# 【S1&S2合同輪読会&PRレビュー会】進め方ガイド ## スケジュール | 日にち| 担当分 | 担当者 | | -------- | -------- | -------- | | 7/12(火) | 1章 | 伊藤 | | 7/19(火) | 2章 | 縣内、白数 | | 7/26(火) | PRレビュー会| 伊藤、矢野、城戸さん | | 8/2(火) | 3章 | 縣内、白数 | | 8/9(火) | PRレビュー会 | 伊藤、矢野、城戸さん | | 8/16(火) | 4章 | 縣内、白数 | | 8/23(火) | PRレビュー会 | 伊藤、矢野、城戸さん | | 8/30(火) | 5章 | 縣内、白数 | | 9/6(火) | PRレビュー会 | 伊藤、矢野、城戸さん | | 9/13(火) | 6章(p96-112) | 縣内、白数 | ## 進め方 - 場所: スペチャのsmtappの朝会部屋で実施 - 事前準備: - 輪読会で使用する本: 「良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 保守しやすい成長し続けるコードの書き方」 - 当日: 1. 担当者がまとめた内容を発表(45分ほど) 2. ディスカッションを行う(15分ほど) ※ トピック例: 自分のスキルアップに活かせるか、Android, iOSでどう活かせるか、自分のプロジェクトにどう活かせるか等 - ディスカッションルール: - 思ったことはすぐに発言しよう! - 堅苦しくない雰囲気づくりに徹しよう - Welcome 雑談! - Welcome アバター!! - 非参加者へのアウトプット - dev-sys-smtappに輪読会の内容を簡単に投稿する ### 雰囲気 - 適切なレベルの本を選定する - 感想を言い合う - ゲスト(有識者)を読んでいく。 - マインドセットを決める(型苦しくしない、成長できる場を作る、和気藹々と) - 非参加者に対してもアウトプットする - 自分のプロジェクトにどうアウトプットするかを考える時間を設ける --------------------- # MEMO ## MEMO (Amebaアプリのアクセシビリティに関する取り組み, Ameba Accessibility Guidelinesの輪読 より) 【目的】 - Web開発者目線で書かれたガイドラインをアプリにどう適応できるのかを話し合うこと - アプリに関連した事例をモックアップできる - アプリでの解決方法のリンクなどを同時に紹介することで、開発においての参考となる知識を増やす 【進め方】 - わからないところはゲストを読んで一緒に読み進めていく - 議事録をとり、slackに投げることで、現在は参加していない/興味のない人にも情報が届くようにしている - 開始3ヶ月目でアンケートを実施、現状を把握 ## MEMO (TECHCON 基盤チームとしての挑戦と社内コミュニティで得た学び より) 【目的】 - リモートで同期と関わる機会が少ない - メンバーの近況や社内の状況がいろいろ知れる - 議論することでより学びを得る - 他の事業部での事例や知見をたくさん得られる - モチベーションの維持 - ピア・プレッシャー - 一人ではハードルの高い、分厚かったり、英語の本も読める 【進め方】 - 20卒同期、3~8人で実施されている - ゆるく雑談をしながら行っている - 興味ありそうな人に声をかけて人を集めている - Scrapboxに毎週担当者がまとめる ![](https://i.imgur.com/piREKUP.jpg) - 当日Zoomに画面共有してまとめを読む - 気になったところがあれば、コメント+議論 ![](https://i.imgur.com/LDirO4T.jpg) - たまにハンズオンも実施している 【輪読会を継続するためのTips】 - 一人はそのトピックに詳しい状態 - 事前に読んできている - ゆるい雰囲気、雑談多めで気軽に参加しやすく - 担当者の負担が大きすぎない - 一ヶ月半に一回くらい担当が回ってくるぐらい ## MEMO (輪読会を1年間続けたので振り返る より) 【目的】 - 後輩育成が大きな目的 【進め方】 - 事前準備: 1. 本を決める 基礎力増強を基準に選書。先輩エンジニアが後輩エンジニアに読んでほしいおすすめ本のこともあれば、参加者から「この本を読みたい」という希望があればそれ採用することもある。 2. まとめ当番を決める 毎回読む範囲を決めてその範囲を参加者の一人がまとめてくる。 3. 本を読む まとめ当番ではないメンバーも含めて参加者全員が各自でその日の範囲を読んでから会に臨む。本にも寄るが大体見開きで2〜3ページを目安に、内容の難易度や内容のキリの良さに合わせて範囲を調整。 - 当日: 当番がまとめを発表して、以下内容について自由にディスカッションする。 - わかったこと - よくわからなかったこと - 関連して思い出したエピソード - みんなに聞いてみたいこと 【輪読会を継続するためのTips】 - 毎日業務開始前に15分 - 始業前なのでだらだらと雑談してて長引いてしまうことが起きにくく、メリハリがつきやすいというメリットあり - まとめは文章として共有し、ディスカッションで話した内容は適宜そのまとめに追記するという運用 - ツールはBacklogを利用。最初はSlackのpostでやってたけど、流れちゃうためBacklogへ移行。 ## MEMO (輪読会のすゝめ。全8回の開催で学んだ失敗パターンと成功のコツ より) 【目的】 - インプット&アウトプットの機械の創出 - 交流 【進め方】 - 要約の作成→共有→ディスカッション 【輪読会を継続するためのTips】 - 目的を考える - 「輪読会を通じて参加者全員にどのような気づきを得てほしいのか」 - 「輪読会で得た学びをどのようなアクションにつなげてほしいののか」 - 適切な難易度の本を選定する(難し過ぎず、簡単過ぎず) ## MEMO (社内で技術書の輪読会を開催している話 より) 【目的】 - 一人で読むには難解な本をモチベーションを落とさず読破するため 【進め方】 - 取り扱うのは毎回1章ずつ。 - その会の発表担当者がその章をスライドにまとめ、参加者に向けて解説する。その他の参加者は事前にその章を読んでおき、疑問点や話したいことがあれば議事録スペースに書き出しておく。 - 担当者による発表のあと、あらかじめ用意した疑問点や、発表を踏まえて浮かんだ質問などをもとに、理解を深めるための議論を行う。 【輪読会を継続するためのTips】 - 本を読んだだけではスキルにはならず、現状の問題解決領域に対してどうアプローチしていくか、といったところを日常的に訓練する必要がある。 ## MEMO (輪読会をはじめて1年が経過したので振り返ってみた より) 【目的】 - 難解な技術書を複数人の力でモチベーションを落とさず読んで理解したい 【進め方】 - 「社内で技術書の輪読会を開催している話」同様 【輪読会を継続するためのTips】 - 既に相当な知見を持ったメンバーが、質問に答えてくれたり考えを述べてくれたりしたことにより会話が活性化 - メンバーが悩んでいるトピックについて有識者が詳しく解説 - 自分で読むだけだとわからなかったけど発表担当者のスライドや議論を通じて理解できた!と言い合う文化 - 最初の時点で全ての章の担当者をあらかじめ決めておくこと→発表担当者への負担を軽減するため - 輪読会を隔週での開催とし、空いた週には全員であつまって黙読する日というのを設ける→事前に読んでくる時間がないという課題を解消するため - 事前に読んできた知識と発表を聴いたうえでの感想を言うコーナーを設ける→全員が議論に参加できるようにするため ## MEMO (【株式会社プラハ】リモート輪読会のすゝめ より) 【進め方】 - 読みたい書籍を一冊決める - 毎週その本を1章ずつ読む - 読んだ章の感想や考察をSlackのリモート輪読会用チャンネルに投稿する ![](https://i.imgur.com/NU5iSev.png) - 決まった時間に集まらない - 時間に縛られない - 好きな時間に読み進められる - 毎週読む章が決まっているので、継続的に本を読み続けられる - 難しい技術書でも読み続けられる - 積読ならない - 1章をじっくり読んでSlack上で意見交換ができるので、理解が深まる - なんとなく読んだ にならない - 他者の意見から、他者の読み手の観点を知ることができる ## MEMO (途切れにくい輪読会スタイルの提案 より) 【目的】何かしらの情報・意見に対して、読んだ側の意見を交換すること 【進め方】 - 毎週決まった時間に実施 - コロナ禍なので、Google Meet で集合 - 資料をdocbase(以外でもOK)にまとめて、発表者が当日に説明 - 開催あたり、1人1時間以内で話せるくらい。本でいうと1章分が大体該当 - 担当者の決め方 * 希望する章があれば、そこを担当できる。特になければ、順番に割当 【輪読会を継続するためのTips】 - ウチのプロジェクトで使うなら、こうするかな。 - この手法、テーブルデータには使えるけれど、画像処理、自然言語処理には使えない手法にみえるなど ## MEMO (輪読のススメ より) 【目的】皆で同じ本を読んで「あーだこーだ」ディスカッションする事を言います。 【進め方】 * 事前の準備はせずに全員その場で時間を決めて書籍を読み、感じた事、疑問に思ったことなどをディスカッションする * 読み進める範囲を決めて、各自読み進めておき、当日ディスカッション等をする * 当番制にし、当番の人は自分の担当箇所を読み込んで、資料を作成し、他のメンバーにアウトプットする 【輪読会を継続するためのTips】 * ちりつもパワー * 週一回30分だけでしたが、毎週しっかり続ければ1冊の本が読め、一人では挫折しそうな文字が多い技術書とかも輪読で読めば怖くない! * 読んだ後にディスカッションなどをするので、記憶が残りやすく、疑問もその場で相談したり議題に出して話し合う事ができる。 * 書籍選定が楽しい * 書籍選定で読みたい本をアンケートで募集した時に色んな本が出てきて、どんな本が人気なのか?、どんな本にみんなが興味を持っているのか?がわかり、面白いです。 ## 参考記事 - [輪読会で学びの効果を最大化するための5つのコツ](https://zenn.dev/yonekubo/articles/e60f613c735e74) - [TECHCON 基盤チームとしての挑戦と社内コミュニティで得た学び](https://techcon2021.dena.dev/winter/session-win06) - [Amebaアプリのアクセシビリティに関する取り組み](https://developers.cyberagent.co.jp/blog/archives/30876/) (縣内) - [輪読会を1年間続けたので振り返る](https://qiita.com/otsuky/items/bc84614fea6851d9be62) - [輪読会をはじめて1年が経過したので振り返ってみた](https://zenn.dev/stafes/articles/45815ea00438c3) (光次郎) - [輪読会のすゝめ。全8回の開催で学んだ失敗パターンと成功のコツ](https://note.com/relations_pr/n/n5842101838d9) - [社内で技術書の輪読会を開催している話](https://zenn.dev/stafes/articles/round-reading-session) (白数) - [リモート輪読会のすゝめ](https://qiita.com/harhogefoo/items/3c06e0b331598eccca6b) - [令和最新版の輪読会、音読会のススメ](https://qiita.com/asmasa/items/45acc254c1837830b745) (矢野) - [途切れにくい輪読会スタイルの提案](https://qiita.com/arrowKato/items/9e0baf2c96973cc7b154) - [輪読のススメ](https://qiita.com/aya02/items/99df494ffd59812c274d)