# システマティック・サマライジング * システマティック・サマライジングは情報を単純マークダウン記法で再構成する活動である。 ## 1. 規則 * システマティック・サマライジングは以下の単純な記述規則を持つ。 * 「文」は一つの主要な完全文と、任意の数の付加的な不完全文からなる。 * 「文章」は階層性を持つ。 ### 1.1. 文の規則 * 文は以下の要素から成る。 1. 主要文:文の最も大きな主述関係を示す文 2. 付加文:主要文以外の句や節 * 文の要素は以下のいずれかの方法で記述する。 1. 単文表記:主要文と付加文をまとめて1つの文で書く。 2. 複文表記:主要文を書き、その下に字下げをして付加文を連ねる。 ### 1.2. 文章の規則 * 文章は以下の要素からなる。 1. 文、文章 2. 見出し * 文章は階層性を持つ。 1. 親子性 * 複数の子文章から構成されるさらに大きな文章はそれらの文章の親文章である。 2. 姉妹性 * 同一の親文章を持つ文章同士は姉妹文章である。 * 文章の階層性は見出しの頭に以下の章立ての記号を書いて示す。 1. ハッシュ * 最も大きなの親文章にハッシュ「#」を1つつける。 * 子文章に親文章よりも1つハッシュ「#」を多くつける。 2. 章番号 * 最も大きな親文章に「1.」をふる * 姉妹文章に文書の上から順に番号を振る。 * 最も大きな子文章に、親文章の章番号に続けて「…1.」をふる。