# KiCAD & FlatCAM & KitMillで基板製作 **※検証中** ## KiCAD編 > 基板設計は外形の作成を含めて終わっているものとします - ### ガーバーデータを出力する - **必ず実体配線図でドリル原点を指定すること** おすすめは基板外形の左下付近 - pcb画面から、ファイル > 製造用出力 > ガーバー を選択 - ポップアップウィンドウ下の「プロット」をクリック - 出力メッセージ欄に「完了」が出ることを確認 - さらに「ドリル ファイルを生成…」をクリック - 設定を以下の画像通りにする - 「ドリル ファイルを生成」をクリック - メッセージ欄に「完了」が出ることを確認 - メッセージ欄にファイルのパスが表示されるので、コピーしておくといいかも --- ## FlatCAM編(こっちメイン) - ### ダウンロードする(win11にて確認済み) - https://bitbucket.org/jpcgt/flatcam/downloads/ - ↑から最新のインストーラ(x86)をダウンロード、実行 - 正式リリースは挙動がおかしい、積極的にBetaを落とそう - ### データを読み込む - FlatCAMを立ち上げる - ↓やかましいわ - 立ち上げたらFile > Open > Open Gerber... をクリック、KiCADで作ったガーバーデータを読み込む - パターン(F_Cu)と外形(Edge_Cuts)をそれぞれ分けて読み込もう - さらに、File > Open > Open Excellon... をクリック、KiCADで作ったドリルデータを読み込む - ### 基板を反転させる - Tool > 2-Sided PCB をクリック - 以下のように設定を変更したのち、Mirrorをクリック  - Edge_CutsとF_Cuのどちらも反転させるため、黄色でハイライトした上部分を変更して1回ずつMirror - さらにハイライトすぐ上の「Type:」をExcellonに変更、Mirrorする - ### NCデータをつくる: 外形編 - ここでは外形を切り取らずにわずかに残して作る方法を載せています 外形を大事にするならパターン編を参考にするとできると思います > Tips: 外形とパターンとドリルのNCデータを別々に出すことになります > 現状、手作業で結合するしかないらしい - 左上「Project」タブから、Edge_Cutsファイルをダブルクリック - 画面左にこんな画像が出るはずです  - TOOLSからCutout Toolをクリック - クリック後、設定を画像の通りに変更してGenerate Geometryをクリック - ×みたいなボタンと□のボタンがありますが、×のほうを選ぼう  - 再びProjectタブに戻ると、Geometryの下に```Edge_Cuts.gbr_cutout```みたいなファイルが出来上がっているので、これをダブルクリック - 数値を以下のように勘で決める  - Generate CNCjob objectのボタンをクリック  - GCode Editorにて、ハイライト部分を消去  - 消去後↓  - 画面左下「Exit Editor」 > 「Yes」 - 遷移した画面左のSave CNC Codeをクリックし、任意の場所に保存 - ### NCデータをつくる: パターン編 - ProjectタブからF_Cuファイルをダブルクリック - TOOLSのIsolation Routingをクリック - Tools Tableの表にあるTTのプルダウン(デフォルトではV?)をC1にする - 画面左中央下のGenerate Geometryをクリック - 以下のように設定を変更  - さきほどとCut ZやFeedrateが違うのでご注意 - 設定できたら少し下にスクロールしてGenerate CNCjob objectをクリック、外形編と同様にNCデータを一部削除  ハイライト部を削除してね - Exit Editor > Yes - Save CNC Codeで任意の場所に保存 - ### NCデータをつくる: ドリル編 - **エンドミル径と同じ程度の穴、またはポンチなどに適用します** - Projectタブからdrlファイルをダブルクリック - Drilling Toolから、約1mm以内の穴のみ選択 - ```Common Parameters``` -> ```Preprocessor``` が ```default```になっていることを確認  - Generate CNC Job Objectを押し、GCode Editorから例のハイライト部を消去 - ### NCデータをつくる: Mill編 - **slotやエンドミル径を大幅に超える穴などに適用します** - 再びDrillファイルを開き、デカめの穴を選びUTILITIESを選択、エンドミル径を選択しMill Drillsをクリック  - 設定を以下のように変更  - Generate CNC Job objectをクリック、Editorから例の行を消去、保存 ## おわりに - 送り速度は適宜編集してください - ## おもったこと - 工具を設定して使おうかと思ったら結構めんどくさそうだったからやめた - FlatCAMを全部和訳してくれ - よくみりゃ正式リリースは7年前じゃねぇか  - Tool change ZをオフにしてもGコードにTool changeが現れるので、手動で消去しています - Edit > Preferences > TOOLSからデフォルトの設定値が書き換えられます - Geometryの編集が若干早くなる - たまに設定値がデフォルトに戻るので注意 ## 変更ログ > 2023/11/27 >- 工具データのインポートを削除(使い勝手悪かった) >- Tool change Zを変更(デカすぎてCNC壊れるかと思った) > 2023/11/30 > - DrillingとMillingの使い分けを追加(φ1程度の穴にMillingは鬼ダル) > 2024/03/26 > - 一部文章を手直し > 2024/05/13 > - Mirrorに関する間違いを修正 > 2024/05/14 > - ドリル原点について追記 > - 変更ログ(この項目です)をドキュメント末尾まで移動 > - [おわりに](https://hackmd.io/e9Um90l8QViDHaOreb9L_w#%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AB) を追加 > ドリルのPreprocessorについて追加 > ドリル処理とMill処理を分割
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