーダー・端子に対して、1つの音声です(モノラル)。
ゲーム音など、ステレオで入出力したい場合は、2つのフェーダーや端子を使います。

デジタルミキサー

X32 COMPACTを使います。

どう操作するかは、当日に決まるので、マニュアルは後日書いている途中

おそらく昔のRiJと大体同じになるので、RTA in Japanのマニュアルを見てみると良いと思います。

ざっくり

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  • 左上
    細かい調整をするツマミ。
    OBSのフィルタにあるものと大体同じです
    とりあえずGAIN(ミキサーに入る音の大きさを調整)だけ使えればOK

  • 右上
    メーターとか音の波形とかが表示される。いろいろな設定とかもできる

  • 左下
    インプット側のフェーダー
    上げ下げすると、出力される音量が変わる。
    [SELECT]を押すと、選んだフェーダーに対して、いろいろ設定ができる。

モニターヘッドホンがある場合、[SOLO]を押すと、押したフェーダーの音だけを聞くことができる。
このときの音量は、フェーダーを0にした時の大きさになる。

[MUTE]はなるべく押さない。

メインアウト(配信・会場に流れる音)を調整する

X32のメインアウトの音が、裏のMGP32Xのマイクコンセント MIC1に入っています。
そこから会場や配信に音が流れます。
一番右のフェーダーです。

  • マイク音の調整
    ch1とch2に入っています。

調整したいマイクの[SELECT]を押し、左上のGAINを調整します。
喋ったときに、右のメーターが-18db(オレンジ色になるくらい)になるのを目安にマイクのGAINを上げ下げし、音量を調整する。

  • ゲーム音の調整
    ゲームごとに大きく変わることはないので、基本はフェーダーの調整だけでOK。
    ハチャメチャにでかいor小さいときは、GAINの調整をする。

ゲーム音はステレオなので、2つのchを使用します。
片方のフェーダーを動かすと、もう片方も同時に動くようになっています。
壊れてしまうので、操作するときは、片方のフェーダーだけを触るようにしてください。

BGMだけが流れているときに-30dbを超えるくらいが目安。
場面によっては、SE・ボイスが流れたり、BGMがでかくなったりするので、あくまで目安。

走者ヘッドホンから出ている音を調節する

SENDS ON FADERという機能を使用して、出力端子ごとに音量を調整します。
今回は、メインアウトと別に2つのヘッドセットから出力する音量を調整します。

  1. 中央の[SENDS ON FADER]を押し、聞きたいアウトプットの[SELECT]を押す。
    IMG_3367

上の操作をすると、インプットのフェーダーが自動で動きます
この状態で、インプット側のフェーダーをいじると、選択したアウトプットの音量だけが変わります。
基本的に走者はBus1、解説はBus2。

  1. 走者と喋りながら、ちょうどいい音量にする
    フェーダーを操作し、音の大きさを、聞く人がちょうどいい音量にする。
    自分の声を返すかどうか、音量はどうするかを本人に確認しつつ調整。
    2人いる場合は、うまく会話ができるように調整する。

終わったら、次に調整したいアウトプットの[SELECT]を押して、繰り返していく。
全員分終わったら、[SENDS ON FADER]を押して、メインアウトを操作できるようにする。

これ以降、GAINはなるべく変更しないでください。

アナログミキサー

YAMAHAのMGP32Xを使用します。

↓出力先

IMG_3224(1)

IMG_3195
↑アウトプット側

  • GROUP1,2
    • 会場のサブウーファーに出力する音声を調整する
  • GROUP3.4
    • OBS (スイッチャー)に出力する音声を調整する
  • STEREO
    • 会場のメインスピーカーに出力する音声を調整する

つまみを上下すると、音量が変わります。
AFLのボタンを押すと、Phone端子から音をプレビューすることができます。

右端の"MONITER"つまみで、9面モニター下のスピーカーからプレビュー音を流すことができます。
基本的には使わない。

こちらは、全体の音量を一括で変更します。
マイクとゲーム音のバランスを整えたい場合などは、次のインプット側を弄ります。

アナログミキサーで調整するもの

入力: X32から来た音、ワイヤレスマイク
出力: 配信、会場

IMG_3194
↑インプット側

入力された音をそれぞれ調整することができます。

右側にある1-2を押すとGROUP1,2から、3-4を押すとGROUP3,4から、STを押すとSTEREOから音が出ます。
会場には流したいけど、配信には載せたくない。などの音の振り分けができます。

インプットとアウトプット共通で、上にあるONのボタンが光っていないと有効になりません。


スイッチャーの操作

画面を合成したり、切り替えたりします。

blackmagic_swatempsw1me4k_atem_control_software_6.8_1me_media_players_hyperdeck
↑PC上の画面

  • Next Transition
    次にどの映像を切り替えるか選択する。
    RTA EXPERIENCE告知用(1)(1)

    このイベントの場合、ワイプは「KEY1」、全体の画面は「BKGD」

トランジションボタンを押すか、レバーを倒すと画面が切り替わる。
BKGDが光っているときに切り替えると、後ろの全画面が切り替わる。
KEY1が光っているときに切り替えると、ワイプの有無が切り替わる。
※KeyじゃなくてSuper Sourceにするかも

  • Preview
    次にプログラムに出力する映像を選択する。
    プレビュー側のボタンで、次に表示する映像を準備したら、画面を切り替える。

入力ソース一覧

  • 天井カメラ
    image

    会場に常設されているカメラ
    セットアップ中に表示する
  • 走者カメラ
    image

    走者を映しているカメラ
    プレイ中にKEYを利用して、右下に映す。
  • マトリクスからの映像
    ↓HDMI3
    image

配信PCの後ろにあるマトリクススイッチャーから来ている映像。
ゲーム画面+配信レイアウトの映像が送られてくる。

マトリクススイッチャーとは

入力された映像を、様々な場所へ振り分ける。
たくさんの入力を、それぞれ別々の場所に振り分けることができてすごい。

実際の操作

戻すときは逆手順で

最初だけ
  • セットアップ → 最初の挨拶
    image


    image

    KEY1は切り替えず、BKGDだけ切り替える。
    終わったらもとに戻す。
    ワイプがつかないように注意
イベントが始まったら
  • 天井カメラ ⇔ ゲーム画面

    image

    image

    ATEMスイッチャーで、KEY1とBKGDを切り替える

  • 記念撮影
    ①マトリクスのボタンを、HDMI3 → 9面モニター の順に押す
    ②撮影が終わったら、PVW → 9面モニター の順に押す

  • 天井カメラ ⇔ インタビュー

    image

    image

    ③ATEMスイッチャーで、ワイプを付けないように切り替える (BKGDだけ光らせて切り替える)
    ④インタビューが終わったら、ATEMスイッチャーで、天井カメラに切り替える

最後

  • 天井カメラ → 最後の挨拶
    image


    image

    ①KEY1は切り替えず、BKGDだけ切り替えて、走者カメラの画面にする
    ②HiSTから合図があったら、BKGDだけ切り替えて、スライドの画面にする
    ③再びHiSTから合図があったら、BKGDだけ切り替えて、走者カメラの画面にする
    ④終わったら、天井カメラに切り替える
    image

記念撮影

マトリクスのボタンを"HDMI 3"(上) → "9面 Multi"(下)の順に押し、会場の9面モニターにゲーム画面を映す。
HiSTが写真を撮る。
マトリクスのボタンを"LapTop"(上) → "9面 Multi"(下)の順に押し、会場の9面モニターに配信と同じ映像を映す。

インタビュー

余裕があったらやります。

インタビュー用カメラに切り替えて、ワイヤレスマイクで喋ってもらう。
ワイヤレスマイクの音量は、アナログミキサーで操作する。

マトリクスのボタンを"HDMI 5"(上) → "BMD"(下)の順に押し、スイッチャーにインタビュー用カメラの映像を入れる。
スイッチャーを操作し、インタビューカメラに映像を切り替える。(ワイプが残らないように注意)
喋り終わったら、スイッチャーを操作し、準備用の天井カメラに切り替える。
マトリクスのボタンを"HDMI 3"(上) → "BMD"(下)の順に押し、スイッチャーにゲーム画面の映像を入れる。


このほかの機材の仕様はよくわからないので、当日伝えます!!!

予習したい方は↓から
機材リストはここ
ミキサーのマニュアルはここ


撤収

机やイスを元の位置に戻します。

運営がやること

チェックリスト通りにモノを返す。
配信の視聴人数、来場者のデータなどを会場に渡す。


アーカイブ

![旧EXPのレイアウト]https://hackmd.io/_uploads/SkAO9PxOT.png

旧プラン

  • ゲーム映像・音声
    ゲーム機 → HDMI分配器 → キャプボ → 持ち込みノートPC → ATEMスイッチャー → 配信PC
  • 走者の声
    ワイヤレスマイク → 裏のミキサー(MG32) →.ATEMスイッチャー → 配信PC
  • カメラ
    カメラ → SDIケーブル → ATEMスイッチャー → 配信PC

持ち込みノートで、レイアウト + ゲーム画面を合成
これを床のHDMI端子からスイッチャーに送り、ATEMスイッチャーでカメラ映像と合成し、配信PCへ入れる。